記事
東都大学野球 春季2部リーグ戦・国士大 第1回戦
5月9日(木)等々力球場
○東洋大4ー0国士大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
国士大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東洋大 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 4 |
本塁打:花田(一回)
二塁打:池田(六回)
島田ー政所
・打者成績
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
1 | (左) | 斎藤(営4=九州国際大付) | 4 | 0 | 0 |
2 | (右) | 花田(総3=大阪桐蔭) | 3 | 1 | 1 |
打 | 里(総4=浦和学院 ) | 1 | 1 | 0 | |
3 | (遊) | 宮下(総3=北海) | 3 | 0 | 0 |
4 | (指) | 池田(営3=三重) | 4 | 1 | 0 |
5 | (一) | 高中(総1=聖光学院) | 4 | 3 | 1 |
6 | (二) | 吉田(営3=龍谷大平安) | 2 | 0 | 0 |
打 | 高山(総1=三重) | 1 | 0 | 0 | |
7 | (三) | 馬場(総2=九州学院 ) | 4 | 2 | 0 |
8 | (捕) | 政所(営3=天理) | 3 | 0 | 1 |
9 | (中) | 大城戸(総1=九州学院) | 2 | 1 | 1 |
打 | 嶋村(法4=栄北) | 1 | 0 | 0 | |
中 | 秋元(済3=木更津総合) | 0 | 0 | 0 | |
計 | 32 | 9 | 4 |
・投手成績
勝敗 | 名前 | 回 | 球数 | 安 | 四死球 | 三振 | 責 |
勝 | 島田(総3=木更津総合) | 9 | 100 | 2 | 4 | 6 | 0 |
完封勝利を飾った島田
花田の今季2号がチームを勢いづけた
高中はこの試合猛打賞
第一回戦に勝利し、1つ目の勝ち点獲得をかけ、国士大第2回戦が行われた。
先発・島田(総3=木更津総合)が国士大打線を散発2安打に封じる好投を見せ、前日の岩崎(総4=履正社)に続き2日連続で完封勝利を飾った。
先制点をあげたのは一回裏、東洋大の攻撃。2番・花田(総3=大阪桐蔭)が放った今季2号本塁打だった。カウント1-1からの3球目を完璧に捉え左翼席に運び、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。初回からの得点にチームは盛り上がりを見せた。
続く二回の攻撃、高中(総1=聖光学院)の右安打と吉田(営3=龍谷大平安)の犠打、さらに馬場(総2=九州学院)が右安打で出塁し、流れを掴むと即座に盗塁を決め、1死二、三塁と追加得点の好機を迎える。後続の政所(営3=天理)の遊ゴロの間に1点、9番大城戸(総1=九州学院)の三適時内野安打でさらに1点奪いこの回2得点。3-0とリードを広げる。
先発のマウンドにあがったのは、この春安定した投球でチームを支えている島田。初回を三者凡退で抑え、好調の立ち上がりを見せる。二回、2者連続で出塁を許すも、落ち着いた投球と固い仲間の守備で併殺に打ち取り反撃の隙を与えない。
「打たせてテンポ良くできた」と、その後もリズム良く投げ続け、スコアボードに0を連ねた。
八回には、代打・里(総4=浦和学院)の中安打からチャンスを広げ、高中の適時打で1得点をあげた。高中はこの試合4打数3安打と猛打賞。毎試合、守備でも固い守りを見せ、勝利に貢献している1年生はチームの大戦力である。
終盤に入っても好投を続ける島田の投球は変わらず、最終回も三者凡退で終え試合終了。9回100球を投げきった島田は、被安打2の完璧な投球で国士大打線を封じ、笑顔で仲間に迎えられた。
ようやく勝ち点1を獲得した東洋大。徐々に投打の調子をあげてきた勢いこのままに残りの試合に挑む。2部優勝そして1部昇格への快進撃は始まっている。
◼︎コメント
・島田投手(総3=木更津総合)
ーー今日の投球を振り返って
調子自体はそこまで良くなかったんですけど、打たせてテンポ良くできたのでそこがよかったです。
ーー完封は頭にあったか
拓殖大戦の時に完封できなかったので、完封したいなというのはありました。あと、昨日岩崎さん(総4=履正社)が完封してたので、自分も完封しようと思っていました。
ーー残りのリーグ戦に向けて
やることは変わらないので、今まで通りにやれたらなと思います。
TEXT/PHOTO=一ノ瀬志織