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2022.04.16
アイススケート

[アイスホッケー] 光った新入生の活躍 2022年も大勝発進

2022秩父宮杯 第69回関東大学アイスホッケー選手権大会

4月9日(土) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

○東洋大10-0立教大


[ゴール(アシスト)]

01:40 阿部(キム)

02:50 藤原(山崎、根本)

14:03 阿部(根本、佐々中)

16:38 森田(キム)

18:02 大友(阿部)

22:46 森田

29:24 大和(川岸、今)

35:31 武部(阿部)

43:40 宮田(橋本、駒田)

49:21 森田(前田、大久保)


POS背番号名前
GK
50米津(社1=駒大苫小牧)
GK31中野(社2=苫小牧東)
DF22今(社3=武相)
DF14大和(社1=武修館)
FW10阿部(社4=駒大苫小牧)
FW29川岸(社3=八戸工大一)
FW41大友(社2=白樺学園)
DF26根本(社2=清水)
DF6佐々中(社2=駒大苫小牧)
FW19前田(社4=白樺学園)
FW17大久保(社2=駒大苫小牧)
FW43森田(社1=駒大苫小牧)
DF23武部(社4=苫小牧工業)
DF24キム(社1=北海道栄)
FW38柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス)
FW45橋本(社3=駒大苫小牧)
FW21宮田(社4=白樺学園)
DF3駒田(社2=日光明峰)
FW16小川(社1=武修館)
FW11山崎(社2=武修館)
FW13藤原(社4=武修館)
FW27山口(社1=駒大苫小牧)




(写真提供:東洋大学アイスホッケー部)


昨年末のインカレ優勝から3か月余り。2年連続の3冠を目指す王者・東洋大の新たな挑戦が始まった。まずは、関東大学アイスホッケー選手権大会(以下、秩父宮杯)。予選の位置づけとなるトーナメントの成績に応じて、決勝リーグまたは各順位決定戦に進出、最終的な順位を争う。その予選1戦目の相手は立教大。大学公式戦初出場となる1年生の活躍も光り、10対0と大勝。順調な滑り出しを見せた。


 立ち上がりから東洋大がペースを握る。第1ピリオド1分40秒、新入生DFキム(社1=北海道栄)のアシストを受け、ゴール真正面からFW阿部(社4=駒大苫小牧)が冷静にシュート。今大会初ゴールが決まった。その1分後にFW藤原(社4=武修館)が追加点を挙げるも、中盤は得点を奪えない。しかし、ピリオド後半、FW阿部の2点目を皮切りに4分間で3得点。5対0とリードを広げ、第2ピリオドへ向かった。


 第2ピリオドも開始3分を前に追加点が生まれる。前のピリオドで大学公式戦初ゴールを決めたFW森田(社1=駒大苫小牧)が、リンク中央でパックを奪うと、切り返し、そのままゴールへ運ぶ。最後は落ち着いて流し込み、2点目。ピリオドの入りに成功する。29分には、同じくルーキーDF大和(おおわ、社1=武修館)が初ゴール。この試合、キャプテンマークをつけたDF武部(社4=苫小牧工業)も得点を追加し、8対0とした。


 第3ピリオドに入り、得点のペースこそ落ちついたものの、攻撃の手は緩めない。43分40秒、オルタネイトキャプテンに就任したFW宮田(社4=白樺学園)がゴール。49分には、ここまで大活躍のFW森田がこぼれたパックを確実に押し込み、この日3得点目、チームとしての10点目を決めた。守っては、ここも1年生。GK米津(社1=駒大苫小牧)が無失点に抑え、10対0。力の差を見せつけ、駒を次に進めた。


 新チームで挑む初の公式戦。数名の選手が男子日本代表の合宿に参加し不在となる中、2アシストのDFキム、3ゴールのFW森田、無失点のGK米津など、ルーキーの活躍が見事だった。終わってみれば、立教大9本のシュートに対し、東洋大は126本。全体としても攻撃力、守備力は圧倒的に見えた。次戦の相手は、昨年のインカレ3位、法政大。予選での激突となる大一番だが、決勝リーグへ進むためには負けられない。優勝、そして3冠に向け、まだ始まったばかり。今年も非常に楽しみなチームである。



■コメント

・武部(社4=苫小牧工業)

(試合を振り返って)新チームとして初の公式戦でしたが、みんなでコミュニケーション取っていい内容で終われたと思います。(キャプテンマークをつけての出場でしたが)変に意識せずプレーしました。(次戦に向けて)次の法政戦で勝てば決勝トーナメント出場なので頑張ります。


・阿部(社4=駒大苫小牧)

(試合を振り返って)全体を通して最初から最後まで東洋のホッケーできて、良いスタート切れたと思います。(チーム初得点となるゴールは)個人的にシュート多く打つこと意識してたので、それがゴールにつながって良かったです。(次戦に向けて)変えずに終始東洋のホッケーできればと思います



※ 掲載が遅れまして、大変申し訳ございません。

※ 新型コロナウイルス感染症への対策により、現地での取材は行っておりません。配信をもとに作成しております。


TEXT=青木智哉