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2026.03.29
陸上競技

[陸上競技] 令和7年度陸上競技部卒業特集 ~鉄紺に刻んだ4年間~ /短距離部門・成島陽紀、古屋世那

 東洋大学陸上競技部短距離部門を、この春卒業する4年生たち。鉄紺をまとった4年間で、一人ひとりが輝きを放った。

 主将の栁田大輝・副主将の小川大輝を筆頭に、チームをけん引し、確かな結果を残してきた。彼らの4年間の、歩みと思いをたどる。(聞き手=佐藤結芽、近藤結希/取材日=1月21、27日)





◼︎成島陽紀


ーー4年間を振り返って

 あっという間だったなという感覚です。勉強もしっかりできてなおかつ陸上競技にも取り組めるというところで東洋大学を選びました。

 4年間、本当にあっという間でしたね、関東インカレも日本インカレも、「4年間で1回は出れたらいいね」とお母さんと話してたんですけど、気づいたら4年間出てました。一回一回の大会も、同期の栁田が注目される分、自分はあまり注目はされないので、緊張せずにチャレンジャーという気持ちでずっと大会に臨めたかなと思います。


ーー1番印象に残っていることは

 1年生の時の佐野スプリントという大会で、高校3年生から大学1年生でベストを0.3秒更新して。その大会のベストのおかげで今の自分がいると思っています。

 アジア大会の代表にも選んでもらえて、日本インカレのリレーにも選ばれたりというところで、その大会のおかげで今があると思います。


ーーターニングポイントは

 2年生の時の関東インカレです。初めて個人で東洋大学の鉄紺を着ることができて。予選から調子が良くて準決勝で自己ベストを出して、栁田と同じ組で、柳田は少し抜いてはいたんですけど、自分の方が前にいてゴールできて、気持ちが高ぶりましたね。




ーー競技生活で大切にしてきたことは

 大学生である以上勉強もしっかりしなければいけないというところで。自分は介護福祉士という資格の国家試験があって、勉強との両立をしっかりとということで、1年生からずっと実習も行ってて1ヶ月くらい練習を離脱することがあったんですけど、調子を落とさずしっかりとできればいいなと思っていて。4年間ずっと東洋大学の鉄紺を着ることができたので文武両道はしっかりできたかなと思います。


ーー今後に向けて

 社会人としてしっかり働いて、競技も続けさせてもらえるということだったので、競技も仕事も頑張りたいと思います。


ーー同期へのメッセージ

 これが1番難しいですね(笑)やっぱり柳田小川がすごい注目されるんですけど、うちの同期はみんないろいろ個性があって全員が全員すごい強い代だったなと。一人ひとりがしっかり主役級の力を持っていたかなと思います。すごい楽しかったです。みんなが同期でよかったです。


ーー後輩へのエール

 難しいな(笑)東洋大学の雰囲気って上下関係があんまりなくてみんな友達みたいな感じなので。みんな自己ベストを出して頑張ってほしいです。


ーー色紙に込めた意味

 「善く生きる」って書いたんですけど、それは生きることについてどう考えるか、自分がどう生きていくのかという意味が込められています。自分は介護福祉士をとって、人のためにやりたいと思っていたので…。

 人のために生きたいと思って善く生きるにしました。





◼︎古屋世那

ーー色紙の言葉について

 自分自身、一年生の時に肉離れをして、そこからリハビリなどで走れない、試合に出られない時期が続いていたんですけど、そこから基礎的なところを積み上げていって、最終的には表彰台に乗るとか入賞とかそういう結果は残せていないんですけど、インカレなど大きな舞台に出場できるところまでいけたという意味を込めてこの言葉にしました。


ーー1番印象に残っていること

 2024年の関東インカレに出場したことです。1、2年が思うような結果が出なくて、関東インカレや日本インカレにも出場できずにいて。3年生の時にシーズン初めでインカレの標準を切って、自分自身初めて大きな大会に出られたので、3年生の時の関東インカレが1番記憶に残っているかなと思います。


ーーターニングポイントは

 3年のインカレが終わってからです。インカレでアキレス腱を痛めて、2ヶ月くらい試合に出ずにリハビリをしていて。7月に記録会で自己ベストを大幅に更新して、そこで9月にあった日本インカレの標準を切って、他の大きな大会の標準記録もその一本で突破できました。そこで記録を出したことによって国体の代表に選んでもらったりもしたので、ターニングポイントは3年生の時の夏の記録会だと思います。


ーー大切にしてきたこと

 すごい選手がいっぱいいるので、ちょっとでもその先輩たちに…。自分で言ったら幅跳びの津波さんとか、すごい選手の動きを直で見ることができるので、しっかり吸収して自分の走りだったり、跳躍に出すということを意識してきました。




ーー東洋大で過ごした4年間を振り返って

 自分自身、高校時代に大きな記録を残してここにきたとかでもなくて、正直ここに入ってくるまでには不安の方が大きかったです。その中で、一年生の5月にすぐけがをして、仲間とか同期だったり先輩に置いて行かれる感じがあって、そこがすごく自分の中で心が折れたところでもあるんですけど、そんな中で同期とか先輩の活躍を直で見てきたので、そういった選手たちに少しでも追いつけるように頑張ろうってやってきて。最終的に全国で入賞とか、表彰台っていう結果は残せてはいないですが、大学生の大きい大会に出場できたということであったり、地元を代表して国体に出場することができました。辛い時期もありましたけど、最終的には胸を張って、楽しかったなって、良かったなって言って終われるような4年間だったなと思います。


ーー成長した部分は

 やっぱりメンタルは成長したかなと思います。最初にけがをしてもうダメかなって思ったけど、コーチ陣や監督、先輩・同期のアドバイスを聞いてなんとかやってこれたので、メンタルは成長したと思います。


ーー卒業後に向けて

 人生の中でもすごい濃かった4年間だったので、メンタルの部分とかチームワークとか、人を思いやる気持ちは今後の人生に活かしていきたいなと思います。


ーー同期へ向けて

 同期はまだ競技を続ける選手が多いので、もちろん頑張ってほしいというのがまずはあって。あとは本当に世界の舞台でこれからもどんどん活躍していってくれたら嬉しいなって思うので、これからも応援してます。


ーー後輩にエール

 3年生はもう3年間やってきて、絆も深まっていると思うし、他の後輩たちもすごい選手ばかりで。ここで練習してきたことというのは、無駄なことは一つもないと思うので、自分の競技に活かして、これからもいい結果、いい報告を待ってます。応援しています。



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