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2021年度全日本学生スポーツ射撃選手権大会
11月11日(木)~13日(日) 埼玉県長瀞射撃場
男子団体総合
4位 3489.5点
◆10mエアライフル60発競技男子(団体)
4位 1838.5点
◆50mライフル三姿勢60発競技男子(団体)
5位 1677点
◆10mエアライフル60発競技女子(団体)
9位 1829点
◆50mライフル三姿勢60発競技女子(団体)
6位 1674点
関東支部個人成績
◆10mエアライフル立射60発競技男子
10位 加藤 614.0点
13位 髙橋 612.4点
15位 岡田 612.1点
32位 大石 603.5点
36位 後藤 600.6点
44位 長谷川 597.9点
56位 陣野 590.5点
◆10mエアライフル立射60発競技女子
20位 中山 613.6点
21位 喜納 613.0点
38位 和田 602.4点
52位 松尾 593.7点
◆50mライフル三姿勢60発競技男子
9位 岡田 566点
22位 後藤 546点
24位 陣野 542点
26位 髙橋 539点
◆50mライフル三姿勢60発競技女子
13位 中山 562点
18位 加藤 556点
19位 松尾 556点
◆50mライフル伏射60発競技
9位 岡田 607.3点
28位 中山 597.7点
33位 髙橋 595.1点
38位 松尾 590.9点
55位 加藤 574.0点
◆10mエアピストル60発競技男子
1位 平野 548点
7位 向川 539点
8位 永井 526点
9位 小西 524点
11位 島田 504点
最終日、AR60Mに臨む陣野
松尾は冷え込む中、カイロを用いながらR60PRの競技を行った
団体、個人ともに出場した高橋、写真はFR60PR競技
全日本学生スポーツ射撃選手権大会(以下、インカレ)が木々が色づく長瀞射撃場にて開催された。今大会には17選手が出場。関東支部AP60Mでは平野(法2=栄北)が優勝するなど、4年生の集大成となる大会で選手たちにとって実りある3日間となった。
初日にまず行われたのはAR60M競技。エアピストルを日本で所持できる人数は500人と決まっており、東洋大射撃部からはそのうちの6人が登場する。気温が低い中での競技開始となったが、「極端に点数を下げすぎなかったところは良かった」と振り返る平野が関東支部の優勝を果たした。
男子団体はAR60に加藤(社3=栄北)、髙橋(法3=岐阜済美)、岡田(社4=栄北)、FR3×20に髙橋、後藤(法4=文徳)、岡田が出場した。AR60では全員が610点台に載せ安定した結果を残したが、同志社大に一歩及ばず、1ポイント差で4位となった。また、女子団体はAR60、FR3×20ともに出場した中山(法4=下館第二)が4年生として点数面でも引っ張る活躍。緊張の中初出場となった和田(法2=藤枝明誠)らも課題を見つけ、来年へ向けてのステップを踏んだ。
スコープから10m先の0.5㎜、50m先の1.4㎜の標的の中心に自らの目で狙いを定める繊細な競技。手が震えるように寒く時折カイロで暖をとりながらも、集中力を切らさず最後まで戦い抜いた。岡田主将は「一日一日を大切に、時間を無駄にしないこと」と来年度へ向かう後輩へエールを贈る。新チームを引っ張る覚悟を持った3年生が率いる東洋大射撃部はさらに強くなり春へ向かう。
TEXT、PHOTO=小林夏実