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東都大学野球 春季2部リーグ戦・拓大 第3回戦
5月16日(木)大田スタジアム
○東洋大5ー3拓大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東洋大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 |
拓大 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
三塁打:宮下(五回)
二塁打:里(一回)、花田(六回)
島田、柿本、佐伯、岩崎ー政所
・打者成績
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
1 | (左) | 里(総4=浦和学院 ) | 4 | 2 | 0 |
打→左 | 秋元(済3=木更津総合) | 1 | 0 | 0 | |
2 | (右) | 花田(総3=大阪桐蔭) | 5 | 2 | 1 |
3 | (遊) | 宮下(総3=北海) | 3 | 2 | 0 |
4 | (三) | 池田(営3=三重) | 4 | 1 | 3 |
5 | (一) | 高中(総1=聖光学院) | 5 | 1 | 0 |
6 | (指) | 斎藤(営4=九州国際大付) | 1 | 0 | 0 |
打 | 山内(総1=東海大相模) | 1 | 0 | 0 | |
打 | 西川(営3=九州学院) | 1 | 0 | 0 | |
7 | (捕) | 政所(営3=天理) | 3 | 0 | 0 |
8 | (中) | 大城戸(総1=九州学院) | 4 | 1 | 0 |
9 | (二) | 馬場(総2=九州学院 ) | 2 | 0 | 0 |
計 | 34 | 9 | 4 |
・投手成績
勝敗 | 名前 | 回 | 球数 | 安 | 四死球 | 三振 | 責 |
勝 | 島田(総3=木更津総合) | 6 | 99 | 3 | 3 | 4 | 1 |
柿本(営4=東洋大姫路) | 1 | 16 | 2 | 1 | 1 | 0 | |
佐伯(総4=高岡一) | 1 | 27 | 2 | 1 | 1 | 1 | |
岩崎(総4=履正社) | 1 | 10 | 0 | 1 | 0 | 0 |
島田は気迫の投球で何度もピンチを切り抜けた
初回の里の二塁打が打線を勢いづけた
三塁打を放った宮下
春リーグ戦も終盤に入り、迎えた拓大第3回戦。2つ目の勝ち点獲得をかけた戦いが行われた。
先制点をあげたのは一回表、最初の攻撃だった。先頭打者の里(総4=浦和学院)が左二塁打を放ち、リードオフマンの役割を果たす。二塁上で力強いガッツポーズを見せベンチの仲間に応えた。続くの宮下(総3=北海)の右安打と池田(営3=三重)の犠飛で走者を還し先制点を取り、幸先の良いスタートをきる。
先発のマウンドに上がったのは、島田(総3=木更津総合)。二回、2死から相手打者に本塁打を打たれ1点を奪われる。試合は1-1と振り出しに戻される。
再び好機をものにしたのは五回、宮下が右中間を破る三塁打を放つ。後続の高中(総1=聖光学院)の中安打で1点を奪い勝ち越しに成功する。
六回も東洋打線はさらに勢いにのる。2死から馬場(総2=九州学院)の四球、里の中安打、花田(総3=大阪桐蔭)の右二塁打が連続出塁を決め1得点。さらに、4番・池田が左適時打を放ち、2点をあげる。5-1とリードを広げ、勝ち点2の獲得を狙うチームに弾みをつけた。
援護点をもらった島田は、五回には1死一、三塁、六回には1死満塁と走者を背負うも気迫の投球で最少失点で切り抜ける。3つ目のアウトを取りベンチに帰る島田は満面の笑みで、ベンチで待つチームメイトに迎えられた。
七回以降は、各回継投となり、八回に1点を奪われるも最後までリードを守りきり試合終了。九回には、岩崎(総4=履正社)が登板し落ち着いた投球で、相手の攻撃を3人で抑えた。
これで勝ち点2を獲得した東洋大。残すカードは専大と現在首位の東農大との戦いとなる。残りの勝ち点も全て取りきり、まずは2部優勝を決める。
TEXT=一ノ瀬志織/PHOTO=一ノ瀬志織・岡田理奈