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第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第3節
5月6日(土) 東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド
東洋大2-1筑波大
〈得点者〉(アシスト)
36分 門脇(野口)
54分 稲山(村岡)
〈出場メンバー〉
▽GK
久保花穂(食2=1FC川越水上公園メニーナ)
▽DF
落合依和(食3=十文字)
熊谷美布(食2=日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
藤生菜摘(食4=姫路女学院)
▽MF
石塚木乃葉(食3=ちふれASエルフェン埼玉マリ)→81分 長尾ののか(食1=大商学園)
野口珠里(食4=前橋育英)
北村美羽(食4=ジェフ千葉LU-18)
宮本妃菜里(食3=大商学園)
村岡由梨(食4=村田女子)→74分 田中結衣(食2=健大高崎)
稲山美優(食2=ジェフ千葉LU-18)
▽FW
門脇真依(食4=JFAアカデミー福島)
先制されるも逆転で開幕3連勝とした東洋大
同点ゴールを決めアシストした野口と喜び合う門脇
(写真提供:東洋大学体育会サッカー部女子部)
前週の大東大戦を4-0の完封勝ちで勢いに乗る東洋大は、第37回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)第3節で筑波大と対戦。相手に先制を許す展開となるも前半のうちに追いつくと、54分に稲山のゴールで逆転しそのまま逃げ切って開幕3連勝とした。
前半15分、スタートから多彩な攻撃を仕掛けるも相手の堅い守りを前になかなかゴールを決められない東洋大は、相手陣地でパスをカットされると右サイドでボールを運ばれてしまう。ここは相手にクロスを上げさせずなんとかクリアするも筑波大のCKに。両チームの選手たちがゴール前に密集した状態でボールが蹴り込まれると、相手の連続したヘディングからゴール前に落ちたボールを押し込まれ先制された。
それでも、積極的なボール運びを続ける東洋大は36分。FWの門脇へロングパスが通ると、すぐさま左サイドに展開し細かくパスをつなぐ。野口がペナルティーエリアやや手前でパスを受けると、ドリブルで相手選手2人をかわしフリーの門脇へ。最後はその門脇がゴール左隅に落ち着いて決め、2人は喜びを分かち合った。
試合は1-1の同点で後半を迎えた。最初のチャンスは50分。ペナルティーエリアラインから北村がシュートを放つと、相手GKが触ってCKを獲得する。しかしこのCKは、惜しくもGKにキャッチされ得点とはならず。続くチャンスはその6分後。野口が相手陣地でボールを奪うと、門脇、村岡と素早くパスをつなぎ稲山がシュート。このシュートがGKの横を抜けゴールネットを揺らした。その後も攻め続けた東洋大は点差を守り切り、2-1で逆転勝ちを収めた。
今節は先制される展開となったが、落ち着いて自分たちのプレーを続け、安定感とチームワークの良さを発揮した東洋大。次節の十文字女子大戦でも、磨き上げたパスワークやチームプレーに注目したい。
[次節試合予定]
第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第4節
5月13日(土) vs十文字女子大 十文字学園サッカーグラウンド 19:00キックオフ
※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにて配信が予定されています。
TEXT=青柳そよか