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2022.03.01
硬式野球

[硬式野球] 矢吹、橋本吏が魅せた! 城西大に快音響かせOP戦2連勝

春季オープン戦

3月1日(火)東洋大グラウンド

○東洋大5-1城西大


城西大
東洋大×


〇河北、石上祐、八木橋、柿本ー後藤聖、斎藤 


俊足で5点目をもぎ取った橋本吏


攻守ともに活躍を見せた矢吹


先発の河北は安定した投球を見せた


(写真提供:東都ベースボールWeb)


春季オープン戦第2試合目となったこの日の相手は城西大。五回まで無安打に封じ込める好投と打線のつながりで、5対1で勝利を挙げた。


 先発の河北は3イニングを危なげない投球でテンポよく進める。その後は石上祐(法3=東洋大牛久)が1点を失うも、八木橋(法4=小山南)、柿本(営2=東洋大姫路)が無失点に抑えた。


 野手陣からは快音が鳴り響く。初回から先頭打者の松本渉(営4=龍谷大平安)が俊足を生かし内野安打で出塁すると、水谷(営3=龍谷大平安)、石上泰(営3=徳島商業)の内野ゴロ間に足を進め、先制点を挙げる。そこから打線に弾みがつき、二回に1点を追加。三回には再び松本渉の左前打で満塁のチャンスに。そこで打席に入った矢吹(総4=聖光学院)が打球を中堅前に落とし、さらに2点を奪った。


 矢吹は守備でも活躍を見せた。七回、2死二塁の状態で強烈な左前打を前進して捕球すると、強肩を発動させ、本塁へ突入した二塁走者をタッチアウトに。

 

 八回には代打で登場した橋本吏(総3=花咲徳栄)の打球に城西大の左翼手と中堅手が交錯し、処理にもたつく間に橋本吏はダイヤモンドを駆けぬけ、瞬く間にホームイン。ラッキーボーイっぷりを見せつけ、勝利に貢献した。


 オープン戦2連勝で勢いをつける東洋大ナイン。ここから1部昇格に向けて本格的な準備が始まる。



※学年は新年度のものです。



TEXT =宮谷美涼