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2022.02.24
コラム

第767回 次の世代へ 執筆者・青木智哉

みなさまこんにちは。2年の青木智哉です。秋を越え、冬を越え、昨年9月以来。あけましておめでとうございます。とはいいつつ、2月も終わり。凍てつく寒さにも、どこかやわらかさを感じるようになりました。春はすぐそこに。何だか楽しみな毎日です。


そんな春は、"別れ"と"出会い"の季節。やわらかな空気に包まれては、毎年、切なさと不安と期待、さまざまな感情が入り交じります。大げさながら、その"別れ"はスポトウにも。3年生の先輩方が引退を迎えました。


前回までの"引退コラム"でもお話されていましたが、2年生でコロナ禍になると、ほとんど活動できぬまま、3年生に。最後まで大きな制約がかかり、本当に苦労されたと思います。コロナ前を知っているからこそ、もどかしいところもあったでしょう。


残念ながら、本格的に活動をご一緒できたのは、半年もありません。ただ、それ以上に、お世話になりました。見えないところでも、大きな支えをいただいていたはずです。本当にお疲れ様でした。この場をお借りして、改めて感謝したいと思います。



そんなこんなで、新体制へ。このコラムも再スタートとなります。改めまして、新3年の青木智哉です。2022年度、副編集長として活動させていただくことになりました。また、アイスホッケーやラグビー、準硬式野球などのチーフも担当させていただきます。至らない点も多々あると思いますが、関係者のみなさま、よろしくお願い致します。


まだまだ制約は続いています。しかし、光が見えてきたことも事実です。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昨年末から年明けにかけ、新聞を12月号、1月号と発行させていただきました。実に2年ぶり。私たちにとっては初めての制作でした。


ほぼ全員が一からのスタート。本当に大変でした。正直、あまり思い出せません。けれども、充実していました。それが幸せでした。もちろん我慢があってこその感情。この気持ちを大切にしていきたいです。報知新聞社のみなさま、OBやOGの方々にも、お力をいただきました。誠にありがとうございました。


ここからです。とうとう"コロナ前"を知らない世代になります。だからこそ、立て直しも重要になるのでしょう。正直、不安でしかありません。しかし、ここは全員で前に進みたい。試練を乗り越えられると信じています。


拙い文章ではありましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。次回のコラムでお会いしましょう。


今後とも、東洋大学スポーツ新聞編集部をよろしくお願い致します。



青木智哉




春を越え、夏を、秋を越え、季節は一巡。どんな引退コラムを書いているのでしょう。次の世代につなげたい。このタイトルこそ、一つの目標です。