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第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第1節 東洋大vs流経大
4月7日(日) 流通経済大学龍ケ崎フィールド
●東洋大1-2流経大
〈得点者〉(アシスト)
49分 荒井
〈出場メンバー〉
▽GK
前田宙杜(国4=京都橘)
▽DF
稲村隼翔(国4=前橋育英)
山之内佑成(国3=JFAアカデミー)
荒井涼(国3=日大藤沢)
大橋斗唯(国2=柏U-18)→84分 中村琉聖(国2=横浜FC・Y)
▽MF
中山昂大(国4=大宮U-18)
高橋輝(国2=大宮U-18)
田制裕作(国3=柏U-18)→68分 渡井翔琉(国4=千葉U-18)
▽FW
増田鈴太郎(国4=東海大相模)→72分 新井悠太(国4=前橋育英)
堀内泰雅(国4=東京V・Y)→HT 梅津凜太郎(国4=鹿島Y)
鍋島暖歩(国3=長崎U-18)→80分 村上力己(国3=尚志)
先制点を喜び合う選手たち
ドリブルで相手をかわすFW増田
果敢に得点を狙うMF高橋
相手の様子をうかがうFW鍋島
コーナーキックを蹴るDF中村
第98回 関東大学サッカーリーグ戦が開幕した。1部初戦の相手は、昨年度の1部リーグ5位の成績を残した流通経済大。互いに一歩も譲らない状況が続く中、後半で東洋大は先制するも勢いに乗りきることができず。試合終了間際、相手に逆転を許し悔しいスタートとなった。
前半、東洋大は攻めの姿勢で試合を進める。試合開始10分には、山之内(国3=JFAアカデミー)がクロスに合わせるも、枠をとらえきれず。前半30分、相手にゴール前まで持ち込まれピンチが訪れるもGK前田(国4=京都橘)のナイスセーブが光り、前半を無失点に抑えた。40分、右サイドからのクロスに中山(国4=大宮U-18)が頭で合わせるもボールはバーに当たり、ゴールネットまで届かず。両者隙を見せず、0ー0で前半が終了した。
後半開始直後に試合が動く。47分、荒井(国3=日大藤沢)がドリブルで相手のファウルを誘うとPKを獲得。「結果を残してこれからもコンスタントに試合に出たい」という思いで試合に臨んだ荒井が、狙いすましたシュートで確実に決め、チームの先制点を挙げた。このまま勢いに乗り、追加点を挙げたい東洋大だが流経大の堅い守備が彼らを阻んだ。67分、GK前田が弾いたこぼれ球を押し込まれ、失点。同点で拮抗(きっこう)した状況が続き、試合時間が残り10分を切る。両チームが追加点を狙い相手の隙をうかがう中、試合終了間際の88分、相手に速攻を決められ逆転を許した。最後まで粘り強く攻め続けたがゴールを奪えず、リーグ初戦は惜しくも黒星に終わった。
キャプテンの中山は、今回の敗因に「最後のフィニッシュだったりとか(で)決めきれなかった」ことを挙げ、冷静に次戦を見据えた。
◾️コメント
・中山昂大(国4=大宮U-18)
ーー初戦どんな思いで挑んだか
目標としている優勝という場所があるので、そこに向けて一つずつ勝っていこうということで、初めて出る選手がいたりした中で、緊張とかいろんなプレッシャーで、、まあそこまで緊張せずというか今まで通りできたかなと思います。
ーー今日の試合展開は
前半はボールを握って、自分たちのサッカーができていたとは思うんですけど、最後のフィニッシュだったりとか(で)決めきれなかったっていうのが敗因かなと思います。
ーー今後の試合に向けた意気込み
また1週間後に関東リーグ始まりますし、そこに向けて今日負けたところ、できたところできなかったところをちゃんと改善して、次の試合につなげていきたいと思います。
・荒井涼(国3=日大藤沢)
ーー初戦どんな思いで挑んだか
初戦が流経(大)で自分は去年あまり関東リーグでスタメンじゃなかったので、自分はここで結果を残してこれからもコンスタントに試合に出たいなという思いでやりました。
ーー試合を振り返って
前半結構自分たちが(ボールを)持っていて、相手もそんなにプレッシャー(をかけて)こなくて、後半の初めの方に自分がいい形で(機会を)もらえたので、そこから点を取ることはできたんですけど、自分たちはいつも流経(大)にこういう逆転負けして、、それは次の試合に(向けて)改善したいなと思います。
ーー今後の試合に向けた意気込み
東海(大)は練習試合でやっていて、そのときは結構やられるシーンがみんな多かったので、今回の関東リーグでは借りを返せるように頑張りたいと思います。
[次節試合予定]
第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第2節
4月13日(土) vs東海大 埼玉スタジアム2002第2グラウンド 14:00キックオフ
※関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルまたはジェイネットTVにてライブ配信も予定されています。
TEXT/PHOTO=望月桜