記事
春季リーグ戦振り返りインタビュー5人目は、入れ替え戦第2回戦で勝ち投手となり、チームの1部残留に貢献した南恒誠(総3=大阪桐蔭)投手。ピンチでも動じない投球で春を戦い抜いた右腕は、さらなる飛躍へ「長いイニング任せてもらえるように」と意欲をのぞかせる。春を振り返るとともに、秋への決意を聞いた。(取材日=6月30日、聞き手=福田和奏)

ーー改めて入れ替え戦が終わってから数日経ちましたが、今改めて湧き上がってくる思いとかありますか?
1部で優勝したいって気持ちがあるので、もう一度1部リーグで野球できるのはすごく嬉しいなと思います。
ーー1部残留が決まった瞬間というのは、1番に思ったことは何ですか?
少し安心したというか、2部と1部では全然違うと思っているので、安心はしました。
ーー残留が決まってから、チームのみんなとはどんな話をされましたか?
入れ替え戦は3年生の野手とかが、2年生も頑張ってくれたんで、出てくれた人には「ありがとう」だったりとか、もう一回「頑張ろう」っていう風な話をしました。

ーー入れ替え戦の2回戦では、南投手は勝ち投手の権利を持っていたと思うんですけど、マウンド上とかで特に意識していたこととかありましたか?
とりあえずもう負けられない試合だったんで、とりあえず0で繋げて攻撃にっていう風なことしか考えてなかったんで、たまたま僕が投げた時に逆転して勝ってくれたんで、勝ち投手っていうよりかは0で抑えられたことの方が嬉しく思ってます。
ーーリーグ戦では、結構ピンチを楽しんでる様子というのが印象的だったんですけど、その辺いかがですか?
もうピンチになると視野が狭まるので、相手の応援聞くようにはしてます。
ーー春の個人成績をどう受け止めてますか?
まだまだ登板イニングが少ないって自分では思っているので、もっと秋以降、長いイニング任せてもらえるように頑張りたいなと思います。

ーーこのリーグ戦を通して、ご自身が成長したなと感じられる部分はありましたか?
ピンチを作る場面も多々あったんで、そこでしっかり粘って0に抑えたりとか、最少失点に抑えられたってことは、自分の中でも大きな収穫だなっていう風には思ってます。
ーーチームとして、今季優勝に足りなかったと感じる部分とかありますか?
粘り強さだったりとか、そういう守りきれないところが多くあって、勝ってる場面も最終的には追いつかれて逆転されるって場面が多かったんで、ピッチャー陣の課題が大きいなっていう風に思ったんで、秋に向けて頑張りたいなと思います。
ーー今季の試合で1番に印象に残っている試合と、その理由を教えてください。
中央戦の2戦目。長いイニング任された、長いイニングリリーフで投げた試合があったんですけど、あの試合はすごく良いイメージで投げれて、最終的にサヨナラ勝ちで勝ったんで、良かったかなって思います。

ーー優勝した國學院大学との差というのは、どの辺に感じましたか?
もう大きな差はないと思ってるんで、試合への経過の持ち込み方とか、そういうところで1つ2つ遅れがあるのかなっていう風に思うので、実力的な差はそんなに大きくないと思うんで。全然僕たちも優勝できる可能性はあると思ってますし、これからもっと頑張っていきたいなって思ってます。
ーー入れ替え戦にはどんな覚悟を持って挑みましたか?
さっきも言ったんですけど、1部と2部では全然もうものが違うので、1部に残るっていうことと、2部に落ちてから上がってくる難しさ、そっちの方がやっぱり高いと思ってたんで。僕たちは1部でやってきたっていう気持ちを持って、2部のチームに負けないっていうプライドというか、そういうのを持って入れ替え戦にいきました。
ーー入れ替え戦の最終戦というのは、今までのリーグ戦と比べるとすごく雰囲気が良かったように感じたんですけど、何が変わったとかありますか?
勝っても負けても春のリーグの最後の試合だってっていうのと、あんまりリードして試合が進むことがあまりなかった中で、リードを守りきれたっていうのはやっぱりチームにも勢いを与えてくれたと思いますし、みんな死に物狂いでできたのかなっていう風には思います。

ーー個人として今季見つけた課題と、それを踏まえて夏と秋リーグに向けて取り組んでいきたいことって何ですか?
僕の中では四死球が多いっていうのが1番課題っていうか。短いイニングで任されてる中で四死球出してると失点に繋がってしまうので、そこは今回は多く抑えれたから良かったですけど、秋以降がそう上手くいくとは思わないんで。その四死球っていうのを無くせるようにコントロールと、ストライクで勝負できる球の質っていうのは、この秋もっと求められていくと思うんで、この夏そこをテーマにやっていきたいなって思ってます。
ーー南さん自身は、先発かリリーフかどっちか何か希望とかあるんですか?
僕自身は先発したいんで、井上さんにもそのことは伝えさせてもらってますし、でもやっぱりリーグ戦やっていく中で任されたところはしっかりやろうっていう風には思ってるんで、任せてもらえるように頑張りたいなと思ってます。
ーー先発やりたい理由はありますか?
長くマウンドに立ってたいっていうか、正直1番投げたいっていう気持ちがあるので、短いイニングより先発の方が長いイニング任されるので、先発したいなという風に思ってます。
ーー秋の優勝に向けて必要なことは何だと思いますか?
全員が、あの入替戦の試合のように捨て身の覚悟で泥臭くやっていくことが1番大事なんじゃないかなっていう風に思うので、「いけるやろ」とかそういう気持ちは捨てて、「負けたら終わり」くらいの気持ちで一戦一戦戦っていければ、全然東洋にも優勝あると思うんで、そこを目指して頑張りたいです。

◇プロフィール◇
南恒誠(みなみこうせい)
生年月日/2005・10・5
身長・体重/186cm・88kg
最高球速/148km/h
夏のオフシーズンにやりたいこと/もう一回身体作りをしたいと思ってて、夏はやっぱり体力を使うので。食事だったりとかそういうのがしんどくなると思うんですけど、そこを怠らずもう一回身体作りっていうか、いつ先発を任されてもいいように、体力作りを頑張っていきたいなと思ってます。
PHOTO=スポトウ硬式野球班

