スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

2023年１月５日

アルビレックス新潟シンガポール公式ＨＰより

アルビレックス新潟シンガポールに内定の高橋

（写真提供：東洋大学体育会サッカー部）

シンガポールプレミアリーグ所属のアルビレックス新潟シンガポールは、ＤＦ高橋亮（国４＝ＦＣ東京U-18） の来季加入内定を公式ＨＰ上で発表した。

　高橋は、安定感のあるカバーリング能力や対人の力を武器に守備面、更に高精度のロングフィードで攻撃面においてもチームにとって重要なプレーヤーとして、関東大学サッカーリーグ戦（以下、リーグ戦）を戦い抜いた。リーグ戦第19節の明大戦では、相手に主導権を握られピンチにさらされた東洋大ゴールを、コンビを組んだＤＦ稲村隼翔（国２＝前橋育英）と共に死守。終盤に１失点を喫（きっ）し敗れてしまったものの、シュートを６本も放たれた中で１失点に抑えたのは高橋の守備力が発揮された結果だと言えるだろう。

　内定先のアルビレックス新潟シンガポールは、2022年のシンガポール１部リーグで優勝を果たしている現同国王者。昨年までは同じ東洋大サッカー部ＯＢであるＤＦ大森大地（Ｒ３卒＝カターレ富山）が所属していたこともあり、現地のサポーターからも厚い信頼があることを予想。加えてチームメートには2011年のアジア杯決勝で歴史に残るボレーシュートを決め、日本代表を優勝に導いた李忠成選手も所属しており、高橋の長所を生かせるプレーヤーもいる。サッカー人気が高まってきている東南アジアの地で彼がどんなキャリアを描いていくのか、期待は膨らむばかりだ。

◆高橋亮（たかはし・りょう）

178㌢・75㌔

Ｈ12・７・11

出身／ＦＣ東京U-18

ポジション／ＤＦ

高橋選手、アルビレックス新潟シンガポールへの加入おめでとうございます！

TEXT＝髙橋生沙矢