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ヤクルト新入団選手発表会
12月11日(金) ヤクルトホール
衣笠剛球団社長㊧、真中満監督と握手を交わす原
代表質問では「連覇の力になりたい」と力強く宣言した
6人中4人が高校生の新入団選手の中では、大人びた印象を与えた(前列左端)
期待を寄せるファンを背にガッツポーズをみせた
東京ヤクルトスワローズが2015年新入団選手発表を行った。同球団から1位指名を受けた原(営4=東洋大姫路)は、詰めかけたファンおよそ500人に背番号16のユニフォーム姿を初披露した。
以下、原の会見内容全文
――ユニフォームを着た今の心境は
今日という日をずっと前から楽しみにしていた。このヤクルトスワローズのユニフォームに袖を通すことが楽しみだったので、今は本当にうれしく思います。
――自分のセールスポイントは
多彩な変化球を制球力良く投げ込むことが、自分の一番のアピールポイントです。
――目標とする選手は
同じ東都リーグからヤクルトスワローズに入団した石川(=雅規)投手です。自分も石川さんのように、長く活躍したい。縁があってこのヤクルトスワローズに入団させていただいたので、長きに渡ってその恩を返していきたいと思っています。
――2016年の目標は
(スワローズの)連覇のために、少しでも力になりたいと思います。
――5年後の自分はどんな姿を描きますか
ローテーションを1年間守り続け、10勝以上を挙げます。
■コメント
・原(営4=東洋大姫路)
昔からテレビでよく見ていた光景。プロのユニフォームを着ることは、改めてすごいことだと思うのでうれしく思う。仲間と話しながら、16なんていい番号をもらえるとは思っていなかった。16番を背負うのは初めてだけど、かっこいい番号だなと思う。今までつけてこなかった番号なので、新鮮な気持ちです。ロングパンツなんて履くのは初めてなので、最初はどうしたらいいのかわからなかった。大きめに採寸されたので、春までにもっと大きくならなきゃなと思います。
真中監督と話したのは今日が初めて。もう少し恐い人かと思っていたけど、とても優しくて話しかけやすい方です。目標とする石川投手には、施設見学のときにお会いした。クラブハウスの前でどう入ればいいか迷っていたら気さくに話しかけていただいた。野球がうまい人は人間性も素晴らしいんだなと思いました。プロ野球のシーズンは長い。その中で長くプレーしているのはしっかりとしたトレーニングがあってこそだと思うので、そうしたノウハウを一から学びたいです。
同期には誰にも負けたくない。負けず嫌いなので。高山(阪神1位指名)を外して自分は1位指名されたので、必ず高山以上の成績を残して、原で良かったと思われるようにしたい。1、2年目が自分の場合は勝負だと思っているので、新人王もやるからにはねらっていきたい。
TEXT=浜浦日向 PHOTO=伊藤梨妃