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2022.05.03
ラグビー

[ラグビー] 関東大学春季大会初戦、接戦制し立正大に勝利! 

第11回関東大学春季大会Cグループ

4月24日(日) 立正大学グラウンド

〇 東洋大 29{12-7、17-15}22 立正大


番号Pos.名前出身校学年
PR山口泰雅目黒学院
HO谷名樹延岡星雲
3
PR石川槙人
日本航空石川
2
4
LO齋藤良明慈縁
目黒学院
4
5マタリキ・チャニングス
Hastings Boys
2
6FL森山海宇オスティン
目黒学院
1
7田中翔
Colorado State Univ
4
8NO8タニエラ・ヴェア
目黒学院
3
9SH神田悠作
東筑
4
10SO土橋郁矢
黒沢尻工業
4
11
WTB杉本海斗
東京
3
12CTB岡本有生
東海大相模
2
13繁松秀太
札幌山の手
4
14WTBマークス・モリース
Hoerskool Randburg
2
15FB田邊淳之介Shirley Boys
16Re.小川雄大脇町
17石山愁太日本航空石川
18伊波晃士
名護
3
19栗原大地
伊勢崎興陽
1
20吉田壮太
延岡星雲
4
21大内貫太郎
保善
3
22清水良太郎
東京3
23土田修也
岐阜聖徳
2
24ボンド洋平
東海大相模2
25佐藤航大
北越2
26田中康平
土佐塾
4


※ 掲載が遅れまして、申し訳ございません。


積極的に攻める選手たち

本試合ではラインアウトからのトライが目立った

タックルを仕掛け、相手の攻撃を阻む

ライン際で攻防を繰り広げる

(写真提供:東洋大学体育会ラグビー部)


昨秋の関東大学リーグ戦の入替戦に勝利し、悲願の1部昇格を果たした東洋大ラグビー部。本試合は1部昇格決定後初の公式戦となる。記念すべき初戦の相手は、昨年度のリーグ戦で唯一敗北を喫(きっ)した立正大。29-22で勝利を収め、リーグ戦の雪辱を果たした。


 序盤から積極的に得点を狙いにいくが、なかなか敵陣に攻め込むことができない。試合が動いたのは、前半23分。相手からの攻撃を防ぐことができず、先制トライを許す。ここで何としてもトライを決めたい東洋大が仕掛ける。マークス(総2=Hoerskool Randburg)が華麗なステップで、ゴールポスト付近にトライ。田邊(総2=Shirley Boys)がゴールを決め、7-7と同点に持ち込む。ここで弾みをつけたい東洋大は、34分にタニエラ(総3=目黒学院)が動く。ラインアウトからモールに持ち込み、そのままトライ。12-7で前半戦を終え、ハーフタイムに。


 前半の連続トライの勢いで得点を重ねたかったが、後半戦の先制トライを許し、12-12と同点となる。しかし、相手のトライのわずか3分後の後半7分に土橋(総4­=黒沢尻工業)が動く。相手からの攻撃をかわし、フィールドを駆け抜け田邊にパスすると、そのままトライ。17-12と再び逆転する。このままさらに点差をつけて突き放したいところだが、相手との攻防が続く。再び試合が動いたのは、後半24分。石山(ラ4=日本航空石川)がトライを決め、15番の田邊のゴールも成功。12-24とダブルスコアにした。試合の残り時間もわずかとなる後半36分に、吉田(総4=延岡星雲)がモールからトライを決め、29-12とする。最後、立正大に連続トライを決められるが、そのまま逃げ切り29-22で関東大学春季大会の初戦を勝利で飾った。


 今年度の初戦でもある本試合で、勝利を収めた東洋大ラグビー部。約2か月に渡る春季大会のこれからの活躍に期待だ。

 

■コメント

・福永監督

(今季初戦である本試合を振り返っていかがですか)今シーズンも春季リーグに参加でき、春から緊張感のある試合をできることに部員、関係者一同感謝しております。準備段階から皆の空気感、雰囲気からも試合をできる喜びが伝わってきました。昨年メンバーはもちろんですが、新しいメンバーもチームに勢いを与えてくれる場面が見られました。チームリーダーだけではなくて、下級生や新しいメンバーからとてもポジティブな前向きな言葉が多く、チームの成長を感じています。(前半を1トライリードで終え、ハーフタイムではどのようなことを考え、お話されていましたか)公式戦である状況、緊張感のある状況を楽しんでもらう事を再確認していました。リーダー中心にハーフタイムも有効に時間を活用できています。(次戦に向けて意気込みをお願いいたします)一日、1回のトレーニングを大切にして、より良い準備をすることにフォーカスさせていただきます。


・齋藤(総4=目黒学院)主将

(初戦を振り返っていかがでしたか)課題もたくさんありますが、選手全員が思い切ったプレーをすることができ今季初戦に相応しい内容の試合でした。(キャプテンとして意識したことは何ですか)初めてAチームで試合にでる選手もいたので、試合前も試合中も仲間とのコミュニケーションの取り方をとにかく丁寧にわかりやすくすることを心がけました。(次戦に向けて意気込みをお願いいたします)去年負けている強敵ですが、まず自分たちの力を発揮できるようしっかりと準備をして、初戦同様思い切ったプレーで相手を圧倒します!



※新型コロナウイルス感染症の影響により無観客開催のため、現地での取材は行っておりません。配信をもとに作成しています。



TEXT=木村彩香