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令和４年度東都大学準硬式野球秋季リーグ戦２部３部入替戦１回戦・駒大戦
11月４日（金） 朝霞中央公園野球場
●東洋大４－10駒大
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | |
| 駒大 | １ | ０ | ５ | ３ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | 10 |
| 東洋大 | ０ | ２ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ０ | ４ |
本塁打：古源（二回）
二塁打：小石川（二回）、冨丘（六回）
丸嶌、舩津、加藤－古源
二回、逆転本塁打をマークした古源
リベンジの舞台に立つ舩津と古源
主将・冨丘が「次につながる」適時打を放った
試合終了後、ベンチに下がる選手たち
３季ぶりの２部復帰をかけて駒大に挑む入替戦。シーズン無敗で乗り込んだ東洋大だったが、四死球や失策などのミスが響き、四回までに７点差をつけられる。終盤、勢いを取り戻したものの初戦は黒星。週をまたいで、９日に２戦目を迎える。
初戦の先発マウンドを託されたのは丸嶌（文２＝海星）。今季５度の先発で安定感を見せてきた右腕が入替戦の舞台に初めて立った。しかし、先頭打者に四球を与えると、続く打者にも四球。さらに失策が重なり、無死満塁のピンチを招く。ここから犠飛で失点するも、後続を併殺に打ち取った丸嶌。「ここで１点（に抑えたのは）は大きい」と味方に迎えられた。
すぐに追いつきたい東洋大は二回、四球で出塁した木村（ラ３＝長野西）が二塁に進み、昨秋のリベンジを誓う古源（社３＝東亜学園）が打席に立つ。フルカウントからファールで粘った８球目。捉えた当たりは左中間のスタンドへ。この逆転弾には、「追い込まれていて何とかするしかなかった」「たまたまです」と古源。ベンチも大盛り上がりだった。
しかし三回、先頭打者に初安打を放たれると、３四死球と２安打で６者連続出塁を許してしまう。この回４失点となったところで舩津（ラ３＝高輪）が登板。昨年の悔しさを人一倍知るエースは、内野ゴロ間に１点を与えるも、後続を断ち切る力を見せた。
直後の攻撃では四球と安打で満塁のチャンスをつくるも無得点。さらに３点を追加された四回以降も、得点圏に走者を置きながら、あと一本が出ない。試合は進んで八回、連続四球と主将・冨丘（社３＝横浜隼人）の安打で１点を返すと、さらに石川（ラ３＝沼津東）がつなぎ、この回２点目。ここも満塁の場面だったが、追加点は奪えなかった。
「次の試合につなげていこう」と声が上がり、九回は加藤（文３＝横浜隼人）がテンポよく締める。攻撃も１死一、二塁と流れはつくったが、そのまま４－10で試合を終えた。
試合後、「率直に悔しい」と口にした古源。この試合ではシーズンに見せた力が出せなかった。これで後がない東洋大だが、昨秋は１戦目に大勝しながら連敗。最後まで行方は分からない。週をまたぎ、舞台は駒沢野球場へ。このチームでの戦いも最終章。笑顔で「有終の美」を飾りたい。
■コメント
・古源（社３＝東亜学園）
（試合を振り返って）率直に悔しいですね。２部と３部でこんなに違うんだっていう感じです。（試合前の雰囲気は）２戦で決めるぞって思ってやっていたので。（昨年と比べて）それはリーグ戦から変わらず雰囲気はよかったです。やっぱり劣勢になってくると、ベンチの声も少なくなってくるんで、そこは切り替えて声を出すしかないのかなっていう。今日も点差が離れちゃったんですけど、最後いいところまでいけたと思うので。そういう風にベンチとか声を出していけば、全然チャンスはあるのかなと思うので、次は切り替えて頑張りたいです。（二回の逆転本塁打は）たまたまです。もう追い込まれていたので何とかするしかないという気持ちで入ってはいて、いいところに来てくれたんで、たまたまです。そのあとの三振の方が個人的には駄目だったんで、切り替えて頑張りたいです。（２戦目への意気込みは）もう２、３（戦目）と絶対勝つしかないので、とにかくフルで。野球人生の集大成なので３年生は。何とか勝って有終の美で終われればと思います。
■入替戦２戦目以降の日程（予定）
11月９日（水）13:30 駒大
会場：駒沢野球場
11月11日（金）11:30 駒大
会場：駒沢野球場
※ 先に２勝したチームが２部昇格または残留となります。
※ 天候やグラウンドコンディションなどによって変更となる可能性がございます。
※ 試合に関する詳細については、東洋大学準硬式野球部の公式SNSなどでご確認ください。
TEXT／PHOTO＝青木智哉
