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第39回デンソーカップチャレンジサッカー 静岡大会 グループA/グループB 第1節
2月26日 時之栖スポーツセンター 裾野C/裾野A
U-20全日本選抜0―0プレーオフ選抜
日本高校選抜0-1関東選抜B
第39回デンソーカップチャレンジサッカー静岡大会(以下、デンチャレ)が開幕。東洋大からは、U-20全日本選抜に髙橋輝(国2=大宮U18)、関東選抜Bに中村流聖(国2=横浜FC・Y)、荒井凉(国3=日大藤沢)、鍋島暖歩(国3=長崎U-18)以上4名が選抜選手に選ばれた。
U-20全日本選抜(以下、全日本選抜)vsプレーオフ選抜(以下、PO選抜)では、キックオフと同時に全日本選抜が一気にボールを運んだ。3分、MF髙橋が相手DFを一人抜き、左サイドからゴール前へ大きく出すも、ゴールにはつながらず。試合が動かないまま後半戦へ。60分、全日本選抜が左サイドから空いたセンターへボールを渡しゴールを狙うも、PO選抜のGKにふさがれてしまう。今試合、全日本選抜は合計7シュート打つも1点も決めきれず0-0で試合終了。両チームは果敢に攻めあったが、互いに強固な守りを崩すことはできなかった。
続く試合、日本高校選抜(以下、高校選抜)vs関東選抜Bが12時にキックオフ。高校生たちの緊張が伝わる中、始まった前半。28分、相手と対峙したMF鍋島のボールをDF荒井が拾い、相手の守りを一人抜きゴール目に前へ。立ちはだかるDF2人の隙間を抜くようにゴールを狙う。東洋コンビの見せたシュートは、惜しくも相手GKに防がれ1点を逃してしまった。その後、関東選抜Bが攻める姿勢を続けるも得点にはつながらず、勢いを落とすことなく後半戦へと続く。迎えた71分、CKからのボールを本間凛(国士大2=関東第一)が頭でそらしたところへ、平尾勇人(日本大2=四日市中央工高)が飛び込み先制ヘッド。関東選抜Bに勝利の1点をもたらした。
昨年、髙橋は関東選抜Bでデンチャレ出場。今回はさらにレベルの高い全日本選抜で2回度目の出場となる。また、中村、荒井、鍋島はデンチャレ初出場。全国から集まった選抜メンバーでのチームという、普段とは違った環境下で、東洋大4名の更なる成長と今大会での活躍に刮目(かつもく)していきたい。