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第13回関東大学春季交流大会 立大戦
会場:東洋大学川越ラグビーグラウンド
○東洋大 40{14-0、26-19}19 立大
番号 | Pos. | 名前 |
1 | PR | 小川雄大 |
2 | HO | 小泉柊人 |
3 | PR | 石川槙人 |
4 | LO | 山岡快翔 |
5 | ジュアン・ウーストハイゼン | |
6 | FL | 栗原大地 |
7 | 金井悠隼 | |
8 | NO8 | ステファン・ヴァハフォラウ |
9 | SH | 生田旭 |
10 | SO | 天羽進亮 |
11 | WTB | モリース・マークス |
12 | CTB | 佐藤航大 |
13 | 浅尾至音 | |
14 | WTB | ボンド洋平 |
15 | FB | 坂本琥珀 |
16 | Re. | 山下源也 |
17 | 黒須楓 | |
18 | 高嶋大夢 | |
19 | 山口英之介 | |
20 | マタリキ・チャニングス | |
21 | 日髙創太 | |
22 | 植田宗優 | |
23 | 佐々木健人 | |
24 | 中山二千翔 | |
25 | 岡本有生 | |
26 | アダム・タマティ |
第13回関東大学春季交流大会(以下、交流戦)。約2か月の戦いもこの日が最終戦となった。2勝2敗で迎えた今節は立教大と激突。相手に得点を許さず2トライ差で前半を折り返し、後半も3連続トライを挙げるなど今季最多の40得点。立教大に21点差で白星を挙げ、春シーズン最後を飾るにふさわしい勝利で交流戦の幕を閉じた。
※掲載が遅れてしまい申し訳ございません
トライに喜ぶ選手たち
試合が動いたのは前半20分。自陣でノットリリースザボールを決めると、天羽進亮(済3=城東)のキックでボールは敵陣へ。ラインアウトを成功させモールで前進し、小泉が抜け出して先制トライを挙げた。さらに29分、22㍍ラインあたりで生田旭(総1=國學院栃木)から浅尾至音(健2=城東)にパスが渡ると、相手を寄せつけないステップで振り切ってインゴール。点差を14点に広げる。一時は相手にインゴール間近まで攻め込まれるもセーブし、得点を許さずにリードを保って試合を折り返した。
トライを決める浅尾
後半も東洋大ペースは崩れない。4分から14分にかけて小泉、坂本琥珀(総2=仙台育英)、アダム・タマティ(総3= Sacred Heart College)がトライを挙げ、33点差の大幅リード。23分、29分には立教大にトライを許したが、32分に岡本有生(済4=東海大相模)が相手のこぼれ球をすかさず奪取し独走トライ。最終スコアを40-19とし、春シーズン最後を飾るにふさわしい勝利で交流戦の幕を下ろした。
モールからトライを決める小泉
「全勝」を掲げて挑んだ東洋大はBグループ内3位で大会を終えた。目標には届かずも、昨年度では9回モールを押してもトライを取れなかったという日大相手にモールからのトライを期すなど成長を実感することもできた今季。交流戦5試合で得られたものは大きかったはずだ。8月に迎える菅平合宿を経て、東洋大がさらに成長した姿を見せてくれることを期待したい。さあ、これからが本番だ。見据える先にあるリーグ戦初優勝、大学選手権初勝利へ、鉄紺戦士たちが猛進の夏を彩る。
■選手コメント
◇小泉柊人選手
(試合の振り返りを)
ディフェンスにフォーカスして1週間準備してきて、前半と後半の最初の方までは相手を0点に抑えられたのでよかったかなと思います。
(立教大戦に向けて特に取り組んだことは)
相手を0で抑えるというテーマがあって、ディフェンスにフォーカスして練習していました。
(モールの精度は)
強みでやっているので、精度もだんだんと上がってきているので秋に向けてもっと精度を上げていきたいと思います
(スクラムの感覚は)
成長ができるところ、課題がたくさん見つかったので秋に向けて体づくりとスクラムの強化に励んでいきたいと思います。
(春シーズンでの収穫は)
モールが通用することはわかったので、モールを動かしながら取るトライをもっと増やしていきたいという話があって、秋にはそういうトライを増やしていきたいと思います。
(秋シーズンに向けて)
昨年は大学選手権を逃したのもあって、今年はリーグ戦優勝することを目標に掲げているので、リーグ戦優勝に向けて頑張っていきたいです。
(秋シーズン、個人としては)
チームから信頼されるプレイヤーになりたいです。
◇坂本琥珀選手
(本日の振り返りを)
今日はいつもちょっと入り悪かったんですけど、今日はちょっと粘って粘って。最初先制トライを自分たちでとってそこから流れ持ってこれたので良かったのかなと思います。
(雨の中での試合となったが、コンディションは)
ミスした後もみんなしっかり反応しあって結構ボールスリップしやすかったんですけど、しっかり自分たちで抑えて。その後仕切り直した後の自分たちの思うようにプレーできました。
(立教大戦に向けて特に取り組んできたことは)
雨が降るっていう予報もあったので、そこはしっかりミスした後もしっかりみんなちゃんとボールを押さえるところまでしっかりしようっていう話をしました。当たり前のことを当たり前にしようっていう。ただそれだけ意識してやってました。
(2試合連続のトライとなったが、ご自身の調子は)
自分の中でもまあやっぱり。まだゲーム80分通してミスもあると思うので。そこをしっかり修正して。自分の持ち味のスピードのところはしっかり出してると思うので、それは継続してできればいいかなと思います。
(秋シーズンに向けて)
まだ体作りのところでは、今はほかの人よりもまだちょっと体のサイズも小さいと思うので、しっかりウエイトして、体のサイズを大きくして。スピードのところはこのまま継続してやっていければいいかなと思います。
TEXT/PHOTO=北川未藍 (PEN=工藤空)