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2022.08.17
硬式野球

[硬式野球] 2死からつなぎ茨城日産に快勝

夏季オープン戦

8月8日(月)東洋大グラウンド

◯東洋大8ー1茨城日産


茨城日産
東洋大×


石上祐、羽田野、山本雄、柿本、渡邊ー後藤聖、廣岡、斎藤

二塁打:後藤聖(二回)、石上泰(三回)、水谷(四回)


先制のきっかけを作った後藤聖


この日先発だった石上祐


適時打を放った秋元


対戦相手は2021年に活動を開始したばかりの茨城日産。先発した石上祐(法3=東洋大牛久)が三回無安打無失点と好投し、打線は四回と七回に2死から4点を挙げ、勝利した。

 先発の石上祐は先頭打者にいきなり四球を与えるも、次の打者をニゴロに仕留め2死を取ると、以降は落ち着いた投球で三回を無安打無失点に抑えた。その後、四回に2番手羽田野(法4=汎愛)の暴投で相手に先制を許したが、打線はすぐさま反撃を開始した。

 四回裏の攻撃は先頭の宮下(総1=北海)が中前打で出塁する。しかし続く大髙(営3=常総学院)の中フライに飛び出し、一塁に戻れずあっという間に2死となった。嫌な空気が流れたが、後藤聖(法3=京都学園)が左中間を転々とする左前打を放つと、相手の失策が重なり同点に追いつく。なおも2死一、三塁の場面で、水谷(営3=龍谷大平安)がライトの頭上を越す適時二塁打を放ち2点を追加。さらに死球を挟んで、4番小口(法4=智弁学園)が中前適時打を放ち、この回一挙4得点の猛攻で逆転に成功した。


 七回にも2死走者なしから途中出場した吉田(営1=龍谷大平安)、中井(営2=花咲徳栄)、石井(営2=開新)の3連打で1点を加えると、代打秋元(済1=木更津総合)が打席へ。「中途半端なスイングだけはしないように」と直球をセンターへ弾き返し、追加点を挙げる。その後、相手の失策と暴投で2点を追加し、この回も4得点とした。

 守備では、五回にライト前に落ちた打球を水谷が一塁に素早く送球しアウトにするファインプレーを見せ、チームを盛り立てた。


 この日は打線がつながりを見せ、途中出場の選手も多く活躍した。チーム全体で力の強さを証明した東洋大。今後のオープン戦、リーグ戦ではどの選手からも目が離せない。


◼️コメント

・秋元(済1=木更津総合)

(試合を振り返って)3連戦の3試合目だったんですけど調子が悪くて、とりあえず思いっきり振ればいいかなと思って、振ったら打てました。(打った球種・狙っていた球種は)両方真っ直ぐです。(代打で意識していることは)中途半端なスイングだけはしないようにしています。(今日の収穫は)球種を張って打つのがあまり得意じゃないんですけど、今日は球種を張って狙って打てたので良かったです。(意識して取り組んでいることは)自分の代も先輩も長距離バッターが多くて、自分は身長もないので、ヒットをいっぱい打てるように芯に当てることを意識しています。(松本渉(営4=龍谷大平安)先輩からアドバイスは)松本さんからは色々アドバイスをもらっていて、YouTubeとかこれ見た方がいいよと教えてくれます。(今後に向けて)秋のリーグ戦で僕はまだ(メンバーに)入るかわからないですけど、入れたら1部に昇格できるように貢献したいです。


TEXT=青柳そよか、PHOTO =宮谷美涼