Article
記事
2015.11.29
硬式野球
[硬式野球]来季新体制発表 新主将・笹川で5年ぶり1部Vへ船出
11月29日(日)
平成28年度東洋大学硬式野球部 新幹部
主将:笹川晃平(営3=浦和学院)
副将:阿部健太郎(営3=帝京)
主務:瀧澤巧(法3=桐生一)
学生コーチ:明石飛真(法3=浦和学院)
来季の主将を務める笹川
副将を務める阿部健もチームを引っ張る
7季ぶりに1部リーグで開幕を迎える平成28年度東都大学野球リーグ戦に向けて、新体制が発表された。1年次から打線の中核を担ってきた笹川が主将を務める。
復帰即優勝で王者復活へ。来季の幹部が発表された。例年通り卒業する4年生全員の意見を聞いたうえで、高橋監督は笹川を主将に指名した。
「(21U)JAPANも経験し、プレーでチームを引っ張れる選手。元々プロに入りたいと思って入学してきた。彼の技術や練習量がプロ入りに値するようになったとき、おのずとチームも良くなると思う」。
久々に神宮で迎える就任45年目のシーズンの命運は、下級生のときから大きな期待を寄せてきた主砲に託した。
人生初となる主将を務める笹川も「原さんのように結果で引っ張る主将になりたい」と意欲十分。これには旧主将の原(営4=東洋大姫路)も「環境は人を変える。甘えることなく1年間やってほしい」と実体験にもとづきエールを送った。
「内外野から引っ張ってほしい」と副将には阿部健を選出。「先頭打者として打線に火をつけたい」と意気込んだ。
新チームは、1部復帰決定翌日から始動している。苦難の末つかんだ神宮の舞台で、来春再び『TOYO』の胸文字が躍る。
TEXT=浜浦日向 PHOTO=伊藤梨妃、千野翔汰郎