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2023年度関東大学ラグビー秋季リーグ戦1部 立正大戦
9月18日(土) 熊谷ラグビー場
〇 東洋大 40{19-14、21-7}21 立正大
番号 | Pos. | 名前 |
1 | PR | 笹巻晴太 |
2 | HO | 小泉修人 |
3 | PR | 石川槙人 |
4 | LO | 森山海宇オスティン |
5 | ジュアン・ウーストハイゼン | |
6 | FL | タニエラ・ヴェア |
7 | 大内貫太郎 | |
8 | NO8 | 植田宗優 |
9 | SH | 清水良太郎 |
10 | SO | 天羽進亮 |
11 | WTB | 杉本海斗 |
12 | CTB | 浅尾至音 |
13 | モリース・マークス | |
14 | WTB | 坂本琥珀 |
15 | FB | 石本拓巳 |
16 | Re. | 小川雄大 |
17 | 前川嵩登 | |
18 | 伊波晃士 | |
19 | マタリキ・チャニングス | |
20 | 金井悠隼 | |
21 | 佐々木健人 | |
22 | 松嶋礼 | |
23 | ボンド洋平 |
集団から抜け出したモリース
相手からの攻撃も果敢にかわす
ゴールポスト付近に思い切りトライを決めた
2023年度関東大学ラグビー秋季リーグ戦1部(以下リーグ戦)の第2節が熊谷ラグビー場で行われた。今節の相手は立正大。初戦の法大戦に続き、3トライ差をつけ40対21で勝利し、勝ち点5点を得た。
先制点は立正大、開始1分にインターセプトからのトライランを決められてしまう。7分に飛び出したモリースがそのままトライと反撃に出るが、惜しくもキックはポールに弾かれてしまう。15分、さらに立正大の追加トライで9点差になると、19分に森山がすかさずトライ。キックも決めきり2点差になると、22分に力強いモールで立正大を押しきり連続トライを決めた。キックも決め、19対14でついに逆転。このまま後半を迎える。
後半戦の先制点を決めたのは、今試合でプレイヤーオブザマッチに選ばれた、主将・タニエラ。このトライが東洋大の攻撃に勢いをつける。54分には、パスフェイントで相手の隙をついて、1年の浅尾がトライ。64分に立正大にトライを許すも、ロスタイムに入った84分、副主将・杉本がトライをし、立正大をさらに突き放す。キックも決めきり、40対21で勝利した。前戦の法大戦に引き続き、合計5点を獲得し、早くも勝ち点10となっている。
前戦の反省点をしっかり修正し、開幕から2連勝という結果を収めた東洋大。前半戦はシーソーゲームを強いられたが、キャプテンのトライをきっかけとして勢いを付けた。9月の残り1戦も勝ちにつなげて、リーグ戦優勝へ歩みを進めたい。
■コメント
福永監督
(試合を終えて一言)学生中心に声をしっかりかけあって一週間立正さんに対して準備をし、リーダーの2人と4年生中心に準備してきたものをだせた試合でした。選手達をとても讃えたいと思います。(前回の反省だったペナルティは修正できましたか)前回のそういったものを無くそうということで練習から規律正しくをやり直して、ペナルティは減ってはいたがアグレッシブさにかけてしまった。だがペナルティは減っていたのでうまくやることができた。次の修正点はセットプレイ。試合中は監督からの声かけはあまりしていないのですか)基本的には選手中でコミュニケーションを取り合いこちら側からはポイントを絞って伝えるようにしています。一人一人が考えることができるのは東洋大の強みだと思います。昨年の反省点である後半の体力不足。(今年はどうですか)春からしっかりハードな練習を積み重ねて体力もつき、80分戦える強い体ができている。次節に向けて)今回出たセットプレイの修正をしっかりして、いい準備をできればと思います。
タニエラ選手
(試合を終えて一言)自分達が一週間やってきたものが試合にそのままだすことができ良かったです。試合中に名前で呼びあっているのをよく見かけましたが練習の時から行っているのですか)普段練習でできないことを試合ではできないので日頃から行って試合に挑んでいます。(トライの感想)体を張ってくれたみんなのトライだなと思います。後半開始3分でトライ決めていましたね)流れを東洋が作っていこうとみんなに言っていて、それができたトライでした。(ラインアウトで競る場面が多かったですね)相手を分析してBチームが立正のラインアウトを真似してやってくれていたので練習の結果が出たのだと思います。次節に向けて)チャレンジャーという気持ちを忘れず東洋らしいプレイが出来ればと思います。
杉本選手
(試合を終えて一言)一週間準備して来たものはFWのモールであったり、強いプレイを中心に、バックスはスピードを生かして外でとりきることを中心にやって来て、結果的に準備して来たものをだすことができて非常に良かったと思います。(トライの感想)FWがスクラムで押してくれて、アドバンテージもとってくれてバックスがパスを繋いでくれて、結果的に自分が取れただけなのでみんなのトライだと思います。(相手大学を分析等はしますか)マネージャーやスタッフがいないので選手みんなで試合の動画等をみて、大学毎にあるチームの特徴を分析しています。次節に向けて)今回見つかった課題をしっかり持ち帰って、また練習で修正しつつ、いい場面も有ったのでそこを精度を上げていこうと思います。
[次節試合予定]
2023年度関東大学ラグビー秋季リーグ戦1部
9月30日 (土) 拓殖大 12:30キックオフ
会場:熊谷ラグビー場Bグラウンド
TEXT=福富善 PHOTO=北川未藍