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第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第3節(第14節) 9月19日(土) 筑波大学第一サッカー場
東洋大2-3東海大
<得点者>
20分 オウンゴール
27分 小山大
<出場メンバー>
▽GK
沖野泰斗(国4・幕張総合)
▽DF
石坂元気(国4・広島Y)
郡司昌弥(国4・柏U-18)
瀧澤修平(ラ4・東洋大牛久)45分→DF浦上仁騎(国1・大宮Y)
長谷川優希(国4・帝京)
▽MF
徳市寛人(法3・東福岡)62分→MF高橋宏季(国1・FC東京U-18)
小山北斗(国4・帝京)
仙頭啓矢(国3・京都橘))
田中舟汰郎(国3・横浜FC・Y)69分→MF小島正之介(ラ4・常総アイデンティU-18)
小山大貴(国4・大宮Y)
▽FW
遊馬将也(国4・武南)
小山大は同点弾を放つも逆転には至らなかった
久々の出場となったが、落ち着いたプレーを見せた浦上
開始直後に得点を奪われるが、27分に小山大が決め同点に追いつく。だが、隙を読まれ1点を奪われる。勝たなくてはいけない試合に惜敗を喫した。
「情けない試合をしてしまった」。古川監督は敗戦のショックを隠しきれずにいた。開始早々にゴールを決められてしまう。追いつこうと小山大がヘッドで押し込むも、わずかに枠から外れる。しかしここで幸運が訪れた。20分、相手のオウンゴールで同点に。試合は振り出しに戻る。ここで得点を重ねたかった。だがその4分後にゴールを奪われ、徐々に焦りが見えてくるイレブン。27分に小山大が自らボールを運び、冷静にシュートを決め同点に。ようやく自力で1点を奪った。その後もゴールマウスを狙うが相手の5バックがなかなか崩せない。瀧澤のハンドからPKを決められ、再び1点ビハインドに。加点できず、そのまま試合は終了。勝つべき相手に悔いの残る結果となった。
「チームが勝たないと意味がない」得点を決めた小山大は語った。シュート数は相手を上回っていたがゴールにつながらない。チャンスは何度もあったはずだ。これをしっかりとものにできるかが今後の課題となる。
■コメント
・古川監督
一言でいうと、情けない試合をしてしまった。(敗因は)入り方が最悪だった。ミーティングで相手が5バックでやってくることも分かっていた。攻略できると思っていたが開始早々の失点と追いついてもすぐ失点を与えてしまうとこと。相手もこっちにチャンスを与えてくれたこと。全てを生かせなかった。(次回に向けて)今日の敗戦のショックが大きい。ただ可能性が残っている限りはやるしかない。しっかり切り替えて奮い立たせていくしかない。
・小山大貴(国4・大宮Y)
勝たないといけないというのが一番のところ。立ち上がりの入り方が悪くて2失点してしまった。自分のビハインドのミスで3点目を入れられてチームとしても立ち上がりの課題と前半終盤の自分のミス、時間帯の自分のやることを間違ってしまった。個人の課題とチームの課題が見つかった。(試合前の調子は)チームとしては良かった。個人としても今は結果が出ているのでそんなに悪くはない。だが、ゴールを決めたプラス、チームが勝ったり複数得点を目指していかないといけない。(ゴールを振り返って)相手が5バックだったので中にとっとけと言われていた。そのおかげでこぼれ球が得点につながった。(次回に向けて)もう落とせないと思うので昇格の可能性がある限り残りを全勝して望みをつけたい。
・浦上仁騎(国1・大宮Y)
ビハインドだったら後半の頭から行くと言われていた。なので自分がどういう風に試合を運んでいくか考えながら準備をしていた。(ハーフタイムに監督から指示があったか)具体的には無かったが、自分はボールを動かすタイプなので、そういったところを意識した。(試合終盤に何度も良いボールを前線に蹴っていたが)途中からロングボールという指示があり、しっかり狙ったところに飛んでくれたので、練習の成果が出てよかったと思う。(次節に向けて)また来週しっかりと準備して、負ける試合は許されないので、チームで戦って自分もその中で貢献できるように頑張りたい。
TEXT=横山恵美 PHOTO=當麻彰紘、藤井圭
[次節試合予定]
第89回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(後期)
第4節(第15節) 9月27日(日) 対東学大 東洋大朝霞グラウンドにて 13:50キックオフ