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2022秩父宮杯 第69回関東大学アイスホッケー選手権大会
5月1日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
○東洋大4-0早稲田大
[ゴール(アシスト)]
05:46 川岸(大和)
19:26 大久保(武部、大和)
49:39 大友(佐々中、中島)
58:06 川岸(佐々中、武部)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 44 | 佐藤(社3=白樺学園) |
GK | 50 | 米津(社1=駒大苫小牧) |
DF | 6 | 佐々中(社2=駒大苫小牧) |
DF | 23 | 武部(社4=苫小牧工業) |
FW | 10 | 阿部(社4=駒大苫小牧) |
FW | 39 | 中島(社3=駒大苫小牧) |
FW | 41 | 大友(社2=白樺学園) |
DF | 26 | 根本(社2=清水) |
DF | 22 | 今(社3=武相) |
FW | 19 | 前田(社4=白樺学園) |
FW | 29 | 川岸(社3=八戸工大一) |
FW | 21 | 宮田(社4=白樺学園) |
DF | 24 | キム(社1=北海道栄) |
DF | 14 | 大和(社1=武修館) |
FW | 38 | 柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス) |
FW | 17 | 大久保(社2=駒大苫小牧) |
FW | 43 | 森田(社1=駒大苫小牧) |
DF | 3 | 駒田(社2=日光明峰) |
FW | 16 | 小川(社1=武修館) |
FW | 45 | 橋本(社3=駒大苫小牧) |
FW | 13 | 藤原(社4=武修館) |
FW | 18 | 佐曽谷(社3=八戸工大一) |
最終戦に勝利し、GK佐藤を称えるチームメイト
好セーブを何度も見せ、無失点に抑えたGK佐藤
先制点を含む2得点を挙げたFW川岸(右)
関東大学アイスホッケー選手権大会(以下、秩父宮杯)は、運命の最終戦・早大戦。ここまで決勝リーグ1勝1敗の東洋大にとって、優勝の可能性を残すにはレギュレーションタイムでの勝利が絶対となる。その中で、GK佐藤(社3=白樺学園)をはじめ守備が光り、無失点。攻撃のリズムも崩さず、4対0の完封勝ちで今大会の戦いを終えた。
ここまで全ての試合で先制点を挙げている東洋大。その強さを最終戦でも見せつけ、序盤からアタッキングゾーンでの攻めを続ける。3分半にSH(ショートハンド)となるも、ペナルティが明けた6分手前、FW宮田(社4=白樺学園)がコート中央からゴール付近まで運ぶと、FW川岸(社3=八戸工大一)に技ありのパス。それをFW川岸がゴールに沈め、この試合も先制に成功した。その後も攻撃の手を強めるが、得点には至らない。第1ピリオドの追加点は、終盤18分のFW大久保(社2=駒大苫小牧)のゴールのみ。2対0で最初の20分を終えた。
第2ピリオドからは、東洋大の一方的な展開ではなくなる。お互いに攻撃を仕掛けるも、GKをはじめとする守りが堅く、得点も動かない。2対0のまま迎えた第3ピリオド。さらに守り合いの激しさが増す中で、特に東洋大の守りが光る。早大に攻め込まれ、シュートを多く放たれるが、GK佐藤も好セーブを連発。これが攻撃を盛り立てた。49分、DF佐々中(社2=駒大苫小牧)からのアシストをFW大友(社2=白樺学園)がスティックをうまく合わせゴール。残り2分を切ったところで、FW川岸もアシストを合わせ、4対0で最終戦を締めた。
試合の序盤は攻守にわたって圧倒したものの、その後、競り合う展開となった。シュート数も早大を20本上回った第1ピリオドに対し、第3ピリオドは8本及ばず。しかし、その多くはないチャンスで追加点を奪いつつ、相手の猛攻を無得点に抑えた。決勝リーグに入り、大事な場面でゴールを許してきた中での完封。最終戦を見事、完全勝利で飾った。最終的な勝ち点を6に伸ばし、まずは3位以上が確定。優勝の可能性を残して、直後に行われる明大と中大の一戦にその順位を託すことになった。
※ 最終結果の確定と表彰式の模様は、別の記事でお伝えします。
※ 今大会のアイスホッケー部の活躍は『スポーツ東洋』95号でも取り上げる予定です。各選手の声はそちらでお伝えしますので、お楽しみにお待ちください。
TEXT/PHOTO=青木智哉