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2024.05.19
硬式野球

[硬式野球] 2つ目の勝ち点獲得!勢いこのまま残りの試合へ

東都大学野球 春季2部リーグ戦・拓大 第3回戦

5月16日(木)大田スタジアム


○東洋大5ー3拓大


東洋大
拓大


三塁打:宮下(五回)

二塁打:里(一回)、花田(六回)


島田、柿本、佐伯、岩崎ー政所


・打者成績

打順守備名前
(左)里(総4=浦和学院 ) 

打→左秋元(済3=木更津総合) 
(右)花田(総3=大阪桐蔭) 
(遊)宮下(総3=北海) 
(三)池田(営3=三重) 
(一)高中(総1=聖光学院) 
(指)斎藤(営4=九州国際大付) 

山内(総1=東海大相模)

西川(営3=九州学院)
(捕)政所(営3=天理)
(中)大城戸(総1=九州学院) 
(二)馬場(総2=九州学院 )


34


・投手成績

勝敗名前球数四死球三振
島田(総3=木更津総合) 99

柿本(営4=東洋大姫路) 16

佐伯(総4=高岡一) 27

岩崎(総4=履正社)10


島田は気迫の投球で何度もピンチを切り抜けた


初回の里の二塁打が打線を勢いづけた


三塁打を放った宮下


春リーグ戦も終盤に入り、迎えた拓大第3回戦。2つ目の勝ち点獲得をかけた戦いが行われた。


 先制点をあげたのは一回表、最初の攻撃だった。先頭打者の里(総4=浦和学院)が左二塁打を放ち、リードオフマンの役割を果たす。二塁上で力強いガッツポーズを見せベンチの仲間に応えた。続くの宮下(総3=北海)の右安打と池田(営3=三重)の犠飛で走者を還し先制点を取り、幸先の良いスタートをきる。


 先発のマウンドに上がったのは、島田(総3=木更津総合)。二回、2死から相手打者に本塁打を打たれ1点を奪われる。試合は1-1と振り出しに戻される。


 再び好機をものにしたのは五回、宮下が右中間を破る三塁打を放つ。後続の高中(総1=聖光学院)の中安打で1点を奪い勝ち越しに成功する。


 六回も東洋打線はさらに勢いにのる。2死から馬場(総2=九州学院)の四球、里の中安打、花田(総3=大阪桐蔭)の右二塁打が連続出塁を決め1得点。さらに、4番・池田が左適時打を放ち、2点をあげる。5-1とリードを広げ、勝ち点2の獲得を狙うチームに弾みをつけた。


 援護点をもらった島田は、五回には1死一、三塁、六回には1死満塁と走者を背負うも気迫の投球で最少失点で切り抜ける。3つ目のアウトを取りベンチに帰る島田は満面の笑みで、ベンチで待つチームメイトに迎えられた。


 七回以降は、各回継投となり、八回に1点を奪われるも最後までリードを守りきり試合終了。九回には、岩崎(総4=履正社)が登板し落ち着いた投球で、相手の攻撃を3人で抑えた。


 これで勝ち点2を獲得した東洋大。残すカードは専大と現在首位の東農大との戦いとなる。残りの勝ち点も全て取りきり、まずは2部優勝を決める。


TEXT=一ノ瀬志織/PHOTO=一ノ瀬志織・岡田理奈