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第28回関東学生ラクロスリーグ戦 男子 2部Aブロック
9月12日(土) 江戸川区臨海球技場
東洋大4-14神大
反撃の1点目を決めたAT清水
MF日景主将はチームをけん引した
開幕2連勝。東洋大史上最高成績である、2部3勝を目指し挑んだ一戦だった。しかし、神大の攻撃陣を止めることができず、4対14の大差で敗戦した。
守備が崩壊した。開始早々に先制点を奪われると、第1Q開始12分で5点差を付けられる。これまで好調だった攻撃陣もこの日は沈黙。第1Q終了間際にようやくAT清水(ラ2・西武文理)が1点を返すも、波に乗ることができない。「これ以上(点差が)離れても変わらないからどんどんボールを奪いに行って逆転するという気持ちでいけ」。コーチからの言葉通り、第3Q開始直後AT川又(ラ2・白鴎大足利)が追加点を決める。しかし、相手の流れを止めることができない。次々に得点を決められ、4対14で大敗した。
エースのAT小林(ラ3・西武台)を中心にチャンスを作るも、決めきれない場面が多くみられた。清水は「オフェンスの足が止まって、停滞していた」と反省点を述べる。
MF日景主将(ラ4・小平)は「2部2勝という気持ちの面で余裕が生まれていた。その余裕に付け込まれた」と試合を振り返る。しかし、2部Aブロック1位の東京理科大も1敗を喫し大混戦。まだ1部昇格への望みは残されている。気持ちを引き締め、次戦に臨みたいところだ。
■コメント
・MF日景(ラ4・小平)
切り替えの早さや気持ちの面、特に技術的な部分が相手の方が上で2部2勝という気持ちの面での余裕も生まれてて、その余裕に付け込まれたなという感じがする。点差が離れてしまったが、後半からはこれ以上離れても変わらないからどんどんボールを奪いに行って逆転するんだという気持ちでいけというコーチからの指示に従った。だから最後の方に決められた点数に関しては気にしていない。1点しか取れなかったが、2点3点と取れる場面はたくさんあったのでまだまだ足りてないかなと思う。1位の東京理科大も今日負けてしまってすごい混戦していて、昇格するか降格するかも分からないのでしっかり準備して次に臨みたいと思う。準備の部分でまだまだ甘かったと思うので技術的な面もそうだが、しっかり相手の隙に付け込められるように準備していきたい。
・AT清水(ラ2・西武文理)
(先制点を挙げたことについて)自分はスタメンでは出ていなかったので、どうしてもこの機会に得点を入れたいと思った。こんなに点差も開いてしまい、悔しい。次につなげたい反省点が多い。具体的に、オフェンスだと足が止まって、停滞しているので、動きが変えられずにいた。次は試合中に何がだめなのか分かるようにして、試合の途中からでも雰囲気を変えていきたい。
TEXT=内田りほ PHOTO=吉谷あかり