Article

記事


2022.11.06
アイススケート

[アイスホッケー] 耐えて逃げ切り接戦制す!中大に連勝!

2022関東大学アイスホッケーリーグ戦

11月3日(木)東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

〇東洋大4-3中大


[ゴール(アシスト)]

18:53 山口(武部、石田)

33:45 武部(阿部)

44:21 森田(橋本、前田)

55:23 阿部(中島、大友)


POS背番号名前
44GK佐藤(社3=白樺学園)
50GK米津(社1=駒大苫小牧)
23DF武部(社4=苫小牧工業)
8DF石田(社4=武修館)
10FW阿部(社4=駒大苫小牧)
39FW中島(社3=駒大苫小牧)
41FW大友(社2=白樺学園)
6DF佐々中(社2=駒大苫小牧)
9DF木村(社2=武修館)
29FW川岸(社3=八戸工大一)
17FW大久保(社2 =駒大苫小牧)
21FW宮田(社4=白樺学園)
26DF根本(社2=清水)
14DF大和(社1=武修館)
19FW前田(社4=白樺学園)
43FW森田(社1=駒大苫小牧)
38FW柚木(ラ1=H.C.栃木日光アイスバックス)
3DF駒田(社2=日光明峰)
27FW山口(社1=駒大苫小牧)
11FW山崎(社2=武修館)
13FW藤原(社4=武修館)
45FW橋本(社3=駒大苫小牧)



チームMVPに輝いた橋本


山口のゴールを祝福するメンバー


チーム3点目を挙げた森田


勝利に導くゴールを決めた4年生・阿部(左)と武部(右)

(写真提供:東洋大学アイスホッケー部)


ここまで順調に勝利を重ねている東洋大は中大との2回目の試合に挑んだ。試合開始から終了まで絶え間なく激しい攻防が続いた今回の試合。しかし攻守ともに見事なチームの連携を見せた東洋大が4-3で制した。


 第1ピリオドの立ち上がりから互いに譲らない激しい試合展開となった。試合開始1分には東洋大の反則でいきなりSH(ショートハンド)の形になる。東洋大はここでのピンチをしのぎ、積極的にパックを運んでいくが、相手のディフェンスやGKの好プレーに阻まれてしまう。このまま終盤まで拮抗する状況が続いた。試合が動いたのは19分手前。DF武部(社4=苫小牧工業)からの鋭いパスを受けたFW山口(社1=駒大苫小牧)が先制ゴールを決めた。


 第2ピリオドも開始からパックをつないでいたが、開始3分半に相手に隙を突かれ得点を決められてしまう。追加点を決めたい東洋大だが、反則によってSH(ショートハンド)の局面になってしまい、苦しい展開が続く。そして13分半過ぎ、ゴールから離れた位置でフリーとなったDF武部がゴールにパックを突き刺した。この得点によって再びリードを奪い、第3ピリオドに向けて良い勢いをつけた。


 第3ピリオドが始まってすぐに不利な形になるが、試合開始4分、FW森田(社1=駒大苫小牧)が3得点目を演出。この後しばらく攻防が続いたが、15分半手前にFW阿部(社4=駒大苫小牧)がさらなる追加点を決める。このまま勝利すると思われた試合だったが、試合終盤に立て続けに2点を奪われてしまう。しかしGK佐藤(社3=白樺学園)のセーブをはじめとする好プレーで点差を守り切り、4-3で勝利を収めた。


 リーグ戦が始まって安定した勝利を見せていた東洋大だったが、今回の試合は攻守ともに厳しい展開が続いた。しかし粘り強い「東洋ホッケー」でリーグ全勝を守り抜いた。次戦は明大戦。どのような試合展開となるのか楽しみだ。



■コメント

・DF武部(社4=苫小牧工業)
(終盤に追い上げられた展開を振り返って)みんな焦らず落ち着いてプレーできたと思います。(得点を決めたシーンを振り返って)チャンスで良いパスが来たので「決めてやるぞ!」という気持ちでゴールを狙いました。(明大戦への意気込みは)次の試合も東洋ホッケーをして頑張ります。

・FW森田(社1=駒大苫小牧)
(試合展開や内容を振り返って)みんながやるべき事をしてプレーできたと思います。(得点を決めたシーンを振り返って)点数が入らず厳しい状況でのゴールだったのでチームに勢いを持って来れて良かったです。(明大戦への意気込みは)いつも通りのプレーをして圧倒して勝ちたいと思います。

・FW山口(社1=駒大苫小牧)
(試合展開や内容を振り返って)シュート数が多く以前よりゴールに向かう姿勢が増えたと思います。(試合の均衡を破る先制点は)練習からゴール前のスクリーンなどを意識してやっていたので試合で上手くいき自信にもつながる一点でした。



■次戦(予定)

11月6日(日)15:00  明大

会場:ダイドードリンコアイスアリーナ


※ 時刻は練習開始予定時刻です。

※ 試合に関する詳細については、東京都アイスホッケー連盟のホームページなどでご確認ください。  



TEXT=岡本后葉