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2021.12.20
アイススケート

[アイスホッケー]インカレ直前特集③チームでも個人でも「インカレ優勝」目指す〜川岸潤選手〜

12月25日から北海道帯広市で第94回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が行われます。そこで、インカレ直前特集と題してスポトウが選出したチームの注目選手にインタビューを行いました。今回はFW川岸潤選手です!



先日行われた関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)でゴール、アシストを決めチームに貢献した川岸潤選手。今回はそんな川岸選手に、自分の強みや、チームの強みなどを伺いました。(取材日・12月10日、聞き手=中嶋千聡)


――秋のリーグ戦を振り返っていかがですか

みんなが大きく成長できたリーグ戦だと思っています。チームが一つになったと感じたからこそ、全勝もできて優勝もできたと思います。


――中大戦、大東大戦、早大戦でゴールを決めましたが、それぞれの試合でのゴールシーンを振り返ってみていかがですか

綺麗なゴールではなかったですが、自分がやるべき役割を果たせていたので、ゴールにつながったと思います。また僕一人が役割を果たしていただけでなく、個人個人がやるべきことをやっていたので、ゴールに結びつき、結果に結びついたと思います。


――自分のプレーでよかったところ・反省点はありますか

自分のプレーでよかったところは、ルーズパックがあるところに自分が速く行けたこととゴール前でスクリーンプレーを特に意識してやったことです。反省点は、パスミスが多かったところです。シュートを決めるチャンスが結構多かったのですが、決められない部分があったので、1点の重みを大切にこれからインカレや日本選手権に向けて、その1点を決められるようにしていきたいです。


――リーグ戦優勝できた強さの秘訣は何ですか

東洋のホッケーである相手が嫌がるプレーをしたり、みんなで攻めて守るホッケーができたことだと思います。


――ご自身の強みは何でしょうか

自分の強みは、パックをキープできたり、パスをさばいたりすることができたり、周りを使うプレーが得意なところが強みだと思います。


――インカレに向けての今の気持ちはいかがですか

今日本代表のアンダー20の選手たちが抜けているので、気持ちの部分で不安はあります。しかし、やるべきことは変わらないので、一番良かった明大戦のようにみんなで戦って、攻めて守るホッケーをインカレでできれば優勝できると思います。





――試合前にやるルーティーンはありますか

まず自分が好きな音楽を聴くことと入念にストレッチをすることです。好きな音楽は、様々な洋楽を聞いています。


――リラックス方法は何ですか

音楽を聴くこととNetflixを見ることです。あと、ゲームを8番の石田陸(社3=武修館)選手としています。Netflixでは、『プリズンブレイク』と『13の理由』を見ています。


――全日本とインカレを控えていますが、どのような練習に取り組んでいますか

今はシステム的な練習をしています。PP・PKという5対4の練習もしています。


――チームの雰囲気はいかがですか

1年生が春と比べて打ち解けている人が多く、寮にいてもホッケーをやっていてもみんなが仲良しです。しかし、練習ではポジション争いのライバルなので、みんな激しく戦い、とても良いチームだなと思います。


――インカレでの注目選手はいますか 

やはり39番の中島(社2=駒大苫小牧)選手です。中島選手は、トップ代表の日本代表候補に入っているからです。周りを使うプレーもできたりするのですが、自分でいくプレーもできます。得点に絡めることができる選手であり、細かいことも全てやっていて、いろいろなところに注目できます。


――インカレでの目標を教えてください

個人では、得点を取り、活躍し、優勝できるように自分も点数を決められればと思います。チーム全体としては、良いホッケーをして優勝することが目標です。


◇プロフィール◇

川岸潤(かわぎし・じゅん)

身長・体重/171㌢・68㌔

生年月日/2001・8・15

好きな食べ物/焼肉(タンが好き)