記事
令和５年度東都大学準硬式野球秋季２部リーグ戦で８勝１敗１分の成績を残し勝率.８８９で優勝を納め、11月に行われた令和５年度東都大学準硬式野球秋季１部２部入替戦で２連勝を飾り、見事１部昇格を果たした東洋大。
昨秋の２部昇格に引き続き、２年連続での昇格を目指し挑んだ春の結果は惜しくも２位。「得点を取らなくては試合に勝つことはできない」あと一歩のところで優勝を逃した春の悔しさを糧に、打撃練習に力を入れて取り組んだ夏を経て「１部に上がりたい。１部で試合がしたい。」チーム全員がその思いで臨んだ秋季リーグ戦。
学生監督・選手の方々にこの１年を振り返って頂きました。
第２日目は、 福田副主将と松本春副主将のお二人のコメントをお届けいたします。（聞き手＝一ノ瀬志織）
左：福田副主将 右：松本春副主将
（写真提供：東洋大学準硬式野球部）
⚫ 副主将 福田 匠(営３＝東洋大姫路) 【令和５年度秋季リーグ戦東都２部 首位打者賞】
ーーまず、今年1年春秋のシーズン全体を通してチームとしての振り返りをお願いします。
チーム目標を１部昇格として挑んだ１年間でしたが、様々な課題にぶつかりました。その中で選手主体のチーム作りを行い、最終的に目標を達成できたのでいいシーズンになったなと思っています。
ーー昨秋の２部昇格に続き１部昇格を成し遂げたこの秋のシーズン。この結果についてはどう思われますか。
昨季と同じく今季の春リーグでも２位という結果に終わり、チームの士気が下がってしまう時もありましたがそこからチーム力を高めていき、1 部昇格を成し遂げることが出来た のでとても嬉しく思います。
ーーこの秋、個人での振り返りをお願いします。
結果で見ると首位打者というタイトルは付いていますが、チャンスの場面やピンチでの守備で悔やまれるプレーが多かったので自分の中ではベストシーズンには出来なかったなと思っています。
ーー今シーズン、一番印象に残っている試合は。
東海大学との入れ替え戦の２戦目です。試合全体で東洋らしい野球ができたのと、一部昇格が決まった試合でもあったのでとても印象に残っています。
ーー副主将として過ごされたこの一年はいかがでしょうか。
最初は少し不安もありましたが頼りがいのある幹部達がいてくれたのでとても安心して役職を全うすることができ、副主将になって良かったなと思える１年でした。
ーー次の春から1部の舞台で戦うチームへ向けてお願いします。
１部に上がることによってさらにレベルの高い野球が要求されます。ですが今までやってきた東洋野球でも十分通用はすると思うので全国という高みを目指し頑張ってくださ い！
⚫ 副主将 松本 春樹(ラ３＝東農大三)
ーーまず、今年１年春秋のシーズン全体を通してチームとしての振り返りをお願いします。
チームの目標であるリーグ優勝・１部昇格を果たせたことで最高の１年になりました。春は２位という悔しい結果でしたが、秋に自分たちの目指している野球をすることができました。守備からリズムを作るという形を秋に体現できて良かったです。
ーー昨秋の２部昇格に続き1部昇格を成し遂げたこの秋のシーズン。この結果についてはどう思われますか。素直に嬉しいです。1 部昇格は入部当初からの目標でもあったので最高です!
ーーこの秋、個人での振り返りをお願いします。 バッティングではあまり貢献できなかったと思います。守備や声がけで少しでもチームに貢献できていたら嬉しいです。
ーー今シーズン、一番印象に残っている試合は
國學院大学との第２戦が１番印象に残っています。チームとしても絶対に負けられない試合で、気合を引き締め直して臨みました。結果的には投打が噛み合ったベストゲームだったと思います。
ーー副主将として過ごされたこの一年はいかがでしょうか
副主将としても絶対にチームを１部昇格に導きたいと思っていました。しかし、チーム全員が自分の役割を理解し、主体的に行動していたので自分は特に何もしていません。自立した良いチームでした。
ーー次の春から1部の舞台で戦うチームへ向けてお願いします。
1 部という舞台ですが、楽しむことを忘れないで欲しいです。環境は変わりますがやることは変わりません。東洋の野球をやり切ってほしいです。降格は許しません。
TEXT＝一ノ瀬志織
