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2023.06.23
ラグビー

[ラグビー]好調スタートで前半リードも流経大に惜敗

第12回関東大学春季交流大会Aグループ

6月18日(日) 東洋大学川越グラウンド

•東洋大 21{21-0、17-22}29 流通経済大


番号Pos.名前
1PR小川雄大
2HO小泉柊人
3PR石川槙人
4LOマタリキ・チャニングス
5笠掛優
6FLタニエラ・ヴェア
7森山海宇オスティン
8NO8植田宗優
9SH佐々木健人
10SO林星安
11WTB杉本海斗
12CTB岡本有生
13モーリス・マークス
14WTB坂本琥珀
15FB石本拓巳
16Re.前川嵩登
17後藤大樹
18伊波晃士
19ジュアン・ウーストハイゼン
20大内貫太郎
21土田修也
22ボンド洋平
23清水良太郎
24山岡快翔
25栗原大地
26伊藤隆之介


 トライを決めた石本

先制トライも決めた、キャプテン・タニエラ

積極的に攻める東洋大

タックルされながらも懸命にパスでつなぐ


 第12回ラグビー関東大学春季交流大会(以下、春季大会)Aグループ、東洋大対流通経済大の試合が行われた。昨季関東大学リーグ1部で惜しくも2点差で敗れ、再戦に闘志を燃やしていたが21対29で惜しくも敗れてしまった。


前半6分、東洋大の得意な形であるモールからのアタックでキャプテン・タニエラが先制トライを奪う。その直後前半八分、流通経済大にトライを許すが前半19分、杉本からのキックをチェイスした石本により再びトライ。その後前半24分、17対14と流通経済大に逆転を許すも前半28分、マタリキのトライで17対21で再び東洋大のリードで後半に向かう。


後半8分、石本が鋭いタックルを放ったが流通経済大がインゴールに駆け込み逆転トライ。その後、東洋大がゴールに迫る展開が続くものの流通経済大の激しいディフェンスによりトライができない展開が続く後半21分、スクラムにおける反則の繰り返しにより東洋大にシンビン。これにより14人で相手ボールになってしまう。だが東洋大のすさまじい粘りで、途中出場のボンドが鋭いタックルする。14人の間に得点を許さず、タックルでターンオーバー。スクラムでは劣勢となり自陣に下がるが、東洋大は笠掛を飛ばして相手のスローイングをカット、守りきることに成功した。だが流通経済大も対抗し、15対15に戻った後半42分、流通経済大のモールで20メートルで押され、勝負を決める五本目を許しノーサイド。


21対29で春期大会初勝利を逃した東洋大だが、14人になっても得点を許さず8点差の惜敗。昨年度主将齋藤(R5卒=静岡ブルーレヴズ)も今年はワークレットが高く走れているとコメント。次の明治戦でも攻守ともに期待したい。


■コメント

石本選手

(今日を振り返って)前半はいい感じでスタートでき、4点くらいで勝てた。しかし、フォワードを前半で取られるなど、修正し、後半に臨んだ。1発で取り切られるれることはなかったが、スクラムでペナルティをエリア取られるなど苦しい展開だった。(次戦への意気込み)春シーズンラストの明治戦。明治は強い大学なので、自分たちのウィークポイントを修正し、FWが強みなのでそれを生かして試合をしたい。今日の試合の修正点を来週中にちゃんと修正して、来週の日曜にはいい試合をしたい。(声かけで意識していることは)前のフォワード陣はスクラムできつくなっている。自分が声かけるだけでも、何か声をかければ気付いて、直してくれる。フルバックとして、とりあえず声を出すことで周囲に意識してもらおうとしている。


笠掛選手

(今日を振り返って)自分たちの強みのスクラムやモールが最初は出せずに、相手に押されてた。後半はラインアウトを取れたりとペースを持っていけるかと思ったが、細かいところが疎かになってしまった。(明治戦に向けて)明治はモールが良かったり、セットプレーが良いところ。相手の強みを最初の方から潰し、自分たちがそこで圧倒していきたい。(齋藤戦手から今年は走れる選手が多いと聞いたが)練習後にフィットネスを自主的にやる人が増えた。去年より走れる人が増えた。体重重い人も積極的にフィットネスをやるようになっている。


TEXT=福富善、PHOTO=金子恭大、北川未藍