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『「アミノバイタル®」カップ2024第13回関東大学サッカートーナメント大会』3回戦
6月19日(水) vs亜大 立教大学富士見総合グラウンド
●東洋大2-3亜大
〈得点者〉(アシスト)
80分 増田
90+1分 梅津(依田)
〈出場メンバー〉
▽GK
前田宙杜(国4=京都橘)
▽DF
梅澤魁翔(国4=大宮U-18)→HT 徳永崇人(国3=前橋育英)
稲村隼翔(国4=前橋育英)
山之内佑成(国3=JFAアカデミー)
荒井涼(国3=日大藤沢)
▽MF
中山昂大(国4=大宮U-18)
新井悠太(国4=前橋育英)→65分 増田鈴太郎(国4=東海大相模)
高橋輝(国2=大宮U-18)
田制裕作(国3=柏U-18)→HT 鍋島暖歩(国3=長崎U-18)
▽FW
町田悠(国4=三菱養和SC・Y)→HT 梅津凛太郎(国4=鹿島Y)
村上力己(国3=尚志)→61分 依田悠希(国2=三菱養和SC・Y)
観客の声援に感謝の意を表すチーム東洋大
追加点を挙げたFW梅津
積極的にシュートを放つMF新井
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部)
6月19日、アミノバイタルカップ20243回戦が立教大学富士見総合グラウンドで行われた。初戦となるこの日、東洋大は亜大と対戦。試合開始早々から相手の背中を追う展開となり、0ー2で前半を折り返す。後半2点を巻き返すも逆転とはならず、2ー3で惜敗した。
開始早々に試合が動く。前半4分、東洋大のスローインから始まるも、隙をつかれ相手にカウンターを許す。そのまま左サイドから攻め込まれると、フリーで相手にゴール左へシュートを決められ失点。21分、テンポよくパスをつなぎ相手DFを惑わすと、ボールはフリーでゴールへと駆けるMF髙橋輝へ渡った。GKとの一対一の状況でゴール左下をめがけたゴロもわずかに枠を外れ、ボールは場外へ。27分、またもや東洋大のフリースローから始まると、迫る相手のプレッシャーに押されボールを奪われる。左サイドから相手のロングパスが通ると、放たれたシュートを阻止できず、2度目の失点を許した。その後も東洋大はなかなかゴールを奪えず、2点のリードを許したまま前半が終了。
東洋大は後半からDF徳永、MF鍋島の2名を投入し、逆転を図った。しかし50分、フィールド中央で相手にボールが渡る。左からのクロスを一度は防ぐも、再び浮いたクロスが飛んでくると頭で押し込まれ失点。相手にさらなる追加点を許し、スコアボードは0ー3に。だがここで終わらないのが東洋大。78分、高く上がったボールをFW依田が胸トラップで収め、ボレーシュートを放つ。惜しくもこのシュートは相手GKに反応されたが、弾かれたボールをすぐさま回収し再び攻める。ここで相手も熱くなりMF増田が相手のファウルでPKを獲得。ここは落ち着いてゴール右に鋭いシュートを刺した。試合終了が迫る中、90+1分。鍋島が相手ボールを奪うとすぐに前方へ送る。ボールはそれを受けた髙橋から依田、そしてゴール前のFW梅津へとつながり、梅津の右足によってゴールへと流し込まれた。しかし残念ながらそこで試合は終了。1点差まで迫るも逆転とはいかなかった。
惜しくも初戦敗退となったが、試合終了間際まで果敢に攻め続けるその姿に、東洋大の粘り強さが見られた。この結果を糧に、悔しさを次戦のリーグ戦第10節でぶつけてくれることを期待したい。
[次節試合予定]
第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第10節
7月13日(土) vs国士大 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場 18:00キックオフ
※関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルまたはジェイネットTVにてライブ配信も予定されています。
TEXT=望月桜