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第38回デンソーカップチャレンジサッカープレーオフ グループ1第2節
2月21日(水) Jヴィレッジ9番ピッチ
関東選抜B 2-0 北信越選抜
〈得点者〉(アシスト)
29分 常盤
88分 常盤(常藤)
関東大学サッカーリーグ20節・日大戦でゴールを決める高橋輝
全国を6地域8チームに分けて選抜された大学生が出場する、サッカーの地域別対抗戦、デンソーカップチャレンジサッカー(以下、デンチャレ)。デンチャレへの出場権をつかむ為のプレーオフに出場する関東選抜B(以下、関東B)にMF高橋輝(国1=大宮U-18)が選出された。21日は関東選抜Bにとっての初戦が行われ、高橋輝が途中出場を果たし、関東選抜Bが2-0で勝利した。
1年前。まだ高校生だったルーキーは、たった一年で関東を選抜するメンバーとして活躍を見せた。昨季は6月に早くもスタメンの座をつかむと、関東大学リーグ1年生最多タイの9Gやインカレにも出場を果たすなど、新入生ながら完成度の高いプレーを披露。その活躍もあり、地域選抜チームである関東Bのメンバーに選出された。
前回大会で8位だった関東Bは、今大会はプレーオフからの出場。本大会へ返り咲く為にも負けられない一戦で、関東Bは早速結果を残す。29分、チームメートに当たり、こぼれたボールに勢いよく走りこんだMF常盤亨太(3年、明大)が右足を一振り。豪快にゴールネットを揺らして先制点を奪った。
1点リードのまま迎えた後半、東洋のスピードスターに出番が訪れる。68分、高橋輝はMF熊倉弘達(3年、日大)に代わりデンチャレ初出場。 「点をとりに行くぞ」と指示を受けた高橋輝は、オフザボールの動きで得点に絡む。
88分、右サイドバックのDF常藤奏(1年、中大)が相手ゴール付近でボールを持つと、高橋輝はペナルティーエリアの外側に走り相手DFを誘導。その動きで空いた中のスペースにボールが入ると、混戦の末再び常盤がとどめとなる2点目を奪った。
自身の視野の広さでゴールを演出した。「サイドバックの選手がボールを持った時に、エリア内が少し詰ま
今大会で活躍することは、全国の舞台で通用する選手であることへの証明にもなる。昨年度東洋大からデンチャレに参加したMF本間洋平(国4=札幌U-18)、DF田頭亮太(国4=東福岡)、GK川上康平(国4=JFAアカデミー福島)の3人も全国レベルの技量を持つ選手たちだ。「本大会で優勝する」と誓った韋駄天アタッカーの日本一への挑戦が始まる。
◾️コメント
・高橋輝(国1=大宮U-18)
(初のデンソーカップとなりましたが、初戦の感想を教えてくださ
初戦が大事ということはチームで共有できていて、その中で前半
(選抜チームでの初戦は連係面でも難しい部分がありますが、連係
事前合宿や練習試合などで、ある程度連係の部分はお互いにコミ
(交代時の指示を教えていただけますと幸いです)
1-0の状況だったので、点をとりに行くぞということを言われ
(2点目のシーン、輝選手の相手を引きつける動きで相手のマーク
サイドバックの選手がボールを持った時に、エリア内が少し詰ま
(今大会の目標を教えてください)
プレーオフを勝ち抜いて、本大会で優勝することです。
TEXT=髙橋生沙矢