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2026.06.19
ラグビー

[ラグビー]昨秋の借りは秋に持ち越し、日本一へ再出発/第15回関東大学春季交流大会Aグループ最終節・東海大戦

第15回関東大学春季交流大会Aグループ最終節・東海大戦

東洋大学川越ラグビーグラウンド

●東洋大 7{7ー12、0ー15} 27 東海大


番号Pos.名前
PR山下源也(総3=熊本工)
HO岩崎ヴィージェ―純(総2=目黒学院)
PR岡田恭和(スポ3=脇町)
LOアルメイダ聖(総2=日本航空石川)

シオネ・テネフフ(総2=目黒学院)
FLナモア・ファタフェヒ(総4=桐生第一)

金井悠隼(スポ4=東海大相模)
NO8ロケティ・ブルースネオル(総1=目黒学院)
SH黒岩稜(総1=大分東明)
10SO永吉天馬(総1=クライストチャーチボーイズ)
11WTB中山二千翔(総3=日本航空石川)
12CTBラトゥ・カヴェインガフォラウ(総1=目黒学院)
13
浅尾至音(スポ4=城東)
14WTB井戸川ラトレル(総2=國學院栃木)
15FB池渕紅志郎(総3=城東)
16Re.白幡塁斗(総2=札幌山の手)
17
小峰佳士(スポ3=目黒学院)
18
フープススティーブン武蔵(総4=開志国際)
19
フォラウ隼人(総1=流経大柏)
20
吉村由(総2=St.Peter's)
21
井颯太郎(総1=城東)
22
山岡洋祐(済1=浮羽究真館)
23
上村嵐(済1=浮羽究真館)
24
大槻神戸(総2=Auckland grammar)
25
吉川慎之助(済1=日向)
26
中村理応(スポ1=目黒学院)



昨秋の雪辱を果たすことはかなわなかった。

14日、ホームの東洋大学川越ラグビーグラウンドで第15回関東大学春季交流大会最終節・東洋大学vs.東海大学の試合が行われた。先制したのは東洋大。先にリードを奪い、主導権を握りたいところだったが、その後は得点を重ねることができずに最終スコアは7一27。白星をつかんだのは東海大だった。

両校が公式戦で対戦するのは昨秋の関東大学リーグ戦以来約半年ぶりで東洋大にとっては同大会で唯一敗れた因縁の相手。CTB (センター)浅尾至音主将(4年)も「勝つしかない 」と語っており、強い気持ちで試合を迎えた。

薄曇りの空の下、東海大学のキックオフで試合は始まった。

先にスコアを動かしたのは東洋大。24分、SH(スクラムハーフ)黒岩稜(1年)からCTB(センター)浅尾至音(4年)へボールが渡り、そのまま相手のディフェンスラインから抜け出す。浅尾は相手タックルに捕まる寸前でNO8(ナンバーエイト)ロケティ・ブルースネオル(1年)にパス。そしてロケティはそのままインゴール中央にグラウンディング。その後のコンバージョンキックをFB(フルバック)池渕紅志郎(3年)が正確に沈め、スコアは7ー0に。


先制トライを挙げたロケティ


このまま弾みをつけたい東洋大だが、それを許さないのが東海大。33分、自陣深くでの相手ボールラインアウトを献上し、モールで少しずつトライラインへ押し込まれていく。その後、東海大は左にパスを展開してタッチライン際を走るWTB(ウイング)山口廉太(2年)へとパスが繋がり、WTB井戸川ラトレル(2年)がタックルに入るもトライを許した。


38分、東洋大ボールのラインアウトで試合が再開されるも、LO(ロック)アルメイダ聖(2年)の手からボールがこぼれ落ちてパスがつながらず、相手にチャンスを与えてしまう。SO(スタンドオフ)萩原俊輔(4年)にボールを奪取され、そこから東海大は右に大きく展開し、WTB説田万次郎(2年)にインゴールを明け渡した。その後のゴールも決め、スコアボードには7-12が刻まれ、東海大優勢のまま試合を折り返す。


後半に入ってから東洋大は敵陣でなかなかプレーをさせてもらえない時間が続いた。


14分、自陣での相手ボールのスクラムから東海大は、左にテンポよくパスを展開していくも、東洋大の粘り強いディフェンスで大きく前に進ませない。だが、それも徐々に東海大のワイドなパスワークに翻弄され、東洋大のディフェンスにギャップが生まれた。それを見逃さず、抜け出したWTB山口(2年)に再びトライを奪われた。


空中戦でボールを争う選手


ここで敵陣深くでマイボールラインアウトを獲得し、東洋大に絶好のチャンスが訪れる。東洋大の武器であるラインアウトモールから右にパスを展開し、相手ディフェンスのギャップをうかがっていく。そして途中で試合が止められ、マイボールスクラムを獲得。ここで何としても流れを手繰り寄せたいところだが、コラプシングをとられ、トライには至らなかった。


さらには、30分にセットプレーを起点にラインアウトモールでの失点を許し、38分にはトライラインに迫る東海大との攻防中にSO永吉天馬(1年)に故意の反則としてシンビン(一時退出)を受ける。試合終了まで東洋大は数的不利を背負って戦うことに。その後の5mライン付近での相手ボールラインアウトからのモールでウェスリー・トンガ(4年) にボールを沈められた。

最終スコアは7-27。東洋大は春季交流戦を黒星で締めくくることとなった。


試合後、観客に向けて整列する選手たち


試合後、バイスキャプテンのFL(フランカー)ナモア・ファタフェヒ(4年)は「全体として準備が全然足りなかったと思います。やっぱり細かいところとか、FWでいうとラインアウトが全然ダメだったり、ミスが多かった。」と敗因を振り返る。一方で春シーズン全体を100点満点中「10点ぐらい」と厳しく振り返りつつも、「自分たちのミスで悪い展開が続いたので、本当にそこだけを直せばコリジョンとかでも勝っているので、自信はあります。」と回答し、秋での巻き返しを見据えていた。


秋に向けてチームの課題が浮き彫りになった春シーズン。NavyWarriors の日本一への大航海はまだ始まったばかりだ。






《選手コメント》

◇ナモア・ファタフェヒ

ーー試合を振り返って

全体として準備が全然足りなかったと思います。やっぱり細かいところとか、FWでいうとラインアウトが全然ダメだったり、ミスが多かった。準備が足りなかったですね。


ーー前半は先制点も挙げ、過去の試合と比べると良い流れだった

コリジョンの部分は自分たちが勝っていたので、それは自信になりましたね。


ーー逆に後半、特に終盤は敵陣でプレーする時間が減り、苦しい流れに

後半、やっぱり疲れてきた時のプレーが雑になったり、それが自分たちを苦しめた結果になったと思います。


ーー筑波大戦からこの1週間でチームとして取り組んだことは

チームとしてはとにかくアタックのところ。アタックでどんどん前に進むという準備をしたんですけど、ミスが目立って、その準備が出せなかったですね。


ーー春シーズン全体振り返って、秋のリーグ戦や大学選手権で目指す理想のチームを100点満点とした時に、今のチームの状態はどのくらいか

10点ぐらいです。でも自分たちのミスで悪い展開が続いたので、本当にそこだけを直せば。コリジョンとかでも勝ってるので、自信はあります。


ーーその差を埋めるために、秋に向けて最優先に取り組む課題は

体力面とか、あとはコリジョンは勝ってるんですけど、まだまだ。日本一を目指すためにはまだもっとコリジョンも必要になってくると思うので、しっかりコリジョンの部分と体力面と、あとはチームの一体感を上げていきたいです。


TEXT=土田夏帆、PHOTO=土田夏帆、市澤結衣