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2024.10.17
硬式野球

[硬式野球] 「魔の2回戦」チャンスで出ないあと一本 痛い完封負け

東都大学野球 秋季2部リーグ戦 国士大戦 第2回戦

10月17日(木)等々力球場

●東洋大0-2国士大 


国士大
東洋大

佐伯、岩崎、桝川、大坪ー 政所 

二塁打:中村(一回)


・打者成績

打順守備名前
(指)金丸(営2=上尾)
(一)中村(営2=拓大紅陵)

馬場(総2=九州学院)
(三)池田(営3=三重)

大城戸(総1=九州学院)

浅嶋(営1=九州国際大付 )
(遊)髙中(総1=聖光学院)
(左)山田(総2=木更津総合)

冨安(営2=履正社)
(右)花田(総3=大阪桐蔭)
(中)早川(営2=東邦) 

打→中秋元(済3=木更津総合)
(捕)政所(営3=天理)

里(総4=浦和学院)
(二)吉田(営3=龍谷大平安)

打→一山内(総1=東海大相模)


32


・投手成績

勝負名前球数被安四死球三振
佐伯(総4=高岡一)50

岩崎(総4=履正社)3 1/339

桝川(営2=関東一)2/311

大坪(総2=智辯学園)10


東洋大ベンチ


2番手の岩崎


桝川は落ち着いて国士大打線を抑えた


最終回完璧な投球を見せた大坪


2安打の金丸


難しい2連勝、遠い勝ち点。毎対戦カードの第2回戦で東洋大は勝利を手にすることができていない。まさに「魔の2回戦」。国士大の第2回戦も苦戦を強いられる展開となった。

 前日からの打順を変えずに挑んだこの試合、初回の攻撃から昨日のヒーローたちが快音を響かせる。先頭の金丸(営2=上尾)の中安打と続く中村(営2=拓大紅陵)の二塁打で無死二、三塁とする。中軸にこのチャンスを託すも後続が三者凡退に打ち取られ得点ならず。

 先発登板の佐伯(総4=高岡一)は0-0で迎えた三回、先頭打者に左二塁打を放たれると、犠打とスクイズで1点を失い、先制を許す。続く四回にも1点を奪われ2点を追う展開となる。

 まずはなんとか1点を挙げたい打線だが、七回まで毎回、得点圏に走者を置くもあと一本が出ずスコアボードに0が並び続ける。重苦しい雰囲気を振り払うことができず、好機を生かせない打撃陣は悔しい表情を浮かべた。

 投手陣は継投に入り岩崎(総4=履正社)、桝川(営2=関東一)、大坪(総2=智辯学園)が順にマウンドに上がり国士大打線を無失点に抑え、打線に逆転の望みを託すも打線はそれに応えられず試合終了。悔しい完封負けを喫(きっ)した。

 明日の第3戦、勝ち点の行方が決まる。何度もグラウンドで俯いた東洋ナイン。その悔しさを晴らし、勝ち点を掴んでほしい。


TEXT/PHOTO=一ノ瀬志織