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2024.02.20
陸上競技
[陸上競技] 第100回箱根駅伝インタビュー7日目・西村真周選手
2年連続となる東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根)の復路のスターターを任せられた西村真周(総2=自由ヶ丘)。昨年失速してしまった大平台からの7.4㌔でペースを上げ58分台で走る好走を見せた西村に箱根の振り返りと共に今後の目標について語ってもらった。
・西村真周
ーーレースを振り返って
前半が思うように動かせず少し焦る場面もあったが、落ち着いて走る事ができ前半のロスを後半で巻き返せた。しかし、もっと自分が速く走れていれば3位に届いたので悔しい。
ーーレースプランは
登りに自信があったのでそこでタイムを稼ぎ、下りは去年前半速かったのでそのイメージで、後半は昨年失速したのでその反省を活かして最後まで出し切る。
ーーチームの結果を振り返って
3位を目標とした中で21秒差での4位となりとても悔しい結果となった。一人一人があと2秒ずつ速く走れば届いた結果だったのでその部分を改善して来年に臨みたいと思った。
ーースタート前の心境は
自分が復路の流れを作る。前との差を必ず詰める。
ーー2年連続の6区に決まった時の心境は
昨年のリベンジして次に繋げる!!!
ーー良かった点、悪かった点
良かった点はラスト3㌔のタイムが昨年よりも改善された事。悪かった点は登りと下りが思うように走れなかった事。
ーー印象的だった酒井監督からの声掛けはどのような言葉がありましたか
去年よりも動いてる。良い走りしてる。
ーー2年連続の6区だったがレースプランを去年と変えた部分はあったか
昨年は後半に失速したので、途中からの動きを特に大切にした。
ーー今期を振り返って
前半シーズンは故障で出遅れて、駅伝シーズンはコロナ感染と貧血と今までの陸上人生で1番苦しいシーズンとなった。最後の箱根駅伝で少しは今シーズンの苦しみから抜け出せるきっかけを作れたと思う。
ーー来年の箱根駅伝の希望区間は
1区・6区
ーー来季の目標は
5000㍍・10000㍍・ハーフで高い水準で結果を出す。また、自分がチームの核となり引っ張っていく。今の3年生に負けない活躍をする。
ーー4年生に向けてメッセージをお願いします
たくさん迷惑をおかけしましたがありがとうございました。最後に箱根駅伝で繋いでくれた襷は必ず次に繋げます。好きです!
◆西村真周(にしむら・ましゅう)
生年月日/2003・8・11
身長・体重/161・47
走りの強み/アップダウンに強い走り、ラストスパート