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今季関東リーグ1部として第99回関東大学サッカーリーグ戦に4年目の出場を果たした東洋大男子サッカー部。昨年度インカレ優勝を果たし、大学サッカー界で最注目の的となる東洋大が新体制を発表。主将山之内を筆頭に5名で構成された新幹部には、今年も個性豊かで屈強なメンツが揃う。「チャレンジャーとして」をモットーに関東リーグ優勝をはじめ、「全ての大会で優勝」を目標に掲げるリーダーたちの大学サッカーへの思い、チームメイトへの思いを取材しました。
最終日は主将:山之内佑成(国4=JFAアカデミー)のインタビューをお届けします。ぜひご覧ください!
(取材日=4月4日、聞き手=森花菜)
◇山之内 佑成(国4=JFAアカデミー)
2024年7月に柏レイソル内定。現在は怪我で出場を控えているが、勝利へのこだわりは部内随一で、応援席からピッチで戦う選手らに熱いエールを送る。昨年のリーグ戦では複数得点を決める活躍を見せるなど、抜群のサッカーセンスとユーモアを兼ね備えた新キャプテン!
ーー昨年度を振り返って
昨年度は関東リーグ優勝と日本一という目標を掲げながらやってきましたが、前期は勝てない時期が続き、チーム的にも苦しい状況でした。後期になるにつれて、ひとりひとりがチームのために何が出来るか考える時間、成長できる時間があったからこそ、後期は結果として勝ち続けられた要因になったかなと思います。リーグ優勝できたのも、後期の考え方の違いで勝ち続けられたからだと思います。
ーー卒業生から学んだこと
プレーはもちろんですが、考え方のところが一番大きかったです。
ーー具体的には
チームが勝てない状況で、自分がどうプラスの役割を果たし、チームを同じ方向に向けるために、どういう発言をすればいいかという、チームへの向き合い方です。
ーー主将が決まった経緯
正直なところ、私たちの代はキャプテンがいないので、挑戦というか、自分がやりたいなと思い、(チームからの後押しと自身の志望があって)させてもらいました。
ーー自分が思い描く主将の理想像
チームの先頭に立って、同じ方向に向けるように発言やプレーで示していける存在だと思います。
ーー主将を決めるにあたって、目標や決意
昨年の結果を上回るために関東リーグ優勝という目標を成し遂げるために、覚悟を持ってチームを引っ張っていきたいです。
ーー現在のチームの雰囲気は
明日からリーグ開幕戦ということもあり、緊張している感じはありますが、悪くない緊張感、良い緊張感だと思います。
ーー自身の緊張は
僕は今怪我で出られない状況なので、緊張感はあまりないです。応援とかで周りを支えていきたいです。
ーーどんなチームを目指すか
一戦一戦をチーム全員で勝利に貪欲で、勝利に執着心があるようなチームにしていきたいです。
ーーチームでより伸ばしていきたいところ
個人個人がもっと要求し合える、厳しいことを言い合えるような環境にしていきたいです。
ーー同学年のキーマン
みんなだと思います。1人1人がチームのために流れを変えられる選手だと思っています。やってくれないといけない。
ーー後輩で期待している選手
新3年生の選手、特に同じポジションの西村龍留は、試合に出れてない状況での取り組みを見てきたので、活躍してほしいです。
ーーチームの目標
関東リーグ優勝、総理大臣杯優勝です。インカレ二連覇です。
ーーチームへのメッセージをお願いします。
目標達成するために、自分を信じてついてきてほしいです。
・趣味/温泉、散歩
・試合前のルーティン/朝に納豆を食べる(コメント:粘りが強くて、パワーをもらってます)
プレー中の山之内
カメラの前で個性的なポーズを披露
TEXT=森花菜 PHOTO=鈴木真央