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平成27年度全日本大学グレコローマン選手権
10月14日(水) 駒沢体育館
1日目
66㌔級 門田(法3=東福岡) ベスト8
75㌔級 杉田(工3=太田商) 1回戦敗退
85㌔級 関谷(済3=館林) ベスト16
130㌔級 黒木(法3=宮崎工) ベスト8
けが明けにも関わらずベスト8を果たした門田
黒木は敗れはしたが力強いレスリングを見せた
10月14日・15日で行われる全日本大学グレコローマン選手権。初日は東洋大学から4名の選手が出場した。しかし、苦戦を強いられ入賞者は1名のみとなった。
66㌔級に出場した門田 は1回戦序盤でポイントを積み重ね危なげなく突破する。続く準々決勝では一転して接戦となった。コーションにより先制されてしまうが、怯まず攻め込みすぐに逆転。その後も得点を奪うも、「気を抜いてしまった」と後悔するように再び相手に勝ち越しを許して第1ピリオドを終える。第2ピリオドでは攻めきれず、そのまま敗戦。けがから回復したが「30点」と自己評価するように悔いの残る大会となった。
一方、130㌔級の黒木 は初戦、相手は優勝候補の園田新(拓大)であり「格上なので自分から仕掛けにいかないと」と果敢に先制攻撃を見せていく。しかし、隙を突かれ敗れてしまう。園田新が決勝まで進出したため、敗者復活戦に進出。本人が「予定通り」というように、速攻を決め勝利を収めた。続く3位決定戦では相手に先制を許し、自らも1点を奪取するが試合展開がこう着してしまい敗北。
◾︎コメント
・門田(法3=東福岡)
けがが回復して動けるようになった。1試合目は結果も内容も良くて納得している。2試合目は逆転して勝っているときに気を抜いてしまって、それを突かれて4点わ取られてしまった。これが無ければ勝っていたと思う。コーチにも油断したところを注意されたので、気持ちを途切れさせないことを重点的に強化しなければならない。(今日の個人的な評価は)30点くらい。練習でやっていたことをあまり出せなかったのでもっと練習を重ねて、次の大会では上位入賞を狙いたい。
・黒木(法3=宮崎工)
目標が3位入賞だったので、届かなかったのが悔しい。(初戦は)相手が格上だったので、自分から仕掛けにいかないとと思っていった。後悔はしてないが、技を磨いていかないといけないなと思った。(敗者復活戦初戦は)ワンチャンスをものにしようと思ったので、攻めていって、試合展開としては練習でやってきたことができたので予定通りというか。理想の試合ができました。(2戦目は)相手が大きかったので、この階級でやるならもうちょっとスタミナとパワーを身に付けていかないといけない。前半自分のペースでやれたが、後半相手に圧倒されたので後半にちゃんと攻められるようになりたい。個人的には内閣総理大臣杯で入賞するというのが、チーム全体としては新人戦が近いのでみんなが勝てるチームの空気を作っていって、勝ちにつながるような練習環境を作っていきたい。
TEXT=青池藤吾 PHOTO=木谷加奈子、小賀坂龍馬