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2026.05.07
硬式野球

[硬式野球] 山田3安打で奮闘!5回一挙3得点で同点も 青学大に1点差で惜敗/青学大1回戦

[硬式野球]東都大学野球 春季1部リーグ戦・青学大1回戦

5月5日(火)明治神宮野球場

青学大4ー3東洋大●


青学大
東洋大


馬庭、伊東、和久井、小澤、大坪、谷ー高山

敗戦投手:和久井

二塁打:大城戸(5回裏)

三塁打:山田(8回裏)


・打者成績 ※先発のみ表示

打順
守備
名前
打数安打得点打点
髙中一樹(総3=聖光学院)
金丸健司(営4=上尾)


山内教輔(総3=東海大相模)
冨安海来(営4=履正社)

山田隼(総4=木更津総合)

中村瑠斗(営4=拓大紅陵)


前髙翔太(営4=熊本工業)


高山亮太(総3=三重)

大城戸陸琥(総3=九州学院)


・投手成績 ※先発のみ表示

勝敗名前回数球数被安打四死球三振失点自責点

馬庭優太(総2=大社)31/349



 東洋大は今秋ドラフト候補・鈴木をあと一歩攻略できず、接戦を落とした。


先発した馬庭

 先発の左腕・馬庭(総2=大社)は、立正大1回戦で神宮初勝利を挙げて以降、これが3度目の先発マウンド。初回、先頭打者を空振り三振に仕留めるも、序盤から走者を背負う苦しい投球が続いた。2回に先制を許すと、3回には3番打者に右翼・山内の頭上を軽々と越える2ラン本塁打を被弾。4回4安打2四球3失点と不安定な立ち上がりを克服できず降板した。


好投した伊東

 2番手・伊東(営2=愛工大名電)は力を振り絞った。後続を打ち取り相手にチャンスを作らせなかった。2者連続三振を見せるなど3回わずか1安打と、3奪三振無失点で好投した。


安打で出塁した高山 


 5回、扇の要・高山(総3=三重)が打線に火を付けた。無死から左前打で出塁すると、続く大城戸(総3=九州学院)も三塁線を破る二塁打を放ち好機を拡大。髙中(総3=聖光学院)の野選で1点を返し、さらに山内(総3=東海大相模)の適時打、4番・冨安(営4=履正社)の二ゴロの間に走者が生還。この回一挙3得点を挙げ、試合を振り出しに戻した。


雄叫びをあげる髙中

打点を挙げた冨安 


 6回一死、飯塚(営3=常総学院)が三塁打を許した直後に暴投。痛恨の勝ち越し点を献上し、そのまま3ー4で競り負けた。

 

 それでも打線には明るい材料があった。5番で起用された山田(総4=木更津総合)が4打数3安打と躍動。8回には右越え三塁打を放つなど、存在感を示した。「バットを短く持ってコンパクトに振ることをチームで徹底してきた」。王者・青学大対策を徹底し、「とにかく『つなぐ、つなぐ』という意識で打席に入った」と振り返る。「負けられない試合が続くので、まずはチームが勝てるように貢献したい」と前を向いた。


三塁打を放った山田


 試合後、指揮官は「気持ちですよ、もうここまで来たら」と選手たちの精神面に期待を寄せた。

「勝負事は楽しいはず。ガチガチになってやるのは面白くない」。「楽しんでやれ」。その言葉通り、一人一人が持てる力をのびのびと発揮できれば、王者・青学大の壁を突破できるはずだ。決戦の明日にすべてを懸ける。


◼︎コメント

◇井上大監督

ーー(青学大を)追い詰めましたね。

そうですね。頑張ったのは頑張りましたね。まあでも、もしかしたら勝ててたかもしれないですけどね。でも勝負は明日です。


ーーあと一歩っていうところは、どういうところが?

もうここまで来たら気持ちでしかないと思いますよ。はい。ちびちびやってるようじゃ結果が出ないので。


ーー鈴木投手に対してスイングを早めからかけられていましたけど

それでも僕が見てる限りではまだ割り切れてないですよね。鈴木くんなんかもう簡単なピッチャーじゃないですか。まっすぐ速い、ね。そのまっすぐ打っていきゃいいと思うし。最初見逃してたでしょ結構。


ーー満塁のところも、追い込まれてたんだけど、本当ストレートしかないっていう感じを

そうですよね。『割り切ってやれ』って言ってたんですけどね。 『僕はもう覚悟もしたし腹も決まったから、あとはお前たちがどうやるかだよ』っていうことを言ってあげたんですよ。思い切ってやれと、割り切ってやれと。でも今日は、まあちょっと途中から頑張り出しましたね、はい。勝負は明日です。


ーー馬庭くんは前回から投球が、途中からは良くなりましたね

いや、良くはなってないですね。


ーー交代のタイミングも早めでしたが

初回見てる限りでは前よりはいいなとは思ったんですけど、やっぱりボールが抜けちゃいますよね。結局、あのホームランだって抜けたボール打たれてますから。まあちょっとダメでしたね。ダメっちゃダメですよ。あの、状態は良くないと思います、馬庭の。


ーーその後のピッチャーはよく粘りましたね。

よく粘りましたね、伊東とかね。今日は、いろんなピッチャー使おうと思ってたんで、予定通りは予定通りです。あわよくば勝てたらいいかなっていうぐらいで僕はやってたんですけどね、学生たちはどんな感じだったかわかんないですけど。楽しんでやれって言ってるんですけどね、プレッシャーに負けてるようじゃダメだと。


ーーそれがずっと井上さんが言っている「勝負は明日」なわけですね。

そうです、はい。勝負事は楽しいはずなんですよ。ガチガチになってやる勝負事なんか面白くないと思うんですけど。


ーーこれまであまりヒットが出ていなかった山田選手ですが、本日大活躍でしたが

そうですね、山田は良かったんですね。


ーー途中で何かスイッチを入れるようなことはあったんですか?

ないです、ないです。何もないですよ。僕は何も言ってないです。もう、ちょっと今腰を痛めちゃったんで、大人しく。


ーー大坪くんのあの位置というのは、中継ぎというプランでしょうか。

うーん、まあ、僕の中でいろいろあるんで、別に大坪は先発じゃなきゃいけないっていうことはないと思うんですよ。ちょっと若いやつらに頑張ってもらって、あとの尻拭いを上で(年上が)やると。


ーー大城戸くんがいい働きをしてますね。

一打席目、二打席目はダメでしたけどね。今日はちょっと途中から頑張り出しましたね。明日に繋がると思います。


ーー明日は何かを変えるというよりはやっぱり気持ちでしょうか。

いや、気持ちですよ、もうここまで来たら。そんな急にキュンと上がるわけではないので。打てないやつだって気持ちで打てるようになりますよ。


◇山田隼

ーー3安打の活躍でしたが、今日の試合を振り返っていかがですか?

ピッチャーが良かったんで、とにかく『つなぐ、つなぐ』っていう意識で打席に入ってました。


ーー青学戦に向けて取り組んできたことを教えてください。

まっすぐが速いピッチャーが多いので、まっすぐに振り負けないように、速い球で練習してきました。


ーーこれまでの試合を踏まえて、特に修正してきた点など教えてください。

チーム全体でなんですけど、速いピッチャーが多いんで、バットを短く持ってコンパクトに振ることをチームで徹底してきました。


ーー打席内でのアプローチ、狙い球など意識していたことはありますか?

まっすぐに合わせて、変化球を対応っていうのを練習でやってきたことを意識してました。


ーー明日に向けて意気込みをお願いします。

負けられない試合が続くので、まずはチームが勝てるように貢献したいです。


TEXT=福田和奏、PHOTO=髙梨美遼、佐藤結芽