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2023秩父宮杯 第70回関東大学アイスホッケー選手権大会
5月14日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
〇東洋大4-0慶応大
[ゴール(アシスト)]
11:16 佐々中(川岸、大和)
22:42 髙橋(川岸、佐々中)
24:41 橋本(高田、木村)
57:15 小川(木村)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 44 | 佐藤(社4=白樺学園) |
GK | 33 | 田村(健1=日光明峰) |
DF | 9 | 木村(社4=武修館) |
DF | 21 | 高田(健1=白樺学園) |
FW | 45 | 橋本(社4=駒大苫小牧) |
FW | 39 | 中島(社4=駒大苫小牧) |
FW | 41 | 大友(社3=白樺学園) |
DF | 6 | 佐々中(社3=駒大苫小牧) |
DF | 34 | 高橋(健1=駒大苫小牧) |
FW | 29 | 川岸(社4=八戸工大一) |
FW | 17 | 大久保(社3=駒大苫小牧) |
FW | 16 | 小川(社2=武修館) |
DF | 14 | 大和(社2=武修館) |
DF | 22 | 今(社4=駒大苫小牧) |
FW | 19 | 早坂(健1=駒大苫小牧) |
FW | 48 | 竹田(健1=清水) |
FW | 8 | 山口(社2=駒大苫小牧) |
DF | 24 | キム(社2=北海道栄) |
DF | 10 | 根本(社3=清水) |
FW | 18 | 佐曽谷(社4=八戸工大一) |
FW | 11 | 山崎(社3=武修館) |
FW | 40 | 中村(健1=八戸工大一) |
橋本の追加点に笑顔を見せる選手
大学初ゴールを決めた髙橋
試合前のアップを行う選手たち
2023秩父宮杯第70回関東大会アイスホッケー選手権大会の初戦が5月14日に行われた。東洋大は昨年のインカレの際、明治大に敗れ準優勝であった。悔しい気持ちを胸に2年ぶりの優勝を目指す今回大会、初戦は慶應大に対し無失点に抑え、勝利を収めた。
立ち上がりから東洋大は果敢に攻めるものの、開始約2分でSH(ショートハンド)となり、いきなり不利な形となってしまう。しかしこの2分間をチームの連携で乗り切る。そして開始から11分、DF佐々中( 社3=駒大苫小牧)が試合の流れを変える先制ゴールを決める。しかしその得点の波に乗り切ることができず、PP(パワープレー)の局面も攻め続けるが、第1ピリオドは1点に終わった。
第2ピリオドでは開始約2分、DF高橋(ラ1=駒大苫小牧)が大学初得点を決めた。チームからは喜びの声があがったのも束の間、そのすぐ2分後、1点を追加した東洋大はその後も攻めの姿勢を崩すことなく、慶應大を防戦一方に抑え続けた。
最終ピリオドでも東洋大の攻撃は止まらない。シュート数では慶應大を大きく突き放し、攻め続けながら相手の攻撃にも冷静に対処しプレーしていく。そして試合を決定づける4点目がFW小川(社2=武修館)のゴールによって生まれた。終了のブザーまで相手を無失点で抑え、東洋大の初戦は4ー0で幕を閉じた。
攻め続けながらなかなか得点が決まらない苦しい展開が続いたが、終わってみると相手を無失点で抑え、シュート数でも圧倒していた。試合中は選手同士のコミュニケーションも多くみられ、新チームの連携の強さが垣間見えた。残りの3試合、2年ぶりの優勝を目指し突き進むチームから目が離せない。
■コメント
・中島(社4=駒大苫小牧)主将
(初戦を振り返って)新チームでの初の公式戦でしたが、全員が春合宿から良い準備をしてきていたので、1ピリのスタートから良い試合運びをすることができました。 (今回の試合のチームは)チームの雰囲気はとても良いです。失点をキーパー中心に0で抑えれたことは、得点をとること以上に価値があると思っています。その中で全員がチームファーストで守りから攻めの意識が出来ていたので成長できていると感じました。 (次戦の意気込みは)次戦からはタフな試合になってくるので、しっかり準備をしていきたいと思います。
・橋本(社4=駒大苫小牧)副主将
(初戦を振り返って)久々の公式戦と言うことで、良い緊張感を感じながら楽しく試合することができチームとしても好感触の試合になりました。 (ゴールを決めたシーンを振り返って)ハードにボックスアウトをしてくるチームだったので、少しゴールから離れた位置でチップするのが狙いでしたので、狙い通りのゴールをすることができました。 (次戦の意気込みは)次戦から決勝リーグが始まります。この先チームが優勝するにはUFCのタイトルマッチのようにやるかやられるかの覚悟を持ちながらただ優勢に試合を運ぶのではなく、最後は相手から何もかも奪い取るというメンタルで試合に臨みたいと思います。
・高橋(ラ1=駒大苫小牧)
(初戦を振り返って)大学入って初の公式戦でしたが、リラックスしてプレーすることが出来、チームとしても完封をし、内容もよく次に繋がる試合に出来たと思います。 (初ゴールのシーンを振り返って) 中を固めて守ってくるチームで、積極的に打っていこうと思っていたので、発想を形にすることが出来て良かったです。 (次戦の意気込みは)これから厳しい戦いが続きますが、チームでしっかりと任務を遂行し、勝ちを増やしていき、頂点に立ちたいと思います。
■次戦(予定)
5月21日(日)12:30 法政大
会場:東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
※ 時刻は練習開始予定時刻です。
TEXT=米澤楓香/PHOTO=岡本后葉