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2024.05.22
硬式野球

[硬式野球]カード初戦、専大に1-6で無念の敗戦。

東都大学野球 春季2部リーグ戦・専大戦 第1回戦

5月21日(火)駒澤球場


⚫︎東洋大1ー6専大


東洋大
専大×


二塁打:高中(四回)


岩崎、山本、南、向髙、大坪ー政所、佐々木(涼)


・打者成績

打順守備名前
(左)里(総4=浦和学院)

秋元(済3=木更津総合)
(右)花田(総3=大阪桐蔭)

山内(総1=東海大相模)
(遊)宮下(総3=北海)
(三)池田(営3=三重)
(一)高中(総1=聖光学院)
(指)斎藤(営4=九州国際大付)

冨安(営2=履正社)
(捕)政所(営3=天理)

嶋村(法4=栄北)

佐々木涼(営1=札幌大谷)
(中)大城戸(総1=九州学院)

佐久間(済4=千葉黎明)
(二)馬場(総2=九州学院)

松本(営4=成田)


3610


・投手成績

勝負名前球数四死球三振
岩崎(総4=履正社)2/324

山本(総4=霞ヶ浦)2 1/344

南(総1=大阪桐蔭)35

向髙(営3=報徳学園)29

大坪(営2=智辯学園)


試合を終えた選手たち


山本は1回途中から登板し力投を見せた


高中はこの試合2安打の活躍 


 2部の優勝争いで東農大を追いかける東洋大は、なんとしても勝利を飾りたい今カード。しかし、先発した岩崎(総4=履正社)が初回に3点を失うと、打線も5回まで2安打に抑えられ、六回に満塁のチャンスも走者を返せず、1-6でカード初戦を落とした。


 立ち上がり、岩崎は先頭打者を三振に打ち取るも連打で1死一、三塁とされると、失策が絡み先制を許す。


 岩崎は直後に適時打を浴びるも、スクイズを外し2死まで取ったが、6番中野(専大)に左前打を打たれ3失点したところでわずか1イニング持たずに降板した。


 打線は、四回に高中(総1=聖光学院)の二塁打、五回に馬場(総2=九州学院)の左前打が出るも、専大の肥沼投手をなかなか打ち崩すことができず。岩崎の後にマウンドに上がった山本(総4=霞ヶ浦)、南(総1=大阪桐蔭)がなんとか専大打線を抑えて0-4で5回を終えるとチャンスは六回。


 先頭の宮下が中前打で出塁すると、1死から高中が安打で続いた。しかし、6番斎藤(営4=九州国際大付)の一ゴロの間に、宮下が本塁へ走るもタッチアウトとなってしまう。

 

 それでも続く政所(営3=天理)が右前打で満塁とすると、チャンスで大城戸(総1=九州学院)に打席が回る。カウント1-1からの3球目、バットに当たった打球は惜しくも左飛に打ち取られた。


 七回、前の回からマウンドに上がった向髙(営3=報徳学園)が4番の西里(専大)に本塁打を浴び、点差は6点に広がる。七、八回と走者を出しながらも得点できず、ついに迎えた九回表の攻撃。


 先頭、代打の佐久間(済4=千葉黎明)が出塁すると、2死から山内(総1=東海大相模)、宮下の連打で1点を返すも池田(営3=三重)がニゴロに倒れ、無念の敗戦。カード初戦を落とす形となった。苦しい時こそチームで前を向き、目の前の一戦に力を尽くしてほしい。


▪️コメント

・井上監督

ーー10安打だったが

2番3番4番が結局ここって時に打たないので、どうでも良いところで打つから、それで喜んでる場合では無いですよね。

ーー岩崎(総4=履正社)投手の降板は

あのエラーとか色々ありますけど、でもエースだったらそこは抑えないとだめですよね。流れを切りたかったので、変えました。

ーー後半のリリーフ陣は

まああれで満足されたら困りますけど、経験はさせた方が良いですので。

ーー相手専大の投手は

バッターに向かってきてますよね、うちはそれを受けちゃってる負けてますもん気持ちで。

ーー明日に向けて選手たちにはどんなことを

もう終わりなので、明日は気楽にやればいいんじゃないですか。新しい力を使っていきたいなと。もう多分90%99%無いので。自力で優勝したいので。


・嶋村主将(法4=栄北)

ーー何度もあった得点のチャンス。あと一本がなかなかでなかったが

バッティングが受け身になっていました。チャンスが作れたのがツーアウトからだったのが、もっとノーアウト若いカウントの時から出塁していけたらよかったなと。ノーアウトとツーアウトではプレッシャーも違いますし。ツーアウトでのチャンスが多かったので力んでしまったと思いました。

ーー今日の試合中、ベンチやチームの雰囲気は

前回と比べて、しまった入りができていなかったなと思います。また、その中でも一つ一つのプレーに全員が入りきれていなかったと思います。打てた時、フォアボールで出れた時に、自分たちが苦しい状況だから喜べていなかったと思います。負けている劣勢だからこそ、チームで戦わないと勝てないと思いました。

ーー明日に向けての意気込み

自力優勝は無くなりましたが、勝つことは変わらないです。どんな形になるかは分からないけれど、今日の課題を生かしてしっかりやることをやろうと思います。


TEXT=青柳そよか/PHOTO=一ノ瀬志織