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第100関東バスケットボールリーグ戦 2部
◯リーグ戦最終節
会場:順天堂大学さくらキャンパス
日時:2024.11.03 15:30 TIP-OFF
対戦相手:国士舘大学
《試合結果》
国士舘大学 16 16 15 25| 72
東洋大学 8 24 16 13| 88
【スターティングファイブ】
#5 佐藤星来(済4=高知中央)
#25 ヌンビマトゥンガマイク(スポ2=福岡第一)
#14 長野孝太郎(済4=成立学園)
#22 杉山直人(済4=昌平)
#16 三俣穂高(文2=横浜清風)
約3ヶ月に及んだリーグ戦も最終節を迎えた。今節は国士大と対戦、両チーム有終の美を飾るべく、意地と意地がぶつかり合う。
試合は熱い声援から始まった。1Qは国士舘大にリードを許し、8点ビハインドで終える。2Q、佐藤晴(スポ1=仙台大明成)の得点で逆転に成功。さらに、副キャプテン清水拳(済3=東山)がバスケットカウントを取り、続けて相手のボールをカット。その勢いのまま、3ポイントを沈め、東洋大27-22国士舘大と5点リードを奪う。しかし残り31秒、国士舘大が追いつき同点に。その後も一進一退の攻防戦にもつれ込み、最後は佐藤(晴)の3ポイントが決まり、32-32と同点で前半を折り返した。
冷静にフリースローを沈める佐藤
3Q序盤、相手にリードされるも、ヌンビの豪快ダンクシュートで東洋大42-43国士舘大と1点ビハインドに迫る。残り1分20秒、佐藤(星)のフリースローで同点に。さらに、若木悟琉(済4=帝京八王子)の得点で逆転し、3Qを東洋大48-47国士舘大と巻き返した。迎えた最終クォーター、相手のビックマンのリバウンドに阻まれ、シュートを落とす。それでも諦めることなく、攻め続けるが、残り46.2秒で9点差。佐藤(星)、杉山、長野、若木、布村壮馬(総4=北陸)の4年生が意地の粘りを見せるも東洋大69-72国士舘大の敗戦となった。
怪我あけながらもチームに貢献した長野
リーグ最終節は悔しい結果になったが、4年生は最後の試合を全力で楽しみ戦い抜いた。プレー中、笑顔があふれたが、試合終了後、悔しさをにじませ涙する選手も見られた。
13得点、7リバウンドの活躍をみせた若木
今大会を4位で終え、惜しくも1部昇格は叶わず今シーズンを終了した東洋大男子バスケットボール部。それでも佐藤(晴)や中島遥希(スポ1=開志国際)のルーキーが新戦力として活躍し、同じくルーキーの遠藤龍之介(済1=土浦日大)を中心とした応援もチームを勢いづけた。来シーズンも1部昇格を目指すバスケットボール部の魅力を伝えていく。
ロースター外からもチームに貢献
〈主なスタッツ〉
若木悟琉 13pts | 7REB
佐藤星来 11pts | 8REB
佐藤晴 8pts | 6REB
TEXT=工藤空/PHOTO=工藤空、鈴木真央