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2025.05.14
サッカー

[サッカー] 新体制インタビュー3日目 山之内佑成

 今季関東リーグ1部として第99回関東大学サッカーリーグ戦に4年目の出場を果たした東洋大男子サッカー部。昨年度インカレ優勝を果たし、大学サッカー界で最注目の的となる東洋大が新体制を発表。主将山之内を筆頭に5名で構成された新幹部には、今年も個性豊かで屈強なメンツが揃う。「チャレンジャーとして」をモットーに関東リーグ優勝をはじめ、「全ての大会で優勝」を目標に掲げるリーダーたちの大学サッカーへの思い、チームメイトへの思いを取材しました。


最終日は主将:山之内佑成(国4=JFAアカデミー)のインタビューをお届けします。ぜひご覧ください!


(取材日=4月4日、聞き手=森花菜)


◇山之内 佑成(国4=JFAアカデミー)

2024年7月に柏レイソル内定。現在は怪我で出場を控えているが、勝利へのこだわりは部内随一で、応援席からピッチで戦う選手らに熱いエールを送る。昨年のリーグ戦では複数得点を決める活躍を見せるなど、抜群のサッカーセンスとユーモアを兼ね備えた新キャプテン!


ーー昨年度を振り返って

 昨年度は関東リーグ優勝と日本一という目標を掲げながらやってきましたが、前期は勝てない時期が続き、チーム的にも苦しい状況でした。後期になるにつれて、ひとりひとりがチームのために何が出来るか考える時間、成長できる時間があったからこそ、後期は結果として勝ち続けられた要因になったかなと思います。リーグ優勝できたのも、後期の考え方の違いで勝ち続けられたからだと思います。


ーー卒業生から学んだこと

プレーはもちろんですが、考え方のところが一番大きかったです。


ーー具体的には

チームが勝てない状況で、自分がどうプラスの役割を果たし、チームを同じ方向に向けるために、どういう発言をすればいいかという、チームへの向き合い方です。


ーー主将が決まった経緯

正直なところ、私たちの代はキャプテンがいないので、挑戦というか、自分がやりたいなと思い、(チームからの後押しと自身の志望があって)させてもらいました。


ーー自分が思い描く主将の理想像

チームの先頭に立って、同じ方向に向けるように発言やプレーで示していける存在だと思います。


ーー主将を決めるにあたって、目標や決意

昨年の結果を上回るために関東リーグ優勝という目標を成し遂げるために、覚悟を持ってチームを引っ張っていきたいです。


ーー現在のチームの雰囲気は

明日からリーグ開幕戦ということもあり、緊張している感じはありますが、悪くない緊張感、良い緊張感だと思います。


ーー自身の緊張は

僕は今怪我で出られない状況なので、緊張感はあまりないです。応援とかで周りを支えていきたいです。


ーーどんなチームを目指すか

一戦一戦をチーム全員で勝利に貪欲で、勝利に執着心があるようなチームにしていきたいです。


ーーチームでより伸ばしていきたいところ

個人個人がもっと要求し合える、厳しいことを言い合えるような環境にしていきたいです。


ーー同学年のキーマン

みんなだと思います。1人1人がチームのために流れを変えられる選手だと思っています。やってくれないといけない。


ーー後輩で期待している選手

新3年生の選手、特に同じポジションの西村龍留は、試合に出れてない状況での取り組みを見てきたので、活躍してほしいです。


ーーチームの目標

関東リーグ優勝、総理大臣杯優勝です。インカレ二連覇です。


ーーチームへのメッセージをお願いします。

目標達成するために、自分を信じてついてきてほしいです。


・趣味/温泉、散歩

・試合前のルーティン/朝に納豆を食べる(コメント:粘りが強くて、パワーをもらってます)

プレー中の山之内

カメラの前で個性的なポーズを披露


TEXT=森花菜 PHOTO=鈴木真央