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2015.06.08
サッカー

[サッカー]2試合連続完封!関東第5位で大会を終える

「アミノバイタル」カップ2015 第4回関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選

6月6日(土) 流通経済大学サッカー場

東洋大2-0専大


<得点者>

35分 小山大

85分 佐藤


<警告>

41分 佐藤

56分 今井

75分 伊藤


<出場メンバー>

▽GK

伊藤俊祐(国2・柏U-18)

▽DF

今井裕基(国4・埼玉栄)

白石直毅(国2・前橋育英)

浦上仁騎(国1・大宮Y)

池田稔樹(国4・桐生第一)

▽MF

勝野瑛(国1・浦和Y)75分→DF原田守(国1・藤枝東)

高橋宏季(国1・FC東京U-18)

小島正之介(ラ4・常総アイデンティU-18)

杉山丈一郎(国4・市立船橋)63分→DF長谷川優希(国4・帝京)

▽FW

佐藤仁紀(国3・武南)85分→FW小堀将人(国2・千葉県立八千代)

小山大貴(国4・大宮Y)


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佐藤の公式戦初ゴールは超ロングシュートとなった


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今季初得点となる先制点を奪った小山大


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浦上は90分守り抜き無失点に貢献した


 前半は相手の早いプレスに苦しめられ、チャンスを作れないでいたが、35分に小山大のゴールで先制する。後半は前がかりになった相手に対して押し込まれる場面が続くも守備陣の集中した守りでゴールを割らせない。すると、85分に佐藤のスーパーゴールで追加点を奪う。試合はこのまま終わり、アミノバイタルカップを5位で終えた。


 既に総理大臣杯出場を決めている中で行われた順位決定戦は、フレッシュなメンバーが顔を連ねた。対する相手は1部リーグ4連覇を果たしている専大となった。序盤からパスを回しながらリズムを作るも、相手の徹底したプレスに苦しみ、中盤でボールをカットされる場面が続く。20分を過ぎた頃からはサイドから幾度となくクロスを上げられピンチを招く。それでも浦上、白石を中心とした守備陣が体を張った守りで得点は許さない。それに応えたい攻撃陣は34分、右サイドを駆け上がった小島が佐藤にパスを出す。佐藤がクロスを上げると、中央で待っていた小山大が頭で合わせ、先制点を奪う。小山大はこのゴールが嬉しい今季初得点となった。勢いのままに攻めたい所だったが、再びサイドからの攻撃にゴールを脅かされてしまう。それでも集中した守りで前半を1点のリードで折り返した。

 後半になると一転し、守備に回る時間が長くなる。61分には右サイドからのクロスを合わせられるも枠の外に外れ、難を逃れる。ここで古川監督が動く。「こちらが4バックに対して相手の中盤が5枚だと数的不利になってしまい、どうしてもズレが生じてしまう」と語ったように、63分に杉山に変えDFの長谷川を投入し、5バックとシステムを変更。相手のフォーメーションに合わせ、守備固めに転じる。なおも果敢に攻める相手に防戦一方の展開が続くが、全員が集中を切らさず、ゴール前で跳ね返す。このまま1点リードで終わると思われた85分にスコアが動いた。自陣でクリアしたボールが佐藤に渡る。佐藤は、センターサークル付近から迷わずにロングシュートを打つ。綺麗な弾道で放たれたシュートは前に飛び出していた相手キーパーの頭を超えネットに吸い込まれ、貴重な追加点となった。試合はこのまま終了し、関東第5代表として総理大臣杯へ臨むこととなった。

 全体的に守りの時間帯が多く見られた一戦だったが、チーム全員で勝ち取った勝利となった。小山大が語ったように「誰が出ても、相手がどこであろうと練習からやれるという自信があった」と今後に可能性を感じさせるメンバーも多々いた。そして来週は前期リーグ最終節。相手の筑波大は3位と上位対決なだけに勝利が絶対条件である。総理大臣杯出場を掴み取った勢いのままに良い流れで前期リーグを締めくくりたい所だ。


■コメント

・古川監督

 連戦ということでメンバーを入れ替えて臨んだ試合だったが、その中で勝利できたのは一つ我々の物差しになったのではないかと思う。内容的には圧倒されていたが、勝利で終われたのでよく選手たちがやってくれたと思う。(ハーフタイムの指示は)相手の潰しが早くて中々攻撃の起点が作れなかったので、しっかりと前線の2枚の所でキープして周りが押し上げて、サポートすることだったり、仮にそこで跳ね返されたとしても中盤の4枚がセカンドボールを拾って攻撃に繋げて、相手の3バックのサイドのスペースに押し込んで、そこで起点を作っていこうと。(後半途中から5バックを起用したが)相手が3-4-3のフォーメーションだったので、両ウィングで高い位置を取られると、こちらは4バックで相手は5枚いるのでどうしてもズレが生じてしまっていた。マークが捕まえきれない場面もあり、このままいったら時間の問題かなと思ったのでシステムを変更して相手に合わせる形にした。(普段試合に出られていない選手から感じたことは)試合前に、全国大会で勝ち進むにはもっとチーム内の競争力が必要になってくるし、昨日出場権を勝ち取ったチームにも満足はしているけど、そこからの成長を促すにはチーム内で割って入ってくる選手だったり、下から突き上げて出ている選手を脅かす存在になってほしいと伝えていた。また次も起用したいなと思わせてくれる選手もいたのは収穫だった。(次節に向けて)この大会で得た自信をリーグ戦で体現させることが大事になってくる。リーグ戦の日体大戦からうまく切り替えて(総理大臣杯の)出場権を獲得できたのは素晴らしいことだし、今度は逆にこの大会で得たことをリーグ戦に活かさないと、目標である1部復帰には届かないと思う。次の筑波戦は本当に重要だし、まだまだ諦めるわけにはいかないので勝ちにいきたい。 


・小山大貴(国4・大宮Y)

 昨日のスタメン組以外で臨んだ試合だったが、練習からアピールしてきたし、誰が出ても絶対にやれると思っていたからそれが勝利という結果になったので、勝ち切ったのは一人一人の財産になったと思う。(今季初ゴールを決めたが)仁紀(佐藤)が持った瞬間にボールが来るなと思ったから、あそこに入っていけた。良いボールを蹴ってくれた仁紀に感謝したい。(後半押し込まれていたが)押し込まれて5バックになったが、最後のクロスの対応の所でやられてなかったのでいけるかなと思った。(押し込まれていた時間に声は掛け合ったか)プレーが切れる度に、(集中を)切らすなと応援の人たちも声をかけてくれたので、中でも声をかけあうことができた。(次節に向けて)ここで2連勝できたので、この勢いを止めずにいきたい。リーグ戦とカップ戦は別なのでリーグ戦も結果が出るように勝って終わりたい。


・佐藤仁紀(国3・武南)

自分たちは結果を残さないといけない中で、勝つという結果が残せてよかったと思う。(ゴールは)狙っていました。いつも狙っているのでそれがたまたま出た。点数を取れていなかったので、スタメンで長くプレーする時間がある時に得点を決めることができてよかった。(これからに向けて)筑波に勝って、少しでも首位と勝ち点差を縮めて、後期に良い形で入れるよう、コンディションをしっかり整えていきたい。全国までは時間があるので、なるべく試合を絡めるようにやっていきたい。


・浦上仁騎(国1・大宮Y)

いつでも出れるように準備はしていた。前半はミスも多かったが、何とか0で抑えられて良かったです。レベルの高いFWが多く、自分一人では抑えられなかったが、声を掛け合って0で抑えられた。助けられたと思う。(今後に向けて)リーグ戦では今は離れてしまっているが、少しでも日体大と近づけるよう、一戦一戦勝っていきたい。あと2か月ぐらいあるので、もう一度スタメンになるために練習からアピールして、修平(瀧澤)君や郡司君から奪いたいと思う。


TEXT=豊川拳大 PHOTO=村田真奈美


[次回試合予定]

第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期)
第10節 6月13日(土) 対筑波大 流通経済大学サッカー場にて 11:30キックオフ