Article

記事


2023.09.28
サッカー

[女子サッカー]再三チャンスも生かしきれず、東国大に0-1で惜敗。

第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部後期第6節

9月23日(土) 東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド


⚫️東洋大0-1東国大



〈出場メンバー〉

▽GK

遠藤有紗(食1=ノジマステラドゥーエ)


▽DF

落合依和(食3=十文字)

五十嵐花怜(食2=1FC川越水上公園メニーナ)


▽MF

北村美羽(食4=JEFU-18)

野口珠里(食4=前橋育英)→78分 今西那歩(食3=INAC神戸レオンチーナ)

宮本妃菜里(食3=大商学園)

村岡由梨(食4=村田女子)→76分 田中結衣(食2=健大高崎)

石塚木乃葉(食3=エルフェン埼玉マリ)

稲山美優(食2=JEFU-18)

鈴木京響(食1=JEFU-18)


▽FW

小林莉々子(食3=常葉大付橘)→87分 山﨑綾乃(食1=JEFU-18)


果敢に攻撃を続けたが、1点が遠かった


何度もゴール前に走り込んだ小林


セットプレーでチャンスメイクした北村


(写真提供:東洋大学体育会サッカー部女子部)



 第37回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部後期第6節の相手は東国大。今月10日に皇后杯関東予選5位・6位決定戦で対戦し、4-1で勝利していた東洋大だったが、26分に自陣でのパスミスから先制点を許すと、積極的な攻撃を見せるもあと一歩のところで決定力を欠き、0-1で敗れた。


 この試合はホームでの開催だったが、試合前から東国大の大声援がグラウンドに響いた。スタートから東洋大がボールを支配しパスを回す時間が続くもシュートまでなかなか持ち込めない。両サイドにパスを振って攻撃を組み立てるも、東国大の寄せの速い守りが邪魔をした。

 すると、飲水タイム明けの26分。自陣でのボール回しから右サイドでボールを奪われると、相手のペナルティーエリア手前への浮かせたパスにGK遠藤が前に出て反応するも、東国大のMF佐藤にゴロで押し込まれ、痛恨の先制点を与えた。

 すぐさま同点にしたい東洋大は31分。自陣で宮本が体を張ってボールを奪うと、細かくパスをつなぎ右サイドの稲山が低い軌道のクロスを上げる。しかしここは惜しくもゴール前にいた村岡、小林に合わず相手GKにキャッチされる。

 41分には、相手DFがヘディングで弾いたボールを落合が奪い、宮本へパス。宮本はゴールに対して横を向いた体勢から体をひねりながら右足を振り抜く強烈なシュート。しかしここもボールが相手GKの正面に飛び、ゴールとはならず。反撃できないまま前半が終了した。

 後半のスタート、早い時点で追いつきたい東洋大は47分、50分にCKで攻め立てると、続く53分。コート中央にいた北村の前へのパスに稲山が反応。ドリブルで相手DFをかわし、難しい角度からシュート。稲山は狙い澄ました力強いシュートを放ったが、またしても得点とはならなかった。

 61分には、ペナルティーエリアやや手前で小林が倒され、FKのチャンス。ここも北村が柔らかい軌道のボールを蹴り込んだが、相手DFにヘディングではね返された。

 試合時間も残りわずかとなった86分、GK遠藤がゴール前にゴロで転がったボールをキャッチしようとしたところに、相手FWがスライディングで入り込み衝突すると、この行為にレッドカードが出た。東国大が1人少ない状態となり、東洋大にとってはまたとない好機だったが、はかなくも試合終了の笛が鳴った。

 東国大に一瞬の隙を突かれ、反撃しきれず接戦を落とした東洋大。リーグ戦も残すところ5試合となり、首位の山学大を勝ち点6差で追いかける苦しい展開となった。まずは、次節の日体大戦で前期に敗れたリベンジを果たして、残りの試合に勢いをつけたい。


[次節試合予定]

第37回関東大学女子サッカーリーグ戦1部後期第7節

9月30日(土) vs日体大 日本体育大学横浜健志台キャンパスサッカー場 12:00キックオフ

※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信も予定されています。


◾️東洋大学体育会サッカー部女子部の公式ホームページでは、試合後の選手インタビューが掲載されています。ぜひ、こちらのリンクからアクセスしてください。

https://toyo-footballclub.jp/womens/



TEXT=青柳そよか