Article

記事


2024.11.11
コラム

第858回 ロックバンドが好きです 執筆者・森花菜

 初めまして!今年度から東洋大学スポーツ新聞編集部に入部した、文学部2年日本文学文化学科の森花菜です。

 担当は主にサッカーと射撃、水泳をやらせていただきます。部活の一員としてはまただまだ未熟者ですが、皆さんに選手の素敵な姿をお届けできるよう日々精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!


さて、あと1ヶ月余りで年末になってしまうのですが、この1年間皆さんは毎日何を楽しみに生活をしていましたか?

 私は大学に入り、行動範囲が広がってからはロックバンドのライブに行くことを楽しみに日々過ごしていました。というのも、私はロックバンドが大好きで、全国追いかけているバンドがたくさんあります。お金があれば、月1は必ずどこかのライブに行きたいと願望を嘆いている日々です。そんな私がロックの沼に足を突っ込んでしまったきっかけのバンドについて少し話したいと思います。


私のイチオシのロックバンドは現在3人で活動をしているのですが、約2年前までは4人で1つのバンドでした。というのも、1人亡くなってしまい、3人で活動せざるを得ない状況になってしまったのです。記念すべき10周年の年にそれは起こってしまったので、10周年にして活動を一時休止。暗い時期を彷徨っていました。

 しばらく経ったあと、というのもわずか3ヶ月程度でしたが、「いつまでも落ち込んでたら、あいつに顔向けできないよな」と活動を再開してくれました。早すぎる復帰にファンからは心配の声が上がり、私も「共倒れしてしまうのでは」と嬉しさよりも不安が溢れました。

 そんな心配を察したのか、ファンクラブサイトからラジオを通して現在の心境と、前を向いて歩きたいという気持ちを涙ながらに語ってくれました。1年前から約束されていた10周年記念のスタジアムライブも無事に開催。予期せぬ大雨と涙の感動溢れる10周年記念のスタジアムライブ。3万3000人のファンもボーカルも喉ガラガラになるほど歌った4時間。過去最多の40曲を披露し、ライブは無事に終え、活動再開の幕開けを示してくれました。

 その時思ったんです。「一生ついていきたい」と。この人たちの「これから」をずっと応援していきたいと。涙交じりのMCも、考え抜かれたセットリストも、ファンの胸を鷲掴みにし、愛の詰まったライブを披露してくれたのです。 


 どんなバンドも仲間思いで、それぞれのバンドに信念があり、楽器への愛もある。フェスに行けばバンド同士の絡みが見られ、そこには尊敬と闘争心の混じったMCが繰り広げられる。ロックバンドはいつだってファンの胸を燃え上がらせてくれます。そんな、音楽にとファンにまっすぐなロックバンドが私は大好きです。私はイチオシバンドを推していく過程で、様々なアーティストにも惚れて、ロックバンドの魔法にかけられてしまったわけです。


(少しとか言って、なんだか長くなってしまいました。申し訳ないです。)


 私がスポトウに入ってまだ1年も経っていませんが、私にとってのロックバンドが、スポトウの皆さんにとってのスポーツなんだという風に考えるようになりました。スポトウの皆さんは選手や競技に対して、熱狂的で愛が溢れちゃっているわけです。時間を割きながらも取材に楽しそうに取り組んでいる姿や、自分の担当する紙面に真摯に取り組んでいる姿を見ると、同じ世代でありながらその姿は大人びていて、本当に尊敬しかないです。私は何か一つのスポーツを熱狂的に応援しているわけではないです。だからこそ、他のスポトウの人を尊敬半分、そんないきいきとした姿に憧れてしまいます。


 私も取材を通して、スポーツを頑張る方々を応援する楽しさを知り、正直、、、かなりハマってきています。スポーツを見る胸の高揚感は、ライブ始まるSEが流れている時の感覚ととてもよく似ています。つまり、めっちゃワクワクしてるって感じです。いずれかはスポトウの皆さんのように、大好きなスポーツを熱く語れるくらいにはスポーツ知識を成長させていきたいです。選手の活躍が光る素敵な記事を書けるように、頑張っていきます!


 日々の楽しみは何個あってもいいと思うので、スポトウの取材も楽しみの一つとして、日々乗り越えていこうと思います!

 ほとんどスポーツに関係のない事を書いてしまいましたが、拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。