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2015.10.20
アイススケート

[フィギュア部門]男女Aクラス奮闘!インカレに意気込む

第9回東日本学生選手権大会 兼 第88回日本学生氷上競技選手権大会選考競技会

10月17日(土)~18日(日)東大和スケートセンター



◆女子Cクラス

1位 榎下瑛怜菜(社4=日本橋女学館)

◆女子Cクラス団体

1位



◆女子Bクラス

10位 河口優希 (社1=横浜創英)

18位 小林納々(社1=山村国際)

27位 檜山智美(国2=東洋女子)

◆女子Bクラス団体

2位



◆男子Aクラス

7位 板井郁也(社3=武蔵野学院)

◆男子Aクラス団体

6位



◆女子Aクラス

9位 濱谷佐理(社1=富士見丘)

14位 中村未夏(社4=小松原女子)

18位 阿久澤恵深(社2=日本橋女学館)


◆女子Aクラス団体

6位


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ルーキー濱谷の躍動に期待がかかる


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着実に成長を見せている板井


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大学公式戦デビューを果たした河口


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榎下は4年生として貫録のCクラス優勝


1日目の女子Cクラスの榎下は、東日本インカレでは自身初となる優勝を飾り、女子Bクラスでは大学初の公式戦で河口が10位で入賞。2日目の男女Aクラスでは4名全員がインカレの切符を獲得した。


 緊張の素振りを見せつつリンクに上がったのは濱谷。そんな中、演技が始まると観客を引き込んでいく。ジャンプを成功させると会場からは大きな歓声が沸き起こり、濱谷自身にも笑顔が見られた。ミュージカル調の曲ともあって終始楽しげな印象で9位を飾る。しかし「自分としては良い手ごたえの演技だったが点数が伸びなかった」と、悔しさが残る結果に。一方で、濱谷の得意とするアクセルで加点が貰えるなど嬉しい結果も見られた。インカレでは「4年生の未夏ちゃん(中村)を気持ちよく引退させてあげたいので、団体戦としても気が抜けない。今大会で目立った回転不足を改善して臨みたい」と意気込む。また阿久澤は演技中に予定外の3連続のジャンプを組むなど臨機応変に対応し、18位に食い込む健闘。女子Aクラスは全員インカレ出場権を獲得した。

 男子Aクラスでは、「攻めの気持ち」でリンクにあがったという板井が7位入賞を果たした。ジャンプを次々と成功させ、会場を魅了した。「(良かったのは)一番初めに成功したトリプルルッツ。実は不安要素だったが、僕ならできると自信を持って滑った」と振り返る。春に比べてスケーティングの伸びや滑りが良くなり、難しいジャンプにも挑戦できたという板井。インカレでは「会場とひとつになって、空気を自分のものにできるような試合がしたい」と笑顔を見せた。


 女子Bクラスで成果を挙げたのは今大会が大学初の公式戦となった河口だ。情熱的な音楽に合わせ力強い演技で10位に入賞。インカレの枠の獲得に大きく貢献した。今大会の女子Cクラスで東インカレ初優勝を飾った榎下は、今年9月に5級バッチテストに合格。大学4年目で悲願の1つ上のBクラスでの出場資格を得た。「大学の試合で結果を出すことも大事だが、私にとっては5級が1番の壁だった。合格したことが1番うれしい」と満面の笑みで語った。インカレにはCクラスで挑む。


 前回の関東大会から成長が多く見られた今回の東日本インカレ。競技者レベルも上がってきているフィギュアスケート界だが、各自の課題を見直し最高の状態でインカレを迎えたい。


■コメント

・中村主将(社4=小松原女子)

(今日の調子は)普通です。良くもなく悪くもなくという感じ。ジャンプの調子はあまり良くはなかった。(見せ場だったところは)とにかくまとめようと思っていたので、まとめられて良かった。(練習の成果などは)緊張もあり、あまり良くはなかった。(結果について)春より出来は悪かったので、順位としては妥当だと思う。(インカレに向けて)最後なので、本番に合わせられるようにしていきたい。出来云々ではなく、気持ちよく引退できたらいいなと思う。


・榎下(社4=日本橋女学館)

(1位になって)今回の東インカレは4年間で初めての優勝だったので嬉しい。今までの中で1番スケートと向き合えていて、今回はジャンプの攻めからスピンやスパイラルを重視した。特にスパイラルは自分の見せ場なので、丁寧にやってレベルを上げられるように意識した。ジャンプ以外にも気を配って練習してきたのが結果にきちんと出たのかなと思う。今回は自分の中で攻めていこうという気持ちを持って、自分の今までやってきたことをベストで出し切れば結果もついてくると思った。(良かった点は)今回1番最初に跳んだダブルフリップは、試合で初めて降りることができたので大きかった。(インカレに向けて)ほぼベストに近い演技はできたが、それでもミスはあったので、そこを改善してさらに難易度の高い技を入れていけるように練習していきたい。


・板井(社3=武蔵野学院)

今日はとにかく攻める気持ちで、今シーズンやってきた練習をきっちり本番で出すということだけにとにかく集中した。(春よりも成長したところは)スケーティングの伸びや滑りは間違いなく良くなっているし、難しいジャンプにも挑戦できた。(ジャンプは)いいジャンプが跳べたと思う。ただ疲れが出たときにすぐ崩れてしまうので、練習不足かなと思う。(結果について)選手である以上もっと高い順位を狙いたいと思うが、結果は自分がやってきたことについてくるものなので、狙って取れるものではない。とにかく自分の演技をやることですね。(インカレに向けて)もう来年最後になるので、自分だけが満足して終わる演技じゃなくて、会場が一つになれるような、空気を僕のものにするというか(笑)そんな試合にしたいですね。


・阿久澤(社2=日本橋女学館)

パンクをしないことを一番に考えていたのでそれが達成できて良かったが、転ぶ場面が多かった。またスピンの取りこぼしも多かったのでこの2つをインカレまでに改善していきたい。(まわりの声援は)すごい力になって自分の力になって頑張れた。(途中の3連続ジャンプについて)本番でジャンプの失敗が続いてしまったので、演技中に急きょ3連続のジャンプを組み込んだ。(インカレの目標は)団体は3位以内を目指していて、個人では前回の関東大会も今回も練習不足と体力不足を感じたのでしっかりとやっていきたい。でも気持ちの面では春の頃よりも良い方向に変化できているのでこの気持ちのままインカレに臨みたい。


・濱谷(社1=富士見丘)

自分としては良い演技だったけれど点数が伸びなかったので、細かいところをもっと詰めていきたい。(今回の大会は)インカレに出場できる枠が18人までで、(東洋大の女子Aクラスの)3人全員で出場したかったので団体戦としてとても緊張感があった。前半の演技では加点も貰えたので満足のいく結果になった。出場曲は明るくミュージカルな曲調だったので後半で体力がきつくなってきても疲れを見せないような演技を心がけていた。でも後半にミスが目立ったので後半のスタミナを持続させられるようにしたい。春の関東大会ではジャンプを半分失敗してしまったけど今大会は全部回りきることができたし、パンクがなかったことは成長できたと思うけど回転不足が目立ったのでインカレまでに改善したい。


・河口(社1=横浜創英)

とにかく応援が盛り上がっていたお陰で演技を楽しむことができた。 (大学初の公式戦ということで)直前の緊張よりも、大会の1週間前くらいからずっと緊張していた。でも調子も上がってきていたことと、やるべきことはやってきたので失敗することは考えずに挑んだ。練習での実力は発揮することができたが、最後のジャンプはほとんど成功してきたのに失敗してしまったことが悔しい。時間も限られているので一回一回の練習に集中して結果を残せるように頑張りたい。


TEXT=玉置彩華 PHOTO=坂口こよみ