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3月に行われた春のオープン戦を戦い終え、いよいよ4月10日に開幕戦を迎える硬式野球部。1部復帰を目指す東洋大の選手たちのインタビューを7日間にわたってお届けする。
最終日となる第7日目は、勝負強い打撃が持ち味の嶋村知浩(法4=栄北)主将。今年背番号1を背負う彼に、開幕を前にした今年のチームについて、自身について語ってもらった。(取材日・4月1日、聞き手=一ノ瀬志織)
ーー春のオープン戦の個人の振り返りは
前半戦は出場機会が多かったわけではないんですけど、自分なりに結構いい当たりが続いていました。最終の法政大戦の時にスタメンで出してもらってそこで一本打てたって言うのが自分の中で大きかったなって思います。その一本が出てリーグ戦に臨めるので、打数が少なかった中で良い結果が出ました。
ーー春のオープン戦のチームしての振り返りは
社会人との試合が多く勝ちよりも内容と言う感じで、自分たちの課題出たんですけど、社会人の野球を見てプレイを見て学べる部分も多かったです。本当は勝たないといけないって部分もあったけれど、社会人の良いところは吸収できたのかなと思います。
チームとしても初めは打者の調子がなかなか上がらなくて。でも、最終週の大学相手の試合では、初めのDeNA戦よりも良い内容になったと思うので、仕上がってきたのかなと思います。相手が良いピッチャーって中で、ヒットを打たないで点を取ることができるのも分かりました。リーグ戦になったら緊張とか相手のピッチャー次第でもあるんですけど、いかに相手のミスにつけ込んで少ないヒットでも点数を奪えるかは重要で、それがオープン戦で実践できたんじゃないかって思いました。
ーー試合中新たに意識して取り組んだことは
サインプレー、フォアボールで出て盗塁・バントで最後内野ゴロで1点を入れる。去年みたいに打者ひとりひとりの技術で点を取るんじゃなくて、一体となって点を取るっていうのは、チーム全体で意識しました。
ーー練習や試合を通しての手応え、収穫は
バッティングの調子が上がらない中で、その日その日で自分に合った打撃は掴めてきたと思います。具体的にはバッドをどう構えるかとか。
ーーチームの仕上がりは
ピッチャーもいい感じで、打者も振れてきて良いあたり出てきていると思います。
ーー春リーグ戦の個人の目標
自分が試合に出るのはもちろんなんですけど、役割りをしっかり果たす。自分が出た打席でフォアボールでもヒットでもどんな形でも出塁する。そういうチームの流れを変える選手になりたいです。
ーー自分のアピールポイント
バッティングです。どういう出され方をするか分からないですけど、出た時はどんな場面でも、もし代打だったとしても、その1打席に懸ける、そんな気持ちです。
ーーチームにとっての自分の役割は
打線だったら、皆んなが打てない中苦しんでる中で一本出せるようなバッターになりたいです。チームとしてはベンチに居る時は、引っ張るって感じで出てる選手はもちろんベンチのメンバーも含め周りをしっかり見てチーム全体を鼓舞していける選手になりたいです。
ーー新チームの良いところ、強み
井上監督が指示して動くってよりも部員が中心となって練習のメニューを考える、自分たちで考えて野球をやるって言うのが良いところだと思います。
ーー最後に開幕に向けて意気込みを
全勝優勝して、1部に上がります。
◇プロフィール◇
嶋村知浩(しまむら・ともひろ)
生年月日/2002・8・19
身長・体重/172㌢・77㌔
仲良い人/岸新太郎 主務(国4=北海)
試合前ルーティーン/バットの手入れをする
【硬式野球部開幕戦】
4月10日(水)vs立正大 @等々力球場 9:00PB
開幕まであと1️⃣日‼️
◆2024春開幕前インタビュー◆
第1日目:一條力真投手・柿本晟弥投手
第2日目:鈴木ニ知佳捕手・政所蒼太捕手
第3日目:向髙滉人投手・島田舜也投手
第4日目:花田旭外野手・秋元俊太外野手
第5日目:吉田元内野手・池田彪我内野手
第6日目:岩崎峻典投手・楠悠磨外野手
第7日目:嶋村知浩内野手