記事
第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第7節
6月3日(土) 東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド
東洋大1-2日体大
〈得点者〉(アシスト)
64分 稲山(村岡)
〈出場メンバー〉
▽GK
久保花穂(食2=1FC川越水上公園メニーナ)
▽DF
落合依和(食3=十文字)
熊谷美布(食2=日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
藤生菜摘(食4=姫路女学院)
大箸桜子(食1=常葉大付橘)
▽MF
北村美羽(食4=JEFU-18)
宮本妃菜里(食3=大商学園)
村岡由梨(食4=村田女子)
稲山美優(食2=JEFU-18)
田中結衣(食2=健大高崎)
▽FW
門脇真依(食4=JFAアカデミー福島)
右足を振り抜きゴールを決めた稲山
門脇は7戦連続ゴールとはならなかった
(写真提供:東洋大学体育会サッカー部女子部)
前節を門脇の4得点で東国大に勝利した東洋大は、第37回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)第7節、昨年のリーグ戦で唯一勝てなかった日体大を相手に迎えた。前半をシュート0本に抑えられると、後半に稲山のゴールで1点を返すもリベンジを果たすことはできず、今季初黒星となった。
試合序盤から日体大の前線からのプレッシャーと素早い寄せに押された東洋大は、ロングパスを織り交ぜながらコートを広く使うもシュートまで持ち込めない時間が続いた。すると、前半17分。相手が出したハイボールがペナルティーエリアまで伸びて落ちると、パスが乱れトラップが浮いたところを詰め込まれ、ボールを奪った日体大のFW北沢に決められる。追いかける立場となった東洋大はその1分後、CKのチャンスを得るも直接相手GKに弾かれてしまう。すると、流れは一気に日体大へ。28分には左サイドから相手DF森のゴール前への正確なロングパスにまたも北沢が頭で合わせる絶妙なゴールで痛い2失点目。30分以降はボールを持つ時間も増えたが、なかなか攻めきれず0-2で前半を折り返す。
後半は相手陣地でパスをつなぎ、シュートチャンスを伺う時間が続いた。相手のカウンターを警戒しながら試合を進めると、チャンスは64分。相手のスローインをカットしGKまで下げると、右サイドへ伸びたボールに村岡が走って追いつく。相手の守備が乱れて、ゴール前が空いたところに稲山が入ると、右足を振り抜き1点を返した。しかし、反撃もここまで。その後もCKや惜しいシュートは何本かあったが、日体大の守備を崩し切れず昨季のリベンジとはならなかった。
開幕から伸ばしてきた連勝が6でストップし、順位も単独2位で首位の山学大を追いかけることになった東洋大。次節の神大戦では、前半からの積極的な攻撃と持ち前のチーム力を発揮して勝利を飾ってほしい。
[次節試合予定]
第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第8節
6月10日(土) vs神大 神奈川大学付属中・高等学校サッカー場 15:00キックオフ
※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。
◾️東洋大学体育会サッカー部女子部の公式ホームページでは、試合後の選手インタビューが掲載されています。ぜひ、こちらのリンクからアクセスしてみてください。
https://toyo-footballclub.jp/womens/
TEXT=青柳そよか