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2024.09.28
硬式野球

[硬式野球] 6回の猛攻もあと一歩及ばず1点差で勝ち点を落とす

東都大学野球 秋季2部リーグ戦 専大戦 第3回戦

9月25日(水)大田スタジアム


●東洋大3ー4専大


専大
東洋大


島田、岩崎、佐伯、一條 ー 政所


・打者成績

打順守備名前
(中)山内(総1=東海大相模)

打→左山田(総2=木更津総合)
(左)→中秋元(済3=木更津総合)
(右)花田(総3=大阪桐蔭)
(三)池田(営3=三重)
(遊)髙中(総1=聖光学院)
(指)冨安(営2=履正社)

打→指嶋村(法4=栄北)
(一)吉田(営3=龍谷大平安)

大城戸(総1=九州学院)
(二)馬場(総2=九州学院)

打→二前髙(営2=熊本工)
(捕)政所(営3=天理)


31


・投手成績

勝敗名前球数被安四死球三振
島田(総3=木更津総合)46

岩崎(総4=履正社)40

佐伯(総4=高岡一)27

一條(総4=常総学院)30

終盤安定した投球を見せた一條


6回の追い上げは秋元の適時打からだった


花田の一打がさらに打線を勢いづけた


2つ目の勝ち点獲得をかけ、一勝一敗で迎えた専大3回戦。優勝への重要な鍵となる一戦が行われた。

 

 先発のマウンドに上がったのは、この週初登板の島田(総3=木更津総合)。無失点で相手打線を抑えていく中、三回表、専大・2番打者に初球を捉えられ先制本塁打を許してしまう。

 なんとか1点を挙げたい打線だが、専大先発・平田を前に四回まで無安打に封じられ得点をあげることができない。

 五回には前の回から代わってマウンドに上がった岩崎(総4=履正社)がさらに痛い3失点。追加点を許し援護点への流れを作ることがなかなかできない。

 0-4と重い雰囲気の中迎えた六回。東洋打線の反撃が始まる。2四球で1死一、三塁とこの試合一番の大好機、沈黙が続いた打線の口火を切ったのは秋元(済3=木更津総合)のバットだった。初球を振り抜き放った打球は一二塁間を抜け右適時打に。ここから勢いに乗り、続く花田(総3=大阪桐蔭)、髙中(総1=聖光学院)の2連続適時打で3点を奪う猛攻を見せる。髙中は一塁上で両手でガッツポーズを見せ喜びを露わにした。

 点差は1点。投手陣は六回からは佐伯(総4=高岡一)、八回からは一條(総4=常総学院)が登板し専大打線の勢いを止め、無失点に抑える好投。野手陣の攻撃に望みを託した。

 終盤の攻撃、逆転狙うもその後は得点を挙げることができず3-4のまま試合終了。あと一歩及ばず、勝ち点を落とす痛い敗戦となった。

 次戦は駒大戦。負けられない戦いが続いていく。投打共に全員野球でまずは先勝を目指す。


■コメント

・秋元(済3=木更津総合)

ーー6回、打席に入る時の心境は

点差もあったんで全員返してやるというよりかは花田と池田に繋ごうと思って打席に入りました。

ーー(タイムリーを)打った時の気持ちは

正直当たりはそんなだったので抜けろって願ってました。嬉しかったです。

ーー改めて、今日の試合を振り返って

先制されて5回まで全員打ててもなかったんで早めに点を取りたかったなと思います。

ーー次戦へ向けて意気込みをお願いします

負けられない戦いが続くので、駒澤まで沢山練習して準備したいです。


・嶋村(法4=栄北)

ーーこれからへの意気込み

勝ち点を落としてしまったんですけど、秋のリーグ戦はまだ終わったわけではないので、全員で次の駒澤に向けてのいい準備をしていきたいと思います。

ーー今後への勝利の鍵は

ピッチャーはフォアボールを出した後のバッターをどうするか、野手陣は1巡目から出塁を増やしていけたらと思いました。



TEXT/PHOTO=一ノ瀬志織