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2022.03.13
硬式野球

[硬式野球] 松澤復活! 6回無失点で慶大に本塁踏ませず

春季オープン戦

3月12日(土)東洋大グラウンド

〇東洋大2-0慶大



慶大
東洋大×


〇松澤、石上祐、河北ー後藤聖


6回無失点に抑えた松澤


先制のホームベースを踏んだ松本渉


適時三塁打を放った水谷


(写真提供:東洋大学硬式野球部)


先発の松澤(営4=帝京)が慶應打線を6回無失点に抑え、野手陣は松澤の好投に応えるかのように後半から打線を繋げ2対0で勝利した。


 松澤が抜群の安定感を示した。強打の慶應打線を6回まで2安打無四球で抑え、得点のチャンスを与えなかった。2度走者を背負ったものの、テンポの良いピッチングで4回を三者凡退に抑えた。「目標は無失点で勝つことだった」と語った通り、前回2失点の悔しさを晴らした。


 一方、五回まで単打のみだった打線が後半からつながり始める。六回、先頭の松本渉(営4=龍谷大平安)が中堅方向の二塁打を放ち、3番石上泰(営3=徳島商業)の右前打で先制に成功した。八回には2死から代打・矢吹(総4=聖光学院)が左中間への二塁打を打つと、続く2番水谷(営3=龍谷大平安)の適時三塁打で得点を追加。水谷は「絶対打ったろって気持ちだった」とチャンスの場面での勝負強さを証明した。


 序盤は互いに0が並ぶ投手戦となったが、後半は投手陣の粘りに応えるかのように打線をつなげた。得点のチャンスを作ったのは、やはり昨年のリーグ戦から活躍している上級生たち。春季リーグ戦でも彼らのバッティングがチームを勝利に導いてくれるだろう。


■コメント

・小口主将(法4=智弁学園)

(試合を振り返って)やっぱりいいピッチャーが投げてくるとなかなか点が取れないので、どれだけチームで徹底して攻めていけるかだと思います。(打線がつながらないなか、2点取りました)両方2アウトからだったのでそこの粘りが良かったです。でも2アウトとられる前に進めれて点を取る確率を高くできる場面はあったのでまだまだやれることは沢山あると思います。(松澤選手の好投について)最近良いピッチングをしてくれているので安心して守れました。(3戦連続完封勝利を収めていますが)ピッチャーが頑張ってくれてる証拠ですし、エラーも少なくいけてるのでやってきたことが徐々に出てきているかなと思います。(次戦に向けて) 自分たちより強いチームばかりなので油断せず、満足することなく戦っていきます。


・松澤(営4=帝京)

(今日の目標は)無失点で抑えて勝つことでした。(前回の試合と比較して)特に変えたところはありません。前回は2点取られましたが、自分のやっているところができていたので、継続したなかで失投を少なくすることを意識しました。コーナーを広く使う投球というのも意識しました。(打たせて取る投球でしたが)打たせて取ることは、自分の持ち味だと思うのでしっかりその持ち味を出せました。(次戦に向けて)また勝てるように準備していきたいと思います。


・水谷(営3=龍谷大平安)

(チャンスで立った時の心情は)絶対打ったろって気持ち。(次戦に向けて)勝ち続けることだけ考えてます。そのためにできることをしっかりやろうと思ってます。


※学年は新年度のものです。


TEXT=ぺリッジ 琴マーガレット