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相撲部合宿所新稽古場完成に伴う土俵開き
9月30日(水)東洋大学相撲部合宿所
新しい土俵の安全と発展を祈願する土俵開き
榊を献上し、神棚に一礼する浜野監督
広くなった稽古場。既存のものと合わせ、土俵が2面となった
昨年12月より行われていた改装工事が終了し、新しい相撲部合宿所が誕生した。それに伴い、稽古場内に新設された土俵の完成を祝う神事、「土俵開き」が執り行われた。
神事には田淵総監督を始め、宮原部長、浜野監督ら多くの相撲部関係者が出席。榊をささげ、土俵の安全と相撲部の発展を祈願した。
今回大きく変わった部分はその広さ。これまで土俵は1面しかなかったが新たにもう一つ設けられ、稽古場全体としては約2倍の大きさへと広がった。今までとは違った形での練習ができるようになり、夢も広がる。真新しい稽古場に、この日初めて見たという村田(法3=金沢市工)は思わず「広いっすね」と一言。浜野監督も「レギュラーと準レギュラーを分けたりして、調節ができる。使いやすくなったね」と喜んだ。
先日まで行われた大相撲秋場所で12勝3敗の好成績を残し、幕内昇進を確実とした十両・御嶽海関(本名・大道久司、H26年度法卒)も来賓として参加。学生時代の思い出がつまった稽古場が生まれ変わり、「今まで練習してきたところが新しくなって新鮮」と話した。「新しくなったわけだし、しっかりやれよ」。母校の後輩たちに力強いエールを送った。
インカレまであと1ヶ月。団体戦覇権奪回へ、万全の体制が整った。「これからは全力投球。やるしかない」。浜野監督は気を引き締めた。身も心も新たにして、勝負の秋へと挑む。
■コメント
・浜野監督
すごくきれいになって練習する環境にはもってこい。(土俵が2面となり)効率が非常に良くなる。レギュラーと準レギュラーを分けたりして、調節ができる。使いやすくなったね。これからは全力投球。せっかく環境が整ったんだから、やるしかない。
・太田主将(ラ4=飛龍)
稽古場が広くなって良かった。土俵が2面になってみんなで練習できる。自分が満足できる稽古ができるようになる。トレーニング機器も新しく入りましたし、相撲以外でも身が入る。寮も新しくなって、いい環境にさせてもらった。来年からの後輩たちにもいいことです。インカレまであと1ヶ月、とにかくけがをしないようにやっていきたい。
TEXT/PHOTO=伊藤拓巳