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第5回日本大学競技会
9月27日(日) 日本大学陸上競技場
男子100m
1組
2着 北村 11"01
4組
2着 武田 11"00
7組
1着 鏑木 11"14
8組
2着 永池 11"57
DNS 永井
9組
1着 森下 11"05
4着 戸塚 11"41
10組
2着 竹田 11"57
DNS 笠原
11組
1着 竹内 11"34
13組
1着 山藤 11"62
男子100m 2次レース
4組
1着 鏑木 11"05
5組
2着 北村 10"80
3着 森下 10"95
4着 戸塚 11"32
5着 永池 11"50
6着 山藤 11"63
男子200m
1組
DNS 北村
3組
1着 櫻井 22"22
男子400m
1組
1着 山本 48"66
2組
1着 四家 49"45
3組
1着 相羽 50"40
6組
1着 越栄 51"35
DNS 吉野
男子4×100mリレー
1着 東洋大(山藤ー小笹ー永井ー永池) 42"94
男子走幅跳
小川 6m94
男子三段跳
伊藤 12m33
女子100m
3組
5着 長畑 13"57
女子200m
1組
4着 長畑 27"51
学内トップを記録した北村はこれから調子を上げていくつもりだ
山本は好調を維持している
第5回日本大学競技会が行われ、短距離部門から多くの選手が出場した。先日の新人戦で調子の良かった選手や惜しくも新人戦を走れなかった選手を中心にエントリーされ、400mでは山本(法3=富士宮北)が自己ベストを更新した。
9名の選手が出場した男子100m。学内トップは北村(法2=九州学院)が2次レースで記録した10"80となった。全カレ後から足を痛めていたという北村は1週間前に練習を再開。国体を見据えた練習の一環として出走するも「感覚は悪い」と状態は上がってきていない様子だ。それでも2本目のレースで1本目よりタイムを縮められているのは収穫といえるだろう。
また今回唯一の自己ベスト更新者となったのは男子400mの山本だ。スタートから徐々に加速していき、中盤以降もそのスピードを維持。最後は体一つ分の差をつけ組1着でフィニッシュした。先週行われた新人戦の4×400mリレーでも快走を見せており、梶原監督の「個人でも結果は出る」という期待に応えて見せた。今回のレースについては「前半もう少し積極的にいけたら」と改善点を挙げたが、彼の可能性はさらに見出されたはずだ。
全体的には今ひとつの結果となった日大競技会。今年も残り3ヵ月となり、短距離部門が出場する大会や記録会はあとわずかとなってきた。国体や日本ジュニアを控えている選手もいるが、各選手とも来季へつながる結果を残し今シーズンを締めくくりたいところだ。
■コメント
・梶原監督
今日は新人戦のリレーなどで良かった選手が個人でどの程度走れるのかというのと、またそういう大会に出られなかった人たちを中心にエントリーした。400mの山本はベストを更新した。ただ、朝が早かったというのもあるがもう少し前半積極的にいけたらもっと記録は伸びたと思う。本人も満足はしていないだろう。あとは自分の専門種目以外に出た選手もいたりして、刺激を入れるという目的もあった。コンディションも悪かったので思うように結果が出ない者も多かったが、もう少しスピード系の練習を多くやろうということを話した。(跳躍に関しては)助走のリズムも踏み切りの入り方も悪かった。これから日本ジュニアも控えているので細かいところからしっかり見直していきたい。(4年生のエントリーについて)4年生は最後なので陸上競技を楽しんでもらおうという思いから。いい思い出づくりをしてもらいたい。
・北村(法2=九州学院)
全カレが終わった後に足を痛めてしまって練習を開始したのが1週間前くらいから。今日は、これから国体が控えているのでその練習の一環として出場した。感覚は良くはなくどちらかといえば悪いほう。1本目はコンディションとかの問題よりも体が動いていなかった。スタートもうまくいってなく、得意の後半も伸びていなかった。(200mの欠場は)練習を積んでない分、結果も出ないだろうと思ったのと故障をしてしまう可能性もあるので。その代わりに2次レースで1本目の修正をしようと思った。(今後は)大きな大会が一通り終わって、あとは記録会がほとんどになってくるのでそこで来年につながる結果を出して今年を終えたいと思う。
TEXT/PHOTO=伊藤空夢