2022.10.23
アイススケート
[アイスホッケー] 「自分たちのホッケーを信じて」早大破りファーストリーグ全勝通過!
2022関東大学アイスホッケーリーグ戦
10月15日(土) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
〇東洋大9-3早大
[ゴール(アシスト)]
13:20 宮田(川岸、大久保)
21:11 中島(石田、武部)
27:11 阿部(中島)
35:57 宮田(石田)
41:05 阿部(石田)
42:25 前田(石田)
45:32 柚木(森田、前田)
50:24 大友(中島)
52:52 大友(中島)
POS | 背番号 | 名前 |
44 | GK | 佐藤(社3=白樺学園) |
50 | GK | 米津(社1=駒大苫小牧) |
23 | DF | 武部(社4=苫小牧工業) |
8 | DF | 石田(社4=武修館) |
10 | FW | 阿部(社4=駒大苫小牧) |
39 | FW | 中島(社3=駒大苫小牧) |
41 | FW | 大友(社2=白樺学園) |
6 | DF | 佐々中(社2=駒大苫小牧) |
9 | DF | 木村(社2=武修館) |
29 | FW | 川岸(社3=八戸工大一) |
17 | FW | 大久保(社2=駒大苫小牧) |
21 | FW | 宮田(社4=白樺学園) |
22 | DF | 今(社3=武相) |
14 | DF | 大和(社1=武修館) |
19 | FW | 前田(社4=白樺学園) |
43 | FW | 森田(社1=駒大苫小牧) |
38 | FW | 柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス) |
24 | DF | キム(社1=北海道栄) |
27 | FW | 山口(社1=駒大苫小牧) |
11 | FW | 山崎(社2=武修館) |
13 | FW | 藤原(社4=武修館) |
18 | FW | 小川(社1=武修館) |
この日2得点を挙げた阿部
終盤、2連続ゴールで勝利を決定づけた大友
ゴールを喜び合う阿部と中島
宮田も勢いづける2ゴールを決めた
今年度から新方式の関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)。8チーム総当たりで争うファーストリーグの最終戦を迎えた。ここまで負けなしの東洋大。前半は競り合う展開も、第3ピリオドのゴールラッシュで9-3と勝負を決めた。これで7戦全勝の首位通過。23日から始まるセカンドリーグへ弾みをつけた。
開始直後から積極的に攻める東洋大。30秒で強烈なシュートを放つなど勢いに乗る。4分にはゴール前で1対1の状況をつくるも、ここは相手GKの好守備。そのまま得点を奪えず、ピリオドを折り返した。試合が動いたのは13分。ゴール裏から出されたパスをFW宮田(社4=白樺学園)がうまく決め、先制点を演出。その後、立て続けにSH(ショートハンド)の状況となってしまうが、ここをしのいで第1ピリオドを終えた。
この試合も第2ピリオド開始早々のゴールで勢いづく。前のピリオドからのPP(パワープレー)をしっかり生かし、1分過ぎ、FW中島(社3=駒大苫小牧)がゴール。コート中央で相手から奪ったパックを華麗に運び、そのまま決める技ありの一点だった。7分にも、FW阿部(社4=駒大苫小牧)がコート中央付近から一気にゴールへ。その後、2人少ないSH(ショートハンド)の時間帯に1点を返され、その4分半後、さらに追加点を許すも、FW宮田が再び得点を決め、2点差で最終ピリオドへ入った。
第3ピリオドでは「自分たちがやっているホッケーを信じた」と、開始2分半で2ゴールと波に乗る。しかし5分過ぎ、フェイスオフ後のパスを相手にカットされると、そのままゴールを許す。流れを断ち切られたように見えたが、その15秒後、FW柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス)が得点を奪い返した。さらに50分、ゴール前でのFW中島のパスをFW大友(社2=白樺学園)がたたき込み8点目。その2分後、フェイスオフから再びFW中島、FW大友コンビが得点を決め、9-3と試合を決定づけた。
第1、2ピリオドは、「自分たちのミスやペナルティからリズムを壊して失点してしまった」とFW中島。その中で、第3ピリオドにしっかりと立て直してきた。これでファーストリーグ全勝。石田主将は「チーム全員が自分たちの強みと、我慢強さ、勝つために何をしなければならないのか理解できた」と振り返る。さらに、セカンドリーグに向けては「何も変わらずチーム全員で戦う」とひと言。ファイナルステージを含め、あと2度対戦するチームもある中で、さらに強い東洋大を見せていけるか。リーグ戦連覇に向け、ここからの戦いが問われてくる。
■コメント
・DF石田(社4=武修館)
(試合を振り返ってみて)ファーストリーグ最終戦とこれからのシーズンのことも考えてこの1試合は相手に良いメッセージを与えようと皆で望んだゲームでした。序盤から東洋のペースで圧倒することが出来、ゲームプラン通り進められました。しかし、自分たちの簡単なミスやペナルティから失点をしてしまい、そこは集中力が欠けていたんだと思います。得点にばかりフォーカスするのではなく、がっちりとしたい堅い守りをしてそこからクリエイティブな攻撃を繰り出していきたいです。(ファーストリーグを振り返って)
チーム全員が自分たちの強みと、我慢強さ、勝つためには何をしなければいけないのかを理解出来たと思います。それと同時に良くない時はどんな時なのか、何をしたらダメなのかというのも共有出来たことがファーストリーグの大きな収穫でした。(セカンドリーグへの意気込みは)何も変わらずチーム全員で戦います。
・FW柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス)
(第3ピリオドで意識した点は)点差が開かない中でも自分たちがやっているホッケーを信じて変えずに我慢してプレーし続けることを意識しました。(中大戦に続きゴールを決めましたが)中央戦に続いて4年前田、1年森田と組んでいるラインがうまく機能しており、得点チャンスを多く作り出せていたので、僕らのセットでチームを引っ張っていこうと考え、結果としてゴールを決める事ができました。(セカンドリーグへの意気込みは)セカンドリーグも点差だけでなく内容にもこだわり、周りを圧倒できるように東洋のホッケーを貫きたいと思います。
・FW大友(社2=駒大苫小牧)
(第1、2ピリオドで出たチームの課題は)
自分たちのミスやペナルティからリズムを壊して失点してしまったことです。(第3ピリオド中盤、連続ゴールで試合を決定づけましたが)3ピリの後半はリスクのあるプレーはやめて、奥でプレーをしようと話していて、積極的にゴールに向かっていった結果が連続得点につながったと思います。(セカンドリーグへの意気込みは)東洋のホッケーをして勝ちたいと思います。
■次戦(予定)
10月23日(日)10:30 日大
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ
※ 時刻は練習開始予定時刻です。
※ 試合に関する詳細については、東京都アイスホッケー連盟のホームページなどでご確認ください。
TEXT/PHOTO=青木智哉