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2024.06.21
サッカー

[男子サッカー]アミノ杯3回戦 亜大の猛攻堅守に苦戦し2ー3で初戦敗退

『「アミノバイタル®」カップ2024第13回関東大学サッカートーナメント大会』3回戦

6月19日(水) vs亜大 立教大学富士見総合グラウンド 

●東洋大2-3亜大


〈得点者〉(アシスト)

80分 増田

90+1分 梅津(依田)


〈出場メンバー〉

▽GK

前田宙杜(国4=京都橘)


▽DF

梅澤魁翔(国4=大宮U-18)→HT 徳永崇人(国3=前橋育英)

稲村隼翔(国4=前橋育英)

山之内佑成(国3=JFAアカデミー)

荒井涼(国3=日大藤沢)


▽MF

中山昂大(国4=大宮U-18)

新井悠太(国4=前橋育英)→65分 増田鈴太郎(国4=東海大相模)

高橋輝(国2=大宮U-18)

田制裕作(国3=柏U-18)→HT 鍋島暖歩(国3=長崎U-18)


▽FW

町田悠(国4=三菱養和SC・Y)→HT 梅津凛太郎(国4=鹿島Y)

村上力己(国3=尚志)→61分 依田悠希(国2=三菱養和SC・Y)



観客の声援に感謝の意を表すチーム東洋大

追加点を挙げたFW梅津

積極的にシュートを放つMF新井


(写真提供=東洋大学体育会サッカー部)


 6月19日、アミノバイタルカップ20243回戦が立教大学富士見総合グラウンドで行われた。初戦となるこの日、東洋大は亜大と対戦。試合開始早々から相手の背中を追う展開となり、0ー2で前半を折り返す。後半2点を巻き返すも逆転とはならず、2ー3で惜敗した。


 開始早々に試合が動く。前半4分、東洋大のスローインから始まるも、隙をつかれ相手にカウンターを許す。そのまま左サイドから攻め込まれると、フリーで相手にゴール左へシュートを決められ失点。21分、テンポよくパスをつなぎ相手DFを惑わすと、ボールはフリーでゴールへと駆けるMF髙橋輝へ渡った。GKとの一対一の状況でゴール左下をめがけたゴロもわずかに枠を外れ、ボールは場外へ。27分、またもや東洋大のフリースローから始まると、迫る相手のプレッシャーに押されボールを奪われる。左サイドから相手のロングパスが通ると、放たれたシュートを阻止できず、2度目の失点を許した。その後も東洋大はなかなかゴールを奪えず、2点のリードを許したまま前半が終了。


 東洋大は後半からDF徳永、MF鍋島の2名を投入し、逆転を図った。しかし50分、フィールド中央で相手にボールが渡る。左からのクロスを一度は防ぐも、再び浮いたクロスが飛んでくると頭で押し込まれ失点。相手にさらなる追加点を許し、スコアボードは0ー3に。だがここで終わらないのが東洋大。78分、高く上がったボールをFW依田が胸トラップで収め、ボレーシュートを放つ。惜しくもこのシュートは相手GKに反応されたが、弾かれたボールをすぐさま回収し再び攻める。ここで相手も熱くなりMF増田が相手のファウルでPKを獲得。ここは落ち着いてゴール右に鋭いシュートを刺した。試合終了が迫る中、90+1分。鍋島が相手ボールを奪うとすぐに前方へ送る。ボールはそれを受けた髙橋から依田、そしてゴール前のFW梅津へとつながり、梅津の右足によってゴールへと流し込まれた。しかし残念ながらそこで試合は終了。1点差まで迫るも逆転とはいかなかった。


 惜しくも初戦敗退となったが、試合終了間際まで果敢に攻め続けるその姿に、東洋大の粘り強さが見られた。この結果を糧に、悔しさを次戦のリーグ戦第10節でぶつけてくれることを期待したい。


[次節試合予定]

第98回関東大学サッカーリーグ戦1部第10節

7月13日(土) vs国士大 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場 18:00キックオフ


※関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルまたはジェイネットTVにてライブ配信も予定されています。


TEXT=望月桜