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第37回関東大学女子サッカーリーグ戦１部前期第９節
６月17日（土） 東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド
東洋大１－０早大
〈得点者〉（アシスト）
77分 大箸（北村）
〈出場メンバー〉
▽ＧＫ
遠藤有紗（食１＝ノジマステラドゥーエ）
▽ＤＦ
落合依和（食３＝十文字）
熊谷美布（食２＝日テレ・東京ヴェルディメニーナ）
藤生菜摘（食４＝姫路女学院）
大箸桜子（食１＝常葉大付橘）
▽ＭＦ
北村美羽（食４＝ＪＥＦU-18）
宮本妃菜里（食３＝大商学園）
村岡由梨（食４＝村田女子）→64分 小林莉々子（食３＝常葉大付橘）
稲山美優（食２＝ＪＥＦU-18）
田中結衣（食２＝健大高崎）
▽ＦＷ
門脇真依（食４＝ＪＦＡアカデミー福島）
ルーキー大箸のゴールで接戦を制した
ＧＫには１年の遠藤がリーグ戦初出場
（写真提供：東洋大学体育会サッカー部女子部）
第37回関東大学女子サッカーリーグ戦（以下、リーグ戦）１部前期第９節は早大と対戦。リーグ戦４連勝で勢いに乗る早大に対して０－０で前半を折り返すも、後半にＣＫからルーキーの大箸がヘディングでゴールを決め、２試合連続で１－０の接戦を制した。
眩しい日差しが照りつける中、選手たちはいつも通り円陣を組んでグラウンドに散らばった。前半は、互いに時折ロングボールを入れながらパスを回し、サイドでチャンスを伺う時間が続いた。目まぐるしいボールの奪い合いが展開されると、試合開始から15分。右サイドから落合の正確なクロスが上がる。ただ、ここは相手ＧＫが飛び出しパンチング。序盤での得点とはならず。その５分後、門脇がドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、折り返して宮本へパス。しかし、ここも惜しくも枠を捉えられなかった。変わって、28分には相手にＣＫのチャンス。早大は選手がペナルティーエリアのライン上に密集して構える作戦だったが、ここは東洋大が難なくかわした。その後も両者惜しい場面を幾度となく作ったが、互いに決めきれず０－０で試合を折り返す。
後半は東洋大のキックでスタート。開始直後の47分、いきなりＣＫのチャンスを得る。山なりの放物線を描いたボールは、ゴール前に伸び絶好のチャンスとなったが、ここはうまく合わせられず直接相手ＧＫへ。得点につなげることはできなかった。それでも徐々にボールを支配し、相手のコートでプレーする時間が長くなってくると、64分。村岡に代えてＦＷの小林を投入。続く77分、右サイドでのパス回しからＣＫを獲得すると、ルーキーの大箸が頭で合わせゴール。待望の得点が生まれ、選手たちは抱き合って喜びを爆発させた。その後も攻撃の手を緩めず相手陣地で時間を使うと、試合終了の合図。チーム一丸となり２戦連続で接戦を勝ち切った。
24日に行われる第10節では、第31回全日本大学女子サッカー選手権大会の決勝で優勝を争った山学大と再戦。現在、リーグ１、２位につける強豪同士の一戦に注目が高まる。白熱した試合展開が予想されるが、ここ２試合で見せたような粘り強さを発揮して、勝ち点を手にしたい。
［次節試合予定］
第37回関東大学女子サッカーリーグ戦１部前期第10節
６月24日（土） vs山学大 山梨学院和戸サッカー場 16:00キックオフ
※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信も予定されています。
◾️東洋大学体育会サッカー部女子部の公式ホームページでは、試合後の選手インタビューが掲載されています。ぜひ、こちらのリンクからアクセスしてみてください。
https://toyo-footballclub.jp/womens/
TEXT＝青柳そよか
