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第11日は荒木好摩(総1=関商工)。河川敷でラグビーをしている姿を偶然目にし、「やってみたい」と心を動かされたことが、競技人生の始まりだった。サッカーや野球といった“定番”スポーツにはあえて背を向け、未知の魅力を感じたラグビーにのめり込んだ。
現在は厳しいウェートトレーニングに励み、着実に体をつくり上げる日々。パスとキックを強みに、尊敬する生田旭(総2=国学院栃木)の背中を追いながら、ルーキーイヤーからメンバー入りを狙う。まだ見ぬ自分の限界を超えるため──。4年間の努力を誓ったその瞳の奥は、静かに燃えていた。(取材日=5月14日、聞き手=北川未藍)
4年間の目標に「努力」を掲げた荒木
ーーラグビーを始めたきっかけは
河川敷の下でラグビーをしているところを初めて見たときにやってみたいと思ったからです。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
サッカーとか野球は定番すぎて抵抗があったので、ラグビーに打ち込みました。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
1年生の時は花園に出られなかったのですが、3年生の時にベスト16までいけたのでよかったです。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
最後の静岡翔洋との試合です。
ーー東洋大に入学した決め手は
初めてここに来た時に設備がよくて、先輩たちの雰囲気も良かったので入りました。
ーー福永監督の印象
とてもやさしい方です。
ーー東洋大での練習はいかがですか
ウェートトレーニングがたくさんあって結構しんどいのですが、体が徐々に大きくなっていることを実感しています。
ーーご自身の強みやアピールポイント
パスとキックです。
ーー現在特に力を入れているポイント
ウェートトレーニングです。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
生田旭(総2=国学院栃木)さんです。(理由は)テンポやキックの精度が高く、とても尊敬できる先輩です。
ーールーキーイヤーでの目標
体重を増やして1年生からメンバーに入れるように頑張ります。
ーー4年間での目標
4年間努力し続けて大会で優勝できるように頑張ります。